ラグビー部リレー日記

第二のこんにゃくを求めて

投稿日時:2020/11/25(水) 19:51

玉代勢弦尚(タマヨセ・ゲンショウ)というめちゃくちゃカッコいい名前をお持ちの玉代勢弦尚先輩からバトンをいただきました、1年の関戸悠真です。こないだ、玉代勢先輩(169cm/73kg)を、私の同期の西久保拓斗(168cm/82kg)と見間違え、「ウンコ行ってこいよ。」と思いっきりタメ口で話しかけてしまいました。後ろ姿があまりにも似ていたせいで発生した不慮の事故とはいえ、無礼を働いてしまい申し訳ありませんでした。


「作り方を知らなかったら作れないであろう食べ物ランキング」があったら『コンニャク』は間違いなくその王座に君臨することでしょう。一応、『コンニャク』の作り方を確認しておくと、

⓵コンニャク芋を一口大に切った後ミキサーに入れ、少しずつお湯を加えながら30秒ほどミキサーにかける。

⓶ドロドロになったコンニャク芋を鍋に入れ、焦げないようにしつつ弱火で煮る。

⓷鍋に、ぬるま湯で溶かした炭酸ソーダ(灰汁の成分)を加え、のり状になったら適量に分けて湯がき、完成。

と、奇想天外な手順を踏むわけですが、その起源は三千年ほど前の中国までさかのぼります。なんとかエグみの強いコンニャク芋を食べてエネルギーにしてやろう!という古代人のハングリー精神には舌を巻くばかりですが、その結果できたコンニャクが恐ろしく低カロリーである、というのはあまりにも皮肉な事実ではないでしょうか。
何故、遥か昔の人が「コンニャク芋に灰汁入れてみよう!」と考えたのかはわかりませんが、コンニャクの作り方が発見されたのは非常にラッキーなことだったように思えます。たとえ、ニンゲンがあと何回滅亡と繁栄を繰り返しても、その繁栄した社会で、コンニャクが今ある形で作られるようになることはなかなか無いのではないでしょうか。
ここで私が考えたのは、「地球上にある素材で作れるけど、作り方がものすごくヘンテコなので人類がまだ作ったことのない食べ物」が存在するのではないか?ということです。その食べ物がどんなものかはわかりませんが、「第二のコンニャク」ともいうべきそれは、無限の可能性を秘めています。
もし、その素材が我々の身の回りにありふれたものだったとしたら...  
もし、「ヘンテコな作り方」を、うまいこと特許を取るとかしてその利益を独占できたとしたら...  
もし、その食べ物が世界中で大ヒットしたとしたら...
その時は、諭吉で尻を拭き、英世で鼻がかめるほどのとんでもない財産が手に入るはずです。そんなことを最近思いつきました。

次は、素早いランで相手のDFラインをスルスルっと抜けていく2年の財木一多先輩にバトンを渡します。財木さんが帰国子女であるということを知った時、「ほぉ~東大ってすげぇなぁ~」と思ったことを覚えています。

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