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ラグビー部リレー日記
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私がラグビー部に入るまで
投稿日時:2023/09/25(月) 15:07
初めてのリレー日記で、何を書くか迷いまくったのですが、無難にラグビー部に入った経緯みたいなものについて書こうと思います。
東大に合格して大学生活について具体的に考え始めたころ、サークルについては、中高とやってきたし自分の楽器も持っているから吹奏楽を続けようかな、オーケストラに挑戦するのもいいな、kpopが好きだしかっこよくて憧れるからダンスサークルもいいな、といろいろ漠然と考えていて、この時点ではラグビー部どころか、部活に入ることすら頭の中にありませんでした。
そんな私がラグビー部の存在を知ったのはテント列でした。最初はなんかモテモテになった気分~とルンルンでいましたが、積み上げられていくビラと前後左右からとんでくる強い勧誘でどんどん疲れがたまっていきました。そのテント列ももう終わりだと安心した瞬間、ちょっと待って!ラグビー部どう!?という声(と人の壁)にさえぎられました。それまでの部活と同じように会釈して逃げるという考えも浮かんだのですが、テント列ももう終わるみたいだし話だけ聞こうと立ち止まりました。(ラグビー部のテントがもっと真ん中とかはじめの方だったらおそらく私はスルーしていたので、テントの場所は最後がいい説を推しておきます!)
2019年のワールドカップを見てラグビーの魅力に惹かれていたのもあって、選択肢の一つにはなりました。漠然と抱いていたマネージャーへの憧れ、新しいことへの挑戦に対する期待、今までとは違う環境で成長したいという思いからやってみたいとも思いましたが、中高ずっと文化部でぬくぬくのんびりやってきて、体育の成績はよくて3普通2、というような私がいきなり運動部、しかも厳しそうなラグビー部に入ってやっていけるのかという不安が大きくて勇気が出ず、決断はできませんでした。
そんなとき、一つの大きなきっかけとなる言葉に出会いました。それは馬渕さんの入学式の祝辞の中の、「大学の4年間は、自分で創り、自分で切り拓く、自分の人生のスタート地点であり、人生の中で、一番自由に、自分の器を広げ、自分の夢を探して突き進める時期」という言葉や、「他人の評価を気にする他人の人生ではなく、自分がやりたいことに突き進む自分の人生を生きてください」という言葉、そして「考えるべきリスクは、難しい挑戦に踏み込まないことで、成長できず、なりたい自分になれないリスク、行動を起こさずに現状に留まることのリスク」という言葉です。この言葉を聞いたとき、一気に目の前が開けたように感じたのを今でも覚えています。この時の私は、東大合格に満足してうかれていたけどこんな私が東大でやっていけるのか、今までのようにぼーっとしていたら大学生活が終わってしまうのではないか、充実した4年間を送るには何か変えなければならないのではないか、といった先がみえない不安でいっぱいでした。そう頭では考えていながらも、やっぱり新しい環境に身を置くことが怖くて、諦めようとしていた私にとって馬渕さんの言葉は大きな後押しになりました。
そんな後押しもありながらも、両親の反対もあってまだ勇気が出ず、一度は吹奏楽にしようと決めました。でも勧誘もあったしやっぱりラグビー部が気になっていたので、見てから決めよう、ということで見学に行きました。そこで先輩方の気さくさや優しさ、雰囲気の良さ、ラグビーという競技のかっこよさに触れて、吹奏楽と決めたはずの心がどんどん惹かれていきました。吹奏楽サークルにも同じように見学に行ったのですがなぜかあまり惹かれず、決断ができないまま吹奏楽サークルの入会の期限が過ぎてしまいました。こう書くと吹奏楽に入れなくなったからラグビー部にした、と思われそうですが、決して妥協でラグビー部に入ったわけではなく、吹奏楽を完全に選択肢から消すことであと一歩を踏み出しやすくしていたのだと思います。それぐらいラグビー部に入ることは私にとっては勇気がいる選択でした。
雰囲気の良さや競技のかっこよさに加えて、その勇気を出す大きな決め手となったのが、主体的に動ける環境がある、ということでした。中高と吹奏楽部で活動しながら、ずっと周りの顔色をうかがって周りに合わせていた自分を変えたい、ここではそれが叶えられる、と思ったのが最後の決め手でした。こんな感じでうだうだ迷いましたが、やっぱりラグビー部がいい、と最後の決断をしました。
入部してからもう4か月ほどがたちますが、まだまだできないこと、知らないことが多くて迷惑をかけたり、自信をなくしたりする日々です。ですが、ラグビー部に入ってよかったと思うことの方がたくさんあって、勇気を出してよかった、と今なら胸を張って言えます。先日帰省した際、1週間ほど実家で過ごしたため、東京に戻ることがつらく、帰ってからもさみしくて仕方なかったのですが、それと同時に部活のみんなに久しぶりに会えることの嬉しさもあって、そんな風に思える存在に出会えたのは本当に幸せなことだな、と改めて実感しました。今度は、私がラグビー部に入ってよかった、といつか皆さんに思っていただけるように努力し続けたいと思います。
次は同期プレーヤーの立花にバトンを渡します。立花の第一印象は運動神経めっちゃ良さそう、だったのですが、その印象の通りジュニア練で國枝さんによく褒められていて、未経験なのにすごいな、と思って尊敬していたのを覚えています。のんびりおっとりしている雰囲気に勝手に癒されているのでこれからも貫きながらどんどん成長してください!スタメンになって活躍する姿が見られるのを楽しみにしています!
