ラグビー部リレー日記

全ては

投稿日時:2013/09/21(土) 23:23

こんばんは。4年の永田武です。

明日は対抗戦第2戦、成城大学との試合が行われます。自分が明日の試合に出ることができないことが非常に悔しく、情けなく思います。
私は足首の怪我により春シーズンを棒に振ってしまい、夏合宿前から練習に参加できるようになりましたが、他の部員に比べて大きく遅れをとっているのが現状です。

この大学生活を振り返って思い出されるのは怪我の事ばかりです。様々な怪我をしてきました。復帰に1年を要した怪我もありました。正直、これらの怪我を屈強な心で乗り越えて来た、などとはとても言えないのが事実であり、何度も心が折れてしまいました。
復帰見込みのないプレイヤーに存在意義があるのか、そればかりを考えていた日々もありました。

1年かけて怪我を治して復帰しても怪我からは逃れられませんでした。やっとの思いで、スイカを与えられ、自分なりに覚悟を決めた試合で、精一杯体を張った結果、古傷だった部位を再び痛めてしまいました。
「なぜ怪我すると分かっているようなプレーをするのか。一流のプレーヤーは怪我をしない。」と叱られました。
怪我のリスクマネジメントをしたうえで、最高のパフォーマンスを残す。ラグビーの難しさを知りました。

何度怪我をして、心が折れても、いつも可能性を感じさせてくれたフレーズがありました。
「全ては4年目の対抗戦の為だ。それまで時間は十分にある。焦らずに治して、またスタートを切り直せばいい。」
このフレーズのおかげで、前を向くことができ、そして怪我の合間、合間に何度かスイカを着ることができました。

しかし4年目の対抗戦は明日でもう2戦目です。
春に怪我をして、どうやら長引きそうだと感じた時は発狂しそうになりました。
4年目の春を潰すことが何を意味するのかぐらい容易に想像できます。

ただここで諦めてしまっては、これまでの事が無駄になってしまう。
怪我をしながらも多くを学んできました。当然ながら、入部した時よりも体は大きくなり、技術も向上しました。
それを表現する舞台が何としても欲しい。何としても対抗戦に出なければならない。
その為にできることはまだまだあります。


明日の試合は絶対に勝たなければならない。
チームメイト達の活躍を祈ってグラウンド脇から応援したいと思います。

次は田中翔太君にお願いしたいと思います。

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