ラグビー部リレー日記

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トップリーグ開幕

 written by 岩下 大斗 投稿日時:2021/02/25(木) 18:10

 昨シーズンちょくちょくウエイト場で一緒になった津田さんからバトンを受け取りました岩下です。スニーカー一緒に買いに行きたいです。



 



 先週の土曜日、2月20日にトップリーグ2021が開幕しました。来季からは新リーグに移行するため、企業チーム16チームがタイトルを争うトップリーグは今年が最後となります。第一節から白熱した試合が展開されており、最後のシーズンに相応しい大会になりそうです。



 



 今シーズンは多くの海外代表選手が来日しています。オールブラックスとワラビーズのキャプテンが2人とも同じチームに在籍するなど今までではあり得なかったことが起きています。SBWが来日した時に秩父宮が大熱狂していたのが嘘のようです。オールブラックス、ワラビーズ、スプリングボクスの南半球の代表選手だけでなく、今年は北半球からも来日しています。昨年講演していただいたレイドロー選手もNコムでプレーしています。(先週の第一節にも登場していました)



 個人的には、三菱重工に新加入した元オールブラックスのコリンスレイド選手に注目しています。ラン、キック、パス、全てが超一流のスタンドオフです。11年のW杯のイメージが強い方も多いと思いますが、その後欧州で経験を積み、33歳になった今年ついに来日しました。彼のプレーが三菱重工をどこまで導けるか必見です。ちなみに先週のサントリー戦ではバレット選手とマッチアップしていました。こんな光景をトップリーグで見られるなんて夢にも思わなかったです。一ラグビーファンとして最後のトップリーグを楽しみたいです。



 



 今シーズンは「ラグビーを楽しむ」ことを個人的な目標にしています。ラグビー自体は好きですが、ここ数年は楽しんでラグビーできていません。楽しんでプレーしようと思って練習や試合に臨みますが、「僕ラグビー楽しめてないなぁ」と思ってしまい、ラグビーを楽しめません。トップリーグを見ていると、どの選手もラグビーを楽しんでいることが画面越しからも伝わってきます。東大ラグビー部にもすごい楽しそうにラグビーをする人も多くいます。なぜ彼らが楽しんでラグビーできているのかを色々と考えますが中々答えは見つかりません。まだラグビーができない期間は続くので、そこで何か自分なりの答えを見つけられればいいなと思います。そしてシーズンが始まったら楽しんでラグビーがしたいです。



 



 短くなりましたが、これで私のリレー日記を終わりにします。今年のトップリーグは本当に面白いのでみなさんぜひ見てください。あと、東芝ブレイブルーパスの応援もよろしくお願いします。現在の代表選手はあまりいませんが、伝統のフィジカルの強さは今年も健在です。



 



 次は、キレキレなステップとハードなタックルを見せる新四年の北野さんにバトンを回します。新歓隊長頑張ってください!

縄跳びの教え

 written by 津田 遼大 投稿日時:2021/02/22(月) 16:00

開成卒帰国子女の東大生である財木くんからバトンを受け取りました、新4年の津田です。彼とは紹介として書くことがあんまり思いつかない程度の仲です。是非ともオリジナリティを出していただき、紹介文が思いつくようになればいいなと思います。
 

財木くんからご紹介いただきましたように、僭越ながら今シーズンは主務を務めさせていただきます。100周年という節目の年に主務を務めることができ、非常に光栄に思います。皆様どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

さて、先日BSテレビ東京『THE名門校』という番組に、我が母校である大阪府立北野高校が取り上げられておりました。この番組は全国の名門校と呼ばれる高校・中学を取り上げ、名門たる所以を紹介する番組です。

僕は取り上げられていることを知らずリアルタイムで視聴することはできなかったのですが、母から連絡がありTVerで見逃し配信を視聴することができました。便利な時代です。

まず、視聴した感想として何だかすごい学校のように扱われていたために少し笑けてしまいました。特に笑ってしまった点は、授業の内容やすごい生徒であるとか、いわゆる名門校の多くが持つ特徴ではなく、「縄跳び」が大きく取り扱われていたことです。
 

