ラグビー部リレー日記

”嫌い”から”好き”へ

投稿日時:2020/12/06(日) 18:43

同期の岩下からバトンをもらいました、1年の鈴木です。彼は同学年でありながら、年齢は一個上のお兄さんです。ラグビー未経験者でしたが体が大きく、ウエイトトレーニングが好きらしい(違ってたらごめん)のできっと強いプレーヤーになってくれるはずです。

僕は一浪の末に東大に入り、現在こうしてラグビー部に所属しているわけなんですけど、もし現役で東大入ってたら”絶対に”ラグビー部には入部してなかったと思うんですよね。というのも、僕は高校からラグビーを始めて、仲間と共に花園(全国大会)に向け練習に励んでいたんですが、その練習がほんとにキツくて、心身ともに激しく消耗する毎日を送っていたからなんですね。一度始めたからには逃げたくなかったし、花園に行きたい気持ちは本物だったので最後までやり抜きましたが、あの頃はとても「ラグビーが好き」だなんて思えませんでした。高三の部活引退後は、大学では絶対にラグビーはやらんぞ!と心に決めていました。

じゃあなぜ僕は今ラグビー部にいるのか。気持ちの変化の主なきっかけは二つ。まあそんな大したことじゃないんですが。

一つ目は、昨年のラグビーW杯です。日本代表がプール戦で全勝して初の決勝トーナメント進出を決め、日本中がその活躍ぶりに熱狂していましたね。懐かしいです。僕はもともと観る気はなかったのですが、うちの母と姉が観ると言い出したので結局観ることになったんです。そしたらなんと、あんなに嫌だったラグビーが面白いと感じられたんですよ。高校の部活を引退してから長い時間が経って、嫌な気持ちを忘れたからですかね。それ以降、大会期間中はラグビーの試合を観るために予備校の授業が終わったら即帰宅して勉強そっちのけでラグビーを観ていました。この時期に、ラグビーに対するマイナスの印象がほとんど薄れたように思います。

もう一つは、高校の後輩の花園出場です。なんと後輩たちが、全国の高校生ラガーマンの憧れの舞台である花園への出場権を得たのです。彼らの県大会優勝を見届けた瞬間に、誇らしさと悔しさ、嫉妬のような感情が一気にこみ上げてモヤモヤしていたことを覚えています。県大会優勝から約一ヶ月後、僕は予備校で高校同期の浪人仲間と共にスマホで彼らの試合を観ていました。いや~面白かったですね。桐蔭学園からモールでトライを取り切ったシーンは本当に感動しました。とまあ、みんなで楽しく観戦していたわけなんですが、不思議なことに、彼らの試合を観ていたらだんだん自分もラグビーやりたくなってきっちゃったんです。これが決め手になって、国立大学に受かったらラグビーやるぞ!と、一年前とは真逆のことを決意しました。

そしてなんとか東大合格を勝ち取り、現在に至ります。今は、東大で楽しくラグビーができています。そしてラグビーが好きです。二年前の自分はこんな未来想像していなかったはずです。

はい、こんな感じでだらだらとつまらない文章を書いてしまいましたが、結局何が言いたいかというと、人生何が起こるかわからない、とかそんな感じのことです。まとまりがなくてすみません。

次は同期でポジションも同じの前川にバトンを回します。彼は同期の関戸くんが大好きで、隙あらば関戸くんの写真を撮ってLINEのアルバムに載っけています。ちなみに前川は年下です。同学年に年上、同い年、年下全てが存在しています。大学って面白い場所ですね。

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