ラグビー部リレー日記

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怪我を乗り越えて

 written by 前原 一輝 投稿日時:2018/10/10(水) 13:39

肘の柔軟には人一倍気を使っている永山から紹介された前原です。

 



僕と同期の川端は長期DL生活を送っている。僕は右肩の怪我、川端は前十字靭帯の怪我だ。



思えば肩に支障なく全力でプレー出来たのは1年の夏合宿が最後かもしれない。今年の3月末に復帰したが、活躍しなければという気持ちがはやりすぎて無理をしてしまった。その結果手術を受ける程の怪我を負った。



入部当初は二人ともこのような部活人生を送るとは思ってもみなかっただろう。川端は部内で最もラグビー歴が長く、僕は夏合宿前にシニアに上がり早めに経験を積ませていただいた。しかし現在同期でスイカのジャージを着ていない者は僕ら二人を残すのみとなった。



だからこそ今シーズンの東大の躍進は手放しでは喜べずもどかしさや悔しさがどうしても勝ってしまう。しかし、それは決して負のエネルギーではなく、そのエネルギーをウエイトや戦術理解度向上に存分に費やすことで自分が成長出来るチャンスだと考えている。このチャンスを存分に生かし復帰後にチームに貢献したい。



次はラサール大石の愛称で皆から親しまれている大石さんに回します。

自己紹介

 written by 永山 隼平 投稿日時:2018/10/10(水) 11:00

 今日誕生日を迎える鎌田さんからバトンを受け取りました。1年の永山です。


 自分にとって初めてのリレー日記となるので、この機会に自分のことを知ってもらいたいと思います。

 自分は大学からラグビーを始めてもうすぐ半年になります。最初にラグビー部に入ろうとした理由は練習や筋トレを通してしっかり体を作りたいと思ったからです。そして、徐々にラグビーの魅力を知り、ラグビー自体も楽しくなってきました。身長が高く、体重も重いので、期待されることが多いのですが、体力などが足りなくて、練習で迷惑ばかりかけてしまった。それでも、ラグビーについてあまり詳しく知らず、運動もあまりしてこなかった自分に比べたら、今は少し成長して、日々の練習にもついていけるようになりました。
 
 今後はまず体を作り、コンタクトやセットプレーなどをよりうまくして、いずれは試合に出て活躍できるようになりたいです。期待していてください。

 次はおもしろさに定評のある前原さんにバトンを渡します。
 

東大ラグビー部らしさ

 written by 鎌田 明宏 投稿日時:2018/10/06(土) 20:48

不運に負けないメンタルを持つ3年櫻井からバトンを受け取りました、4年の鎌田です。


先日、ハーフ団激励会を開催していただきました。
ハーフ団のOBの方々だけではなく、他のパートの方もいらっしゃっていただき、我々の活動がOBの方々に支えられているというのを再認識しました。お礼申し上げます。

その際のことですが、東大と立教大学との昔の試合が動画サイトにあがっているということを伺い、立教戦を明日に控える今日、再度その試合を見させていただきました。

試合は1993年対抗戦のもので、映像はとても古く、ダイジェスト版となっています。

ラインアウトはリフトを行わず、セットプレーでのオフサイドラインの位置も現在と違います。
同じスポーツとは思えないような部分もあるほどに変わっていますが、その中でも「東大ラグビー部らしさ」として感じるものが散見されました。

一つは「東大伝統の低く刺さるタックル」です。
東大は伝統的に低く刺さるタックルをすると、他の大学とのアフターマッチファンクションなどでよく耳にします。
また、OBの方々も特にタックルに関してこだわりを持っていらっしゃる方が多いように思われます。
この試合を見た時、東大のタックルというものにまず驚かされました。ボールが出た瞬間にトイメンに向かって全力疾走をし、相手の足元に鋭く入るタックルは鮮烈なものでした。
ルールや戦術、技術の変わった現代のラグビーにおいては当時と同じようなことはできないというのは理解しているのですが、考えさせられるものがありました。

もう一つは「自分たちのスタイルで戦うこと」です。
東大のラグビー自体を多く見たわけでもなく、たった1試合のたかだか数分間をみただけですが、東大のスタイルというのが確立されているように思われました。
東大はとにかく先述のような低く鋭いタックルを武器にディフェンスラインをあげ続け、相手のミスなどに泥臭く体をはって反応していき点数を重ねるラグビーをしていたように見えます。
華やかなプレーと言ったものとはかけ離れていますが、これは東大という環境下において勝つための最善の選択をとった結果ではないでしょうか。
これもまた現代に通ずるべきところがあります。現代ラグビーがどのようなトレンドであったとしても、その中で自分らに活用すべきところはそうすべきですが、その一方で時代に逆行するようなスタイルが我々に適しているのであれば、それもまた活用し、東大のスタイルとするべきだと思われます。ただ闇雲にスーパーラグビーやトップリーグの真似事をしているだけではなく、自分たちが勝つために必要なスタイルというものを身につける必要があります。
我々4年生にとっては残り数ヶ月ですが、それを完成させるとともに、これから先の東大ラグビー部の部員も各々の時代と自分たちの環境に適合したスタイルを身につけることを望んでいます。