もふもふうさぎ、ときめきを添えて
投稿日時:2023/09/16(土) 18:45
抜群のルックスと人あたりの良さを兼ね備えたスーパープレイヤーのデイビスさんからバトンを受け取りました。2年スタッフの礒﨑結衣です。
デイビスさんはいつもニコニコ話してくださって、お話するのがとっても楽しい先輩です。新歓の頃も、スタッフ志望の新入生に選手とも話してみて欲しいなと思った時、ついついDLにいらっしゃったデイビスさんを頼ってしまいました。そんな、にこやかな笑顔が印象的な一方、プレーをされている時の真剣な眼差しは鋭く燃えていてとてもかっこいいです。ついにデイビスさんも本格復帰ということで、スター性に溢れた闘志みなぎるかっこいいプレー姿をまた見られるのがとても嬉しいです!
先日、中高時代の親友2人と久しぶりにゆっくり会う機会がありました。毎日一緒に過ごすことができていた高校時代とは違い、大学進学してからは思いのほかお互い忙しくなかなか会えていなかったのですが、夏休みということで予定を合わせて会うことが出来ました。
2人と久しぶりに会えるので、うきうきしながらオシャレをして、ご無沙汰だったメイクもバッチリしてるんるん気分で会いに行ったのですが、駅の改札で目が合った瞬間からなんとも言えない安心感に包まれ、思わず笑みが溢れてしまいました。ぶらぶらウィンドウショッピングをしていたら、アクセサリーショップの店頭で売られていたもふもふのうさぎのぬいぐるみのキーホルダーに思わず一目惚れをして衝動買いしてしまったり、久しぶりに高校生らしいことをしてみようとプリクラを撮り、最新技術と加工された目のあまりの大きさに驚愕したり、少し背伸びをした大人な雰囲気のカフェに行き大人気分を味わってみたり。カフェでは近況報告から中高時代の思い出話まで、声が掠れ喉が痛くなるまで語り尽くし、とても幸せでした。
話に満開の花が咲く中、私はじーんと、同じ中高生活を過ごし、長い時間を共にしてきた2人の世界がぐんっと広がっていることを感じました。高校時代、屋上庭園でお弁当を食べながら、大学生になったらこんな大学生活を送りたいだとか、こんな勉強をしたいだとか、そしておばあちゃんになっても仲良しでいようねだとか、色々な将来を思い描いては期待に胸を膨らませ笑いあっていた私たちでしたが、あの頃描いていた将来とは肩書きや所属する組織が少し違っていたとしても、それぞれがそれぞれの運命のもと、それぞれなりに世界を広げ、そしてその広がった世界を心ゆくまで楽しんでいるのだと感じ、そんな素敵な親友たちが今もそばに居てくれることがこそばゆいような、でもどこか誇らしいような、そんなくすぐったい気持ちになりました。
そんな彼女たちは私のことをとてもよく理解してくれていて、こういう時、結衣だったらこう思うでしょ、結衣はこう考えるでしょ?と言われることは、なんだか少し恥ずかしくなってしまうほど図星で、なんだか私よりも彼女たちの方が私のことを分かってくれているのではないかとさえ思えてしまうほどでした。そして、そんな”私博士”の彼女たちと思い出話をする中で私が実感した、というより思い出させてもらったのは、今まで私は新しいことや変化によって心がときめく瞬間をこよなく愛し、そのときめきを求めて生きてきたということでした。
