ラグビー部リレー日記

 We make circumstances.

投稿日時:2019/10/14(月) 21:04

一年生DLながら率先して部の仕事に取り組んでくれる素晴らしい佐川くんからバトンを受け取りました、四年スタッフの大平です。リレー日記の締め切りが迫り文章を考えなくてはいけないのですが、スコットランド戦の勝利にいまだに興奮しすぎて文章が上手く浮かびません。以下、駄文をお許しください。

本大会では日本代表の活躍が目覚ましい。
初陣のロシア戦の勝利に始まり、アイルランド戦のジャイアントキリング、サモア戦の終了間際のトライ、そして四年越しの雪辱を果たしたスコットランド戦と、まるで映画のシナリオのようなドラマチックな展開に日本中が魅了されている。

数々の感動的なシーンが思い浮かぶが、中でも個人的に印象に残っているのがアイルランド戦を終えた田村選手の言葉だ。
「誰も勝つと思ってないし、誰も接戦になるとも思ってないし、僕らがこんなに犠牲にしてきたかもわからないし、信じているのは僕たちだけっていうメッセージがあって。その通りになったと思います」

試合中、観客は勝利を信じて祈る。
しかしそれ以上に、選手は自分たちの軌跡を信じているのだ。

最近個人的な経験から、人生は信じ、祈ることの連続だと感じることが多かった。
人生の決定的瞬間において、自力で結果を決定できる瞬間はそれはど多くないのかもしれない。

しかし田村選手の言葉を聞いて考えたことは、常に自分を信じ続けられることがどれほど幸せかということである。
そしてそれは、相応の犠牲を払い努力を積み重ねた人にのみ許される特権であるのだろう。

Circumstances – what are circumstances?
 I make circumstances.

ナポレオンが残したとされる名言だ。
信じる対象が神であれ何であれ、彼の辞書に他力本願という言葉はなかっただろう。
残りの4戦、定期戦、そして来たる人生において、自分を信じる続けられるように日々を過ごしたい。

次は最近リハビリを頑張っている野田くんにバトンを回します。

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