試合の感想はここまでにして、明日の試合に備えようと思います。
明日は立教戦です。
我々のスタイルで戦い抜きたいと思います。


次は立派な体格を持つ1年の永山にお願いしたいと思います。

日々の敵

投稿日時:2018/10/04(木) 23:10

何を着てもその服がダサく見えてしまうという根も葉もない噂を聞く魚住からバトンを受け取りました、3年FLの櫻井です。

今自分は眠気と戦ってこのリレー日記を書いているのですが、眠気が保存できたらいいのにと誰もが考えたことがあると思います。
そもそも眠気はどうして発生するか、つい数ヶ月前に筑波大学が発表した研究によると、眠くなるとシナプス(神経の情報伝達に関わる部位)に集中して存在するタンパク質が活性化され、寝るとそれがもとに戻ったという結果が得られたそうです。このタンパク質はスニップスと名付けられました。(日経新聞より)
つまりこのスニップスが睡眠を促す元凶というわけです。授業中や筋トレ前に限って活性化し肝心の夜には仕事をしないスニップスには腹が立ちます。

腹といえば空腹も私がよく戦う相手です。腹が減っては戦ができぬ状態を人生で何度経験したことかわかりません。本当は空腹状態になると筋肉として貯蔵していたグリコーゲンを分解し始めるので腹が減る前に食べなければいけないと某コーチがのたまっていた気がしますが、実験中などは飯を食うわけにもいかず、集中力は下がるのみです。
空腹感がどうして発生するかというと、エネルギーを消費して血糖値が下がるとさらなるエネルギー源を得るために体脂肪が分解されて、血液中の遊離脂肪酸の濃度が上昇するためということです。

どうして眠気と空腹の話をしているかというと、最近筋トレを一日のいつすべきか迷うことが多いからです。筋トレを行うからにはできるだけ最大限の効果を得たいものです。授業後すぐが最適かと思いきや疲れと空腹で追い込めず、夕食後行こうと思うと眠気が襲ってきて、少し寝てから行こうと思うといつの間にか朝になっている、という日がよくあります。
またオフの日は朝起きてすぐ行くという手もありますが、寝起き数時間は体に血が充分に行き渡っておらず体への酸素供給量が少ないのでパフォーマンスが低下するという実験結果もあります。
一番良いのは食後3-4時間後ということですが、それを待っているうちに眠くなって寝てしまったり、腹が減って飯を食ってリセットされてしまったりします。

睡眠欲、食欲は人間の本能であり日々の敵であり、自分の意志だけではどうしようもないところです。誰か早く眠気と空腹感を保存できる機械を作ってほしいものです。とやかくいう前にとりあえず筋トレしろという話でした。

次は優しそうで怖く、怖そうで優しい鎌田さんにバトンを回します。

怪我の功名

 written by 魚住 承吾 投稿日時:2018/09/30(日) 20:00

後輩に嬉しそうになんでも奢ってくれる器の大きい、4年川北さんからバトンを受けました、1年の魚住です。
ラグビー部に入って5ヶ月が経ちましたので、その途中報告をさせていただきます。

僕は先日のOB戦で左足首を捻挫し、全治6週間の状態です。そのためほとんどの練習には参加できません。その代わりに、僕は部室の掃除、練習の見学→フィードバック、怪我人用のトレーニングなどをして過ごしています。


怪我する前はきつい練習をしている最中に、怪我人をみて楽そうだなあ、と羨ましがっていました。しかし、いざ自分が怪我人になってみると、みんながしんどい練習をしている中自分だけが何もできない罪悪感、自分だけみんなに差をつけられているという焦燥感、そして何よりラグビーができないことへのじれったさ、があって、全然楽なもんじゃなく、そんな風に思っていた自分を恥じました。

でも、怪我をしてよかったこともあります。それは少し触れましたが、自分の中のラグビーがしたいという感情を再確認することができたという点です。

僕はよく、同期のやつから意識が低いといわれます。それは自分でも少し自覚していました。ウエイトが嫌いでサボっていた時期があったり、きつい練習で自分を真に追い込んでいなかったり、朝早く起きて部活に行くのがとても億劫になる時があったり、周りのやつと比べると僕だけラグビーに対する情熱が少し欠けているようにも感じました。そのため、怪我をする前は「どうして大学にも入ってこんなきつい部活に入ったのか?」という考えにしばしば至り、その明確な理由を自分の中で発見できずにいました。

しかし、怪我をして、一旦練習から一歩距離を置くことで色々とラグビーの魅力が見えてきました。今では、きつくて嫌だった練習もしたくてたまりません。怪我の功名とはまさにこのことだなと思います。

次は、同じポジションの先輩である3年櫻井さんにバトンを渡したいと思います。
 
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