そして、最近の私はときめきを求める努力を怠っていたと気が付きました。もちろん、彼女たちの世界が広がっているように、私も大学に入学して以来、ラグビー部に入部したり、面白い授業に出会ったりと彼女たちに負けないくらい世界は確実に広がっていて、そしてその世界をるんるん楽しみながら、おかげさまで幸せな日々を過ごしています。ですが、自らなにかに挑戦することで見えてくる世界があり、なにかに出会うことで得ることのできるなにものにも変えがたいときめきがあるのに、現状が幸せで楽しいがために、現状維持に勤しみすぎていたような気がします。もちろん今ある幸せや楽しさを噛み締めることも私にとって大切なことなのですが、それだけではどこか自分に甘えているような、何か勿体無いような気がし、自分自身の成長のためにも、中高時代の私のように自分の力でときめきに出会う努力をしたいと思いました。
そこでふと、最近の心が震えるようなときめきはなんであったか、と振り返ると、ここ最近の1番の衝撃的なときめきは4月末に医学部健康総合科学科のガイダンスを受けた時のものだと思いました。私は実は昔から理科と算数が大好きで、特に理科は生物から物理まで全て好きで、理系に進みたいと考えていました。ですが、理系の学部で興味を持ったのは医学部だけ、でもお医者さんになる勇気も覚悟もなく、文系学部であればどこも満遍なく興味があったので、理系ではなく文系で大学を受験することに決めました。ですが、東大に入学して、文系でここだ!と心震える学部学科になかなか出会うことが出来ず、漠然と文科三類だし文学部なのかな、と思っていた私にとって、ひょんなことから行ったこの学科のガイダンスは、まさに目からうろこの棚からぼたもちでした。私の昔からの興味関心にぴったり、かつ学科の雰囲気もアットホームでとても素敵で、私はここに入るために東大に入ったんだ、と運命を感じ、自分でもわかるほど目がきらめき、心はときめきで震えました。こんなことを言っておきながら、実際に進学してみたら、解剖学ってなに~!ゲノムってなに~!!などとひーひー言っているかもしれませんが、でも、あの時の心の異様なまでのときめきを到底忘れることは出来ず、期待と高揚感の波に乗り、まるで運命に導かれるかのようにこの学科に進学することを決めました。
20歳になる10月から、私は晴れて、医学部健康総合科学科、私にとって全く新しい世界に足を踏み入れます。
なんだか2度目の入学をするようで、そしてそのタイミングがちょうど20歳の区切りであるのにもなんだか運命を感じ、期待で胸がはち切れんばかりに膨らんでいます。否が応でも新しい世界、心ときめく環境に身を置くことができるというのはとても幸せで恵まれたことです。だからこそ、環境が与えてくれるときめきをめいいっぱい満喫し尽くすのはもちろん、自分から新しいものにたくさん挑戦して、抑えたくても抑えられないほど心がときめく瞬間にたくさん出会っていきたいです。
そして、親友たちが各々の世界を広げているように、私も色々な人との出会い、学びとの出会いを大切に、私なりに世界を広げ、その世界を心ゆくまで楽しみ尽くしていこうと思います。
次は兵庫が産んだふわふわ白雪姫、美月ちゃんにバトンを回します。
美月ちゃんは、初めて会った時から純白の天使のようで、なんてふんわりした可愛らしい女の子なんだと美月ちゃんの虜でした。おまけにおっとりキュートな関西弁。同性の私でも思わずきゅんとしてしまいます。
そしていつも周りに癒しと笑顔を振りまいてくれる美月ちゃんですが、お話してみるとしっかりとした考え方と実行力の持ち主で、そんなところもとても素敵な女の子です。そんな美月ちゃんと一緒に部活が出来たら幸せだなぁという一心で新歓をさせてもらったので、入部を決めてくれた時は心から嬉しかったですし、今も一緒にいろいろな活動ができてとても幸せです。これからも美月ちゃんと一緒に楽しいことをたくさんできるのがとても楽しみです!
改めて、入部してくれて本当にありがとう~!
