ラグビー部リレー日記

僕とラグビー

投稿日時:2011/06/09(木) 15:50

今回のリレー日記を担当することになりました、2年生の谷岡達郎です。同じ達郎を下の名に持つ佐藤先輩からバトンを受けました。西洋言語ではタツロウの「tsu」という音は固有のものではありませんが、「tsunami」が国際語であるため海外でも僕の名は比較的正しく呼ばれました。他にも ‘sushi, samurai, hara-kiri, kimono, bushido, ninja, geisha’など英語の辞書に載っている日本語は意外と多いものです。
 
一方、イギリス発祥のラグビーに関する国際語はほぼすべて英語であるといっても過言ではありません。僕が初めてラグビーに触れたのは小学3年生の時、父の仕事でイギリスに5年間滞在していた時です。現地校の体育の授業で初めて楕円球に触りました。僕は何も分からないまま、タックルの練習をさせられましたがたまたまある日僕が追っかけて倒した相手が、学年代表のスクラムハーフでした。教師の目にとまった僕は、次の試合にいきなりウィングで試合に出ることになりました。後日、恩師の先生は僕にこう言いました「ラグビーは何歳になっても、いつどこの国に行っても必ず続けることだ。どこの辺境にいこうが、頭のおかしい仲間が必ずおり、彼らといればなんとか生活できる。」言葉はラグビーをするための壁にはなりません。なぜなら、ほんの少し英語ができてルールが分かれば良いからです。「ノックオン」は日本だろうが、タイだろうが、パプアニューギニアであろうが「ノックオン」で通じます。
 
そしてラグビーの面白いところはそのチーム、その国それぞれの文化が色濃くあらわれることです。東大の文化、タイのセブンス的ランニングラグビーの文化などそれぞれ違いがあってとても興味深いしこういう考え方もあるのかと驚かされます。けれども深いところでは言葉ではうまく言い表すことのできない共通した何かがあり、それがまたラグビーをより特別なスポーツにしている理由ではないかと思います。僕はこれからもそういったラグビーの素晴らしさを脳の片隅にいつも置いて、続けていこうと思います。
 
次回のリレー日記は同じ二年の磯崎君にお願いします。
 
谷岡達郎

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