北野高校の伝統とされる縄跳び。

北野高校の縄跳びは、市販で売っているようなプラスチックの縄跳びではなく、文字通りの本物の「縄」を跳びます。持ち手などあるはずもなく、裸の縄を一本手渡され二重跳びを強いられます。

1年生は前二重跳び20回、後二重跳び10回を、2年生3年生は各50回、20回を跳ぶ必要があります。体育の授業中に強面の体育教師の前でテストに合格しなければ、補講が課されるのです。補講といっても少し居残りをして練習をするとかそんな甘いものではなく、昼休みはもちろん学年が上がる春休み中も合格するまで続きます。3年生に至っては受験直前の12月ごろまで補講が続きます。

 

理不尽なのです。

縄跳びと言ったって得手不得手があるし、跳べない人はどう頑張っても飛べないということも往々にしてあります。幸いにも僕は早々とクリアできたので、補講を受けることはありませんでしたが春休みに縄跳びのためだけに登校している人をみるのは非常にかわいそうでした。

番組内でインタビューを受けていた体育教師の西田先生(剣道部の顧問、普段は陽気なおばさん)は、「意味のないようなことでも頑張ること、やりきることが大事」みたいなことを言っていました。このインタビューの映像の瞬間が一番笑ってしまいました。「意味ない言うてもうてるやん!!」とテレビに突っ込んでしまいました。

縄跳びができたところで得られるものはないことは生徒全員がわかっていますし、なぜ縄跳びができなければ卒業できないとまで言われるのか腑に落ちて納得してる生徒はいないと踏んでいます。先生は「北野の伝統だ」と主張しますが、高校生当時の僕は「クソ喰らえ」と思っていました。

 

しかし、大学生になり東大ラグビー部の一員となった今、テレビに映る縄跳びを跳ぶ後輩たちを見て少し印象が変わりました。

「どんなことでもやりきること」

番組の中でも強調されていた北野高校の精神ですが、これが今となっては非常に重要なことなのだと感じます。

ラグビーの練習やトレーニングにしても、1日1日を全力でやりきる、目標のためにできること全てやりきる、言葉でいうのは簡単ですが非常に難しいことだと思います。どんな些細なことでも、日常の一瞬一瞬を大事にできる、全力で取り組める人間が強いことは、これまでの東大ラグビー部の先輩方が証明してくれていると思います。そして、それが今このチームに求められていることなのだと思います。
そうしなければ東大ラグビー部は飛躍できない。
チームの一員として、最高学年として、主務として、このチームに全力を注げる時間は僕にはあと1年しかありません。いや、幸いあと1年もあります。正直なところこれまでの3年間全て全力でやってきた、とは自信を持って言えません。
だからこそ、4年間やり切った、と胸を張って言えるようにこの1年くらいは全力で取り組みます。

 

縄跳びのように合格する基準があるものではありません。補講もありません。

「東大ラグビー部での活動を全力でやりきること」

これが今の僕に課されている最大の課題です。

縄跳びを乗り越えた一人の北野高校OBとして全力でやり切りたいと思います。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

次は、東大ラグビー部会報委員のエース、新3年の岩下大斗にバトンを回します。

髪型はずっと坊主のくせに服装はお洒落にしてきます。なんやねん。

”型”をつくる

 written by 財木 一多 投稿日時:2021/02/20(土) 23:17

同期の河内君からバトンを受け取りました財木です。
今シーズンもロッカーが隣になることを微塵も考えてくれないことが寂しいですが、
かわちは見た目に反してロッカーまわりの整頓が苦手な人で浸食してくる系男子なので隣になる人が少しかわいそうです。


再び部活動停止が始まり早一か月。
最初の方は試験勉強だの建築学科の最終講評に向けた準備などで慌ただしく、一か月遅れの「師走」であったような気がする。
試験期間も明けたころには自分のやらなきゃいけないことは筋トレだけになっていて、
時間のできた僕は色々な映画やドラマ、アニメ、小説などに浸った。

