ラグビー部リレー日記

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Roots

 written by 岡本 侑樹 投稿日時:2019/04/19(金) 23:12

  激しいヒットでコンタクト練習を盛り上げる吉村さんからバトンを受け取りました2年の岡本です。



 



 



  3月末に始まった新歓もようやく一区切りがつき、気持ちを新たに頑張ろうという思いとともについ1年前には新歓をされる側だった自身が新歓をする側に気がついたら回っていたという事実に時の流れの早さを感じています。



 



 



  ところで新歓をしている際に必ずと言って良い程話題となるのは出身地や出身校のことですが、茨城出身である私の場合は同じ学校どころか同じ県の出身者さえ探し出すのに苦労してしまいます。



 



  皆さんは茨城と聞いてどのような印象を持つでしょうか。例えば県の魅力度が6年連続で最下位であるとか、人口が少ない割に治安が悪い、水戸は日本三大◯◯の産地(私の意見ではありません。)であるなどと悪い内容の答えがほとんど、あるいはそもそも茨城を知らないという答えが返ってくるかと思います。



 



  正直に言うと私も茨城で過ごしていた頃は早く東京に出たいと思っていたし入学したばかりの頃は出身地が茨城ということに対して劣等感を感じていました。



 



  しかし大学生になってから地元を離れたところでかつて地元で共にラグビーをした仲間と会うと必ずしもいい思い出ばかりではなかった地元での青春時代の思い出がとてもかけがえのないものに感じられ、そうした仲間と一緒に過ごした地元をとても愛おしく感じるようになりました。



 



  私の場合は地元やそこで過ごした仲間とは今では離れてしまい、戻る機会や会う機会は限られてしまいましたがその二者は私が一生大事にしたいものであり今の私を形づくっているといっても今となっては過言ではありません。



 



  まとまりのない文章となってしまいましたが私の地元に対する愛情が伝わったのであれば幸いです。最後までお付き合いいただきありがとうございました。このリレー日記が1人でも多くのかつての友人の目に触れることを願っています。



 



  次は私と同じ分析セクションの先輩である拓郎さんにバトンを回させていただきます。



 



  



 



 

コンタクトにおける吉村メソッド

 written by 吉村 佳祐 投稿日時:2019/04/16(火) 18:31

陽気なキャラクターでいつも部を盛り上げくれる同期の前原からバトンを受け取りました3年の吉村です。



4月ももう半ばになり、3月末から始まった新歓行事も終わりを迎えました。新歓の中でラグビー未経験の子たちと話す機会が多くあったのですが、その会話の中でいつも勿体ないなと思うことが自分の身体の小さき故にラグビーをプレイことを諦めてしまっていることです。ラグビーはどんな人でも受け入れてくれる寛大な競技だと思います。背が小さくても、足が遅くても、自分の長所を活かすことができるのがラグビーです。しかしそうは言っても、試合中は自分よりも一回りも大きい相手にタックルしないといけないということで、コンタクトの面でコンプレックスを持っている新入部員や現役の部員に少しでも役に立てばいいなと思い、今自分がコンタクトの際スキルの面ではなくただ頭の中で意識していること3つをこの場を借りて発表したいと思います!これは完全に吉村オリジナルなので参考にはならないと思いますが、頭の片隅に置いてもらえたら嬉しいです。



 



その一、当たる瞬間に声を出すこと



自分は当たる瞬間に結構大きな声で「ドッシャー」と言います。よく部員にいじられます笑 初めは意識的に声を出すようにしていたのですが、最近は無意識のうちに出てしまっています。例えばハンマー投の選手が投げる時に、よく大声を出しているのを見ませんか?あれはシャウティング効果と言って、叫ぶことでアドレナリン一気に分泌し、身体能力や筋力を一時的にアップさせるのです。これは結構効果があると自負しています。みんなも「ドリャ」とか「ウォラ」など自分に合った音を見つけて叫んでみるといいと思います!





その二、自分オリジナルの世界に入ること



猛スピードで当たってくる巨体の相手にタックルするというのは冷静に考えるととてつもない恐怖感に襲われます。そんな中僕が独自で編み出したのが自分の妄想の世界に入ることです。アニメNARUTOに螺旋丸という技があるのですが、僕はタックルするときに自分の手に螺旋丸を作り相手の腹にぶち込むという妄想を頭の中で思い描いてタックルしてます。こうすることで自分の中に強い人格が生まれ、恐怖感を抑えることができ、最高のタックルを繰り出すことができます。この原理はプロスポーツ選手も実際に行っているイメージトレーニングの原理と同じだと思います。投げる、打つ、走る等の動作の一つ一つは、技能記憶として脳がイメージに置き換えて記憶しています。つまりスポーツは身体ではなく脳が行っているのです。脳の中を変えることでまた違った世界が見えてくるの思います。





その三、コンタクトを好きになること



これは正直一番難しいと思います。コンタクトは怖いと思うし嫌いな人も多いです。嫌いなことを無理やり好きになるというのはほぼ不可能に近いです。でもやっぱり嫌いでイヤイヤ練習するよりも、好きで楽しく練習した方が練習効果はあからさまに向上すると思います。なので、常にとは言わないのでコンタクト練習の時間だけでもコンタクトのことを好きになってくれればいいなと思います。



 



以上3つのことを僕は常に意識しています。ラグビーをやっているとスキル面の向上に目がいきがちですが、このようにメンタルやイメージ面からアプローチしていくのも面白いと思うので、皆さんも独自のメソッドを作ってみてください!