自粛期間で出会った多くの作品に登場する主人公は決まってその出自が特別だった。
アニメ『鬼滅の刃』の主人公「竈門炭治郎」も結局はヒノカミ神楽を継承する家系の長男だったし、映画『スプリット』の主人公「ケイシー・クック」が助かった理由も、誘拐犯ケビンと同様に家庭で虐待を受けていた背景があったからで、普通ではない特別な家庭で育った主人公が生き残る/成し遂げるといった趣旨の作品に集約される気がしてしまう。
(かなり捻くれた考え方かもしれないが)

就活を視野に入れるとこれからの自分の将来について嫌でも考えさせられる。
二年の後期にやっと建築学科に内定し、専門科目について学び始めてたった半年終わった今、息つく間もなく将来について考えさせられているのだ。
果たして自分は特別で、自粛期間に出会った作品の主人公たちのように特別なことを成し遂げられるのか。
「情熱大陸」や「アナザースカイ」などで取り上げられるような人生を歩めるのか。
高校までは特に理由もなく本気でそう信じていたが、その自信が今はない。
ただ、タナトフォビアで生きた証を遺したい自分には、伝記なんかを残せるような人間になりたいと心の底から思う。
インパルス板倉さんが言うように「人生は死んだ後の方が長い」のだから。

思い返すと、今までの人生で「幼少期の逸話」なんてものはなく、自分を特別だと確信したことは無い。
帰国子女の中では劣化版の自信があるし、高校受験は筑駒に落ちた。
一回目の大学受験でも受かると信じていたが、ものの見事に散った。
履歴書に並ぶ「開成卒帰国子女の東大生」というキラキラした経歴から想像される理想の自分と遥かに下にいる自分との差を思うとため息が出る。

芸大では、東大よりも遥かに高い倍率をかいくぐった生徒が、入学早々、
「卒業までにこの100人の中から一人の天才を生み出してください。残りの99人はその一人のためにいるのです。」と言われるらしい。
“One for All, All for One”の真意がここにあるとは僕は思いたくはない。

最近といっても半年近く経つが、新しく始めたバイトがある。
小学生相手に英語で算数などを教える塾の講師だ。
といっても小二で英検2級を取ったりする子がざらにいるため、僕よりも遥かに英語ができる子供たちに偉そうな顔をして九九を教えるような仕事だ。
そんな新しい環境で生まれて初めて「頭がイイ」ことをいじられるようになった。
嫌味もなく純粋に「流石東大。頭がイイね~」なんて言われた日には笑みが自然とこぼれるし、帰り道はルンルン気分でスキップで帰れる。
こっぱずかしいから「でも一浪なんで」なんて言うけれども褒められたら不快になる人なんていない。
ただ褒められ続けると恥ずかしさが勝って「他にももっと凄い人がいるんで」と言いながら、思い浮かべたやつとの差にまた落ち込む。

小さい頃から周りと比べて、自分を測ることが多かった。
特に鮮烈だったのが自分の姉の存在だろう。
たった二歳しか変わらないのに自分よりも遥かに頭が切れ、英語習得期間も早く、万能な姉。
幼いころからピアノを続けていて今では海外の大学院でピアノ科に所属している。
そんな彼女が誇らしく妬ましく疎ましい。
今現在の色々な選択肢で迷っている自分と対比したとき、僕よりも一回りも小さい段階でピアノ一つに絞って音楽の世界に飛び込んでいった彼女は僕にとっては眩しすぎる。
そんな姉はあまり人と比較しないような気がする。
自分をしっかりと持って生きていてカッコいい。

建築学科に入って「オリジナリティ」について考えるようになった。
学科に入って初めて自分が取り組んだ設計課題で、徹夜をし、何時間も机に向かって完成させた作品に対して「を破れ」と短く一言だけ言われた。
建築っぽい!と思ったのもつかの間、型って何だ?という思いでいっぱいだった。
建築に決して明るいわけではない自分に思い当たる型はなく、闇雲に誰もやったことのない設計をしても、ただただ見当はずれなゴミが生まれるだけだった。
恐らく今の自分に必要なのは「破るための」なのであろう。
これは建築だけでなく人生にも言えることかもしれない。