 



リレー日記というより完全に部員へのメッセージになってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。



 



次は容姿から私生活まで全てにおいてお洒落を極めている後輩の岡本にバトンを回します。

恩師

 written by 前原 一輝 投稿日時:2019/04/15(月) 23:18

ほぼルームシェアをしている津田から受け取りました。3年生の前原です。















私はこれまでの人生、教師と理想的で良好な関係を築いたことは殆ど無い。それは私がよく学校をサボったり、課題を出さなかったり、授業態度が悪かったりするようなところにあると思う。しかしそんな私に、ラグビーを大学でも続けたいと思わせてくれた恩師がいる。







高校1年生の頃、ラグビー部の副顧問をつとめていた、中西先生という大学卒業したての新任教師(正確にはこの時には教員試験に合格していないため講師)だ。彼は愛知の名門春日丘高校で2年次はWTB、3年次はNo8としてオール愛知に選出され、その後中京大に進んでラグビーを続けた。高1の4月、175cm54kgだった私には、彼はとても大きく見え、目標になどなり得るべくもない、何か別の生き物のような感覚だった。







入部当初、我が一宮高校ラグビー部は部員不足のため、尾西高校と合同チームを組んでいた。1年間公式戦で一度も勝てなかった、そんな弱小チームだった。そんなチームに就任した彼は、入部したての私たち1年生12人に本気の眼差しで「お前らを花園に連れて行く。」と語った。そんな熱い心を持つ先生だった。







私は高1のはじめ、よく部活をサボった。入部動機も、当初予定していたサッカー部に嫌いな先輩がいたからという消極的な理由であった。部員数はたったの18人だったがそこでもレギュラーになれず、腐っていた。上手くなろうとか、強くなろうとかいう向上心も無かった。正直ラグビーが好きでは無かったし本気で辞めるつもりでいた。練習も適当にこなすだけ、怒られなければいいやという気持ちで過ごしていた。しかしある日のタックル練習で私がN先輩にビッグタックルをかましたとき、中西先生が「お前すげえな。あんなタックル今まで見たことねえよ。」と言ってくれた。それがやけに頭に残って、その日の練習では自分でも信じられないくらいタックルが決まった。その日から自分の中で何かがちょっと変わった気がした。 







次の試合、当然ベンチスタートだった私は後半からの出場となった。それまでの試合では何をすればいいのかも分からなかった。いざ出場の時が来ると、ずっと頭に残っていた中西先生の言葉が後押しとなり何発もタックルを決めることができた。自分でもビックリするくらいの出来だった。







次の日、試合反省ミーティングが視聴覚室で行われた。そこで彼は、まだレギュラーにもなってない私を指差して、チームに対し「こんなすげえタックルする奴オール愛知でも見たことねえよ。こんな凄い奴と一緒にプレー出来ることを誇りに思え。」と言った。勿論真意では無かっただろうが当時の私にはとても励みになる言葉だった。もっと頑張りたい、もっと上手くなりたいと初めて思えた。そして、中西先生に認めて欲しいという感情が私を駆り立てるようになった。彼は腐りかけて精神的に向上心のない馬鹿者に光を与えてくれたのだ。







彼は1年で違う高校に転任してしまったが、その後も厳しい練習への原動力はそこにあった。彼が持つ高校と試合をするときはいつも以上に燃えた。そんなことからいつのまにかラグビーが大好きになっていた。







高3の引退試合の相手は、奇しくも彼の持つ高校だった。成長した姿を見せたい一心で我武者羅に戦った。彼と同じNo8のポジションで、副将としての意地もあり3トライをあげた。試合後挨拶に伺うと、「強えな。」と一言。涙が溢れて止まらなかった。そして、「大学でも続けろよ。」と。私は頷いた。私は今彼との約束を果たすため東大ラグビー部にいる。そして、彼はいつしか目標となっていた。4年間を終え卒業した時に、彼を超えたと胸を張って言えるように。







彼から学んだことは多すぎて書ききれないが、高校までなんの努力もしてこなかった私に努力の大切さを教えてくれた。そして、この人について行きたい、この人に認められたいという存在が人間の成長にとっていかに大事かを教えてくれた。私もいつか誰かに、そんな形で影響を与えられるような人間になりたい。柄にもなく真面目な文章ですみません。















次はドゥッシャー吉村の芸名で活動し、脳天破壊芸で一世を風靡した吉村に渡します。

絶念

 written by 津田 遼大 投稿日時:2019/04/07(日) 19:07

ドレッドヘアーの先駆けであるレオさんからバトンを受け取りました2年の津田です。


春を迎え、ぼくがラグビー部に入部しラグビーを始めて約1年が経ちました。新シーズンになって、上級生と練習し始めて合同練習や試合に出る機会がもらえるようになりました。この1年間漫然とラグビーをしてきましたが、最近思うことについて書こうと思います。


昨シーズンは1年生だけのジュニアチームで過ごしたぼくは、今シーズン初めて上級生と練習するようになって、力の差を強く感じるようになりました。初心者で入部した時点で大きな差があることはわかっていたものの、試合や試合形式の練習などで、やはり明らかな経験の浅さが強く感じられ落ち込んでしまうことが最近よくあります。落ち込んだところで上手くなるわけではないし、意味がないこともよくわかっています。練習を自分なりには一生懸命にやっているつもりではあるのですが、上手くいかずに迷惑をかけてしまう自分がもどかしく感じます。こんなふうに思っても仕方ないし、こう感じないようにするには練習し続けるしかないとは思いつつも、半ば捨鉢になってしまっている自分がいます。どうしたらいいのかわかりません。ラグビーが楽しくできているかもわかりません。


こんな風な毎日ですが、運のいいことに元気な新入生がもうすぐ入部してくるので、刺激をもらって今の状況を抜け出して一層練習に励むことができるようにしていきたいです。ラグビーが心から楽しくできる日が待ち遠しいです。


少し暗い内容になってしまい申し訳ありません。


次は同じマンションに住んでいるとっても面白い先輩の前原さんにバトンを回したいと思います。

折り合い

 written by 佐藤 伶央 投稿日時:2019/04/03(水) 18:51

 怪我をしている人皆に「焦りは禁物ですよ」と声をかけている今塩屋からバトンを受け取りました。4年の佐藤伶央です。実際僕はどうかというと、リハビリが慎重すぎて復帰が遅れたりする経験が多いので、意識して少しだけ無理をするようにしています。



 今塩屋の言う通り最近ブスパートという非常に不名誉なパートに誘われましたが、普通に腹が立ったし全く謂れのない誹りであるのでLINEグループには参加していません。



 



 ここまでの3年間のキャリアで怪我ばかりしているので、僕も怪我について書こうかと思います。



 



 怪我をしている最中のモチベーションの保ち方や、長い怪我から復帰した後のメンタリティについては世の中で語り尽くされていると思いますが、僕はその中でも「怪我の期間は転機、好機である」という言説が、以前は嫌いで仕方ありませんでした。もしそうなのであれば万全の状態を整えて練習に取り組んでいる人間が馬鹿を見ていることになるし、怪我をした人が認知を歪めて、怪我によって制限された自身の取り組みや環境因子を正当化しているようにしか思えませんでした。



 



 自分が3年間で3回も手術を受けるハメになってどのように意見を翻したかというと、ほぼ真逆の立ち位置です。



  「怪我は好機である」という言説は誤っていませんし、実際に有用でもあります。 



 



 東大生の多分に漏れず、自分も正しく無い、事実でない考えを許容するのは非常に難しいものがありますが、そもそも自分が怪我をしていなかった場合のことを確かめることは出来ないので、「怪我は好機である」という命題に真偽は存在しません。故にこれは少なくとも誤ってはいません。”もしそうなのであれば万全の状態を整えて練習に取り組んでいる人間が馬鹿を見ていることになる”のように述べましたが、万全の状態で練習に取り組んでいる人は実際に馬鹿を見ているかもしれず、もしかすると練習をするくらいであれば患部以外に限ってでもフィジカルトレーニングに集中した方がいいのかもしれませんし、その真偽を確かめることもまた不可能で、そのような取り組みを行えるのは怪我をした人間のみです。逆に万全の取り組みをしている人間が報われるべきであるという以前の僕の考えこそが公正世界誤謬という典型的な認知バイアスに当てはまります。



 



 東大生らしくことの真偽にこだわって語って見ましたが、真偽を度外視した場合にこの考えは有用です。同じ練習ををするときに、「自分の取り組みは劣っている」と思い込みながらする場合と、その逆の場合でどちらが優れた能率になるか、疑問を持つ人は少ないと思います。怪我をしていようがいまいが、最も優れた取り組みをするためには自分の取り組みこそが最も優れていると思わなければいけません。



 



 以上のことで「怪我は好機である」ことが少なくとも誤っておらず、また有用な考えであると思っていただけたのではないでしょうか。怪我をした人間は怪我をしたなりの取り組みをするしかありませんし、怪我をしなかった人間は怪我をしなかったなりの努力をするしかありません。少なくとも僕はこのような経緯でこの考えを採用するに至りました。



 



 ここまで書いて来ましたが、個人には個人の、さらにその時々で異なるものの考え方があり、実際に怪我をしてみないと分からないことや、怪我をしなかった場合にしか分からないことが存在します。ですのでこの考えは全ての人間に当てはまるものでは勿論ありません。怪我をした人間には(怪我をしていない人間にも)どのような形であっても自分の中で折り合いをつけて日々取り組んでいただきたいと思うし、この稚拙な文が少しの助けにでもなれば幸いです。



 



 次は未経験ながらハーフとしての実力をつけつつある津田君にバトンを渡したいと思います。

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