ラグビーでは幸運にもその型はあると信じたい。
そこからどう自分のオリジナリティを磨いていくか考える段階にあるのだろう。
去年で感じ始めていた手ごたえを目に見える形でグラウンド上で表現すること。
これを今シーズンの目標としたい。


長々と書いてしまいましたが、次は新たに主務となった津田さんにバトンをまわします。
津田さんとはさし飲みに連れてっていただいたり、家に来ていいよと言われているので可愛がられていると信じたいですが、小悪魔的なところがあるので正直不安です。
先輩の気が変わる前に家に行こうと思います笑
 

TURFC2021 Start!

 written by 河内 拓仁 投稿日時:2021/02/18(木) 01:28

今シーズン最初のリレー日記を担当させていただきます河内です。
 

先日、2021年度のチームが始動しました。しかし緊急事態宣言等に伴う大学側の制限によりグラウンドでの練習は行うことができていません。いきなりの試練ですが、今年の部のスローガンには"Enjoy the Challenge"とあります。Enjoyの精神を忘れずに立ち向かっていきたいと思います。
 

新シーズン一発目ということで何か抱負を述べたりしたいと思ったのですがなかなか浮かんできません。普段何も考えていないことを痛感します。今オフに体作りに集中する中で試行錯誤した自分流の「バルクアップのための1日フル食」の紹介をしようかと考えましたが、やはり部活について考えて書こうと思います。まず1、2年次の振り返りをし、考えてみようと思います。
 

1年生。入部時ひょろひょろだったのでとにかく体重を増やした。夏の終わりに膝を怪我してしまい、他の未経験入部同期が試合経験を積んでいく中リハビリしかできなかった。復帰するとすぐ京大B戦があったが、タックルも決まらずすぐバテてしまい何もできないまま終わってしまった。

2年生。コロナの影響で練習期間は短かったが、基礎から段階を踏んでいく練習の中で少しずつ力がついた気がした。夏の部内マッチでは練習でやったことが試合に繋がっていくことを実感できた。秋の部内Bマッチでは人数が少なくコートが広い中走りまわってボールキャリーやタックルをし、ラグビーを思い切りやる楽しさに気づいた。冬の練習試合ではタックルの度に押し込まれ、どうにかしようとしたが上手くいかなかった。
 

振り返ってみると自分がラグビーというスポーツに本当に入り込めたのは2年の夏辺りからであるようにも思えます。プレーヤーとしてまだまだ未熟なのですが、自分はもう上級生です。2年間の内容を見ると殆どが個人的なものでしたが、今年は自分の成長はもちろん、入れ替え戦出場というチームの目標達成に様々な面で関われるように努力していきたいです。
 

次は、去年ロッカーが隣だった同期の財木に回します。新年度になってロッカーが移動すると考えると少し寂しい気もします。

スタンダード

 written by 藤井 雄介 投稿日時:2021/01/21(木) 19:00

副将兼FWリーダーを務めた山口からバトンを受け取った主将の藤井です。彼とは常に考えを共有し、1年間一緒にチームを引っ張り続けました。時折涙を流すほどこの部活に熱い気持ちを持っていた山口とここまでやってこれてよかったと思っています。

はじめに、学生と真摯に向き合い指導し続けてくれた監督・コーチ・トレーナー・ドクターの方々、これまでお世話になった先輩方、多大なご支援・ご声援をいただいたOBや保護者の方々、これまでサポートしていただき、ありがとうございました。結果を出すという形で恩返しができず、非常に申し訳なく思います。

そして今年1年間一緒に戦ってきた同期と後輩。後輩たちが強いフォロワーシップを見せてついてきてくれたことで、何度も助けられました。これまでどんなことも一緒に乗り越えてきた同期には、一番の感謝を伝えたいです。今まで本当にありがとう。


以下、今シーズンの失敗とこれからも向き合う必要があると考え、1年間を振り返り反省を述べました。最後まで読んでいただけると幸いです。




この1年間、本気で駆け抜けてきた。チームが強くなるため、入替戦に出場するためにできることを常に考え、その全てを行動に移してきた。深津さんや青山監督、大西さんをはじめとするたくさんの方々にサポートいただき、その期待に応えるべく全力で走り続けた。

自分の練習量にも全く悔いはない。
最後まで上手いプレーヤーではなかったけれど、間違いなく誰よりも練習したし、誰よりも成長したと思う。

チームを強くするために主将として判断・行動してきたことについても後悔はない。必ずしも全てが正しい判断だったかはわからないけど、その時々でベストだと思う選択をし続けた。

間違いなくやり切った。


しかし、対抗戦6位。これが突きつけられた結果だった。

何が良くなかったのか、引退してから今に至るまでずっと考えてきた。

今考えるひとつの結論は、スタンダードがまだまだ低かった、ということ。チームとして当たり前だとすることの水準が低かった。

今年はイレギュラーが多かった中でも様々なチャレンジをして、部員は皆それについていく意思をはっきりと示してくれた。本当にいいチームだと感じたし、チームとして順調に成長し強化ができている実感もあった。
それは今でも間違っていないと思っている。”Update”という今年のスローガンのもと、前向きに進み続け、チームは確実に成長していた。

しかし、こうして「対抗戦6位」という結果を目の前にすると、その成長の幅が足りなかったとしか言いようがない。現在や過去の自分たちに比べて成長することにフォーカスを当てすぎ、チームとしてのスタンダードを上げきれなかった。練習やトレーニングの質と量、ラグビーに捧げる時間、勝負へのこだわりなど、さまざまなことについて言える。


それではどうすればスタンダードを上げることができるのか。
ひとつ例をあげて考える。

全体練習が終わった後、Afterという、ユニットや個人練をする時間がある。とはいえ義務付けているものではなく、どれだけやるかは個人に委ねられている。

僕は、「入替戦出場」を目標に掲げるチームのメンバーとして、自分が納得するまで、できる練習をするのが当然だと考えていた。
ただそこまで追求して練習をしていた選手は多くなかった。
もちろんAfterを呼びかけたし、まだ足りないということは何度も伝えてきたつもりだが、何分以上やればいいという基準があるわけでもなく、明確に行動を変えることができなかった。

こうした認識の違いはルールを作ることでなくすことができる。
例えば「練習後30分は個人練習に使う」というルールを設定することもできる。だがそれはしたくなかった。やらされる練習では上手くならないだろうし、身の入らない練習により不必要な怪我なども生みかねない。
そして、何よりチームとしてカッコ悪い。”Tackle the Elite”をMissionとして掲げるチームは、ルールでがんじがらめにするべきではない。

理想は、各々がベストだと考える行動をして、お互いにそれを見て高め合うことだ。練習後納得いくまで練習し続けることも一つの正解だろうし、短く強度の高い練習を行うことも正解だろう。練習後でなく練習前に自主練を行うのでもいい。問題は中身がなにかということより、目標達成に最も近づける行動なのかを皆が主体的に考えて行動するということだ。

こうすれば部員の中でなんとなく存在する「当たり前」のレベルが上がってくる。これが僕の考えていた理想的な成長な仕方だった。

だけど結果を見ればわかるように失敗だった。対抗戦の勝利に繋がるほどには機能しなかった。

チームとして、主将としてできることがなにか他にあったのだろうか。いまだに正解がわからない。
決してこれまでの行動を否定するつもりはない。このチームには尊敬できる人間がたくさんいたし、皆チームの活動に対して真剣に取り組んできたことは間違いない。僕はそんなチームが大好きだった。
だが、「このままでは勝てない」という事実は確実に存在し、そこから目を背けてはいけない。

この問いは東大ラグビー部が強くなるために解決すべきものであると同時に、僕たちの戦績を受け入れるためにも考え続けなければいけない。なぜこのような失敗をして、悔しい結果に終わってしまったのか。自分なりに答えを出す必要がある。
これが東大ラグビー部から与えられた最後の試練だと思い、向き合っていく。

そしてそれと同時に、今年の失敗を見ていた後輩たちが、この問題を含めたチームの弱さを克服し、大きく飛躍してくれることを心から期待している。



主将 藤井雄介
 
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”型”をつくる
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