Motivation
投稿日時:2023/09/14(木) 09:42
今回の日記では僕のラグビーに対するモチベーションの話をします。3月からずっと痛かった股関節が歩けない状態になって怪我人のDLに入りました。DLに入った瞬間は、しっかり治してから復帰!という気持ちがあったけど、怪我の状態が長引くにつれ毎日ラグビーが出来ない事が僕にはとても辛かったです。5月にはモチベーションがかなり落ちていて、新しい目標を作らなければと思い、復帰したらずっとやっていたポジショのスタンドをやろうと決めました。
このワクワクした気分でウェイトとか頑張ることができて、ベンチプレス +10kgを達成。5月に復帰してスタンドとして練習を始めました。東大に来る前は、ずっと10番をやってたから切り替えはそこまで大変ではなかったです。フォワードの練習よりは全然楽しかったです。1番いい思い出はある大学との合同練習でスタンドをやって、いろんなスキルを使えました。この時点でのモチベーションは高かったです。長い間練習をしていなかったので試合ではまだバックローのままでしたが、練習でラグビーのスキルを高めることができバックローをやってた時でも効果が明らかに見えました。立教大と帝京大の試合にリザーブとして出て、いいパフォーマンスができました。それから最後の練習試合対明治。この試合がうまくいけばその次の九州戦スタンドとして出れると言われました。でもキックオフからボールをもらっていいキャリーができた終わりにタックルされ足首の捻挫。最悪。人生で1番短い試合、30秒。
足首の怪我は厄介で復帰まで時間がかかり、合宿に間に合うかどうかがわからなかったです。モチベーション下がり気味でした。
そして夏合宿へ。今年の夏合宿は、東大合格しラグビー部に入部した弟が初出場を果たしたこともあり特に楽しかった。合宿は忙しい東京を抜け出すための手段なので、僕はいつも楽しんでいる。特に厳しいスケジュールは、プロダクティブで健康的な気分になれるので楽しい。弟がチームと一緒に練習するのを見るのは本当に楽しかったし、ハイライトは1年生の試合で彼がトライを決めたり、素晴らしいタックルをしたりするのを見たことだった。
山中湖のあとはラグビーの歴史が深い釜石へ。怪我のため練習はできなかったが、ラグビーの歴史や鉄鋼、津波について学ぶことができ、本当に素晴らしい時間を過ごすことができた。一番好きだったのは、海でのアイスバス!。とても楽しかったし、釜石シーウェブズの選手たちにも会うことができた。不運なことに、僕が回復しようとした矢先、COVIDがチーム全体に広がり、僕も犠牲者の一人となった。面倒ではあったけれど、将来語り継ぐことのできる経験だったと思っている。
この日記を書いている今、チームは上智大学との初戦を控えている。先発に選ばれなかったのは残念だが、シーズンを通して怪我に悩まされていたので、リザーブになれたことに感謝しなければならない。ピッチに立てば、試合で紛れもないインパクトを与えられるようにするつもりだ。目標は、最低でもキャリー10回、タックル10回、トライ1回。大会全体の目標は、大会最優秀選手になること。
次はスタッフのゆいちゃんにバトンを回します。ゆいちゃんは今年スタッフとして本当にリーダーになってるのが明らかに見えます。ゆいちゃんのフレンドリーな態度のおかげで多く一年生スタッフが入ってきましたので感謝しています。これからも頑張りましょう!
夕日
投稿日時:2023/09/11(月) 15:49
最近、ラグビーワールドカップが開幕し、対抗戦も始まりました。毎日見る試合がたくさんあり見切れないです。ラグビーの試合を見ていると、自分のプレーと重ね合わせ、自分もこんなプレーがしたいと思い、練習が終わった後でもすぐまたラグビーがやりたくなります。ただ、客観でラグビーを見るのと主観でやるのとでは全く異なり、練習ビデオを見ては、自分のイメージとのギャップに驚きます。そのため、ビデオを見るのはとても大切で、日々ビデオを撮ってくれているスタッフの皆さんには感謝でいっぱいです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
次は同期のデイビスにバトンを渡します。デイビスはハンドリングもコンタクトも上手いスーパープレイヤーです。怪我がちだったのでデイビスと一緒に対抗戦でプレーするのが楽しみです。
I want to ride my bicycle
投稿日時:2023/09/07(木) 13:50
さてみなさんは「小学生でもできるのに、あなたにできていないことは何か」と尋ねられたときぱっと思いつくのはなんですか。こんなふうに聞くと説教する先生や上司を思い出す人もいるでしょうか。そのつもりはありませんが、つい最近まで僕は自転車と答えていたでしょう。
日本トイザらスのアンケートによると、小学校入学のタイミングである6歳の時点で既に自転車に乗れた人の割合は全体の4分の3にまで上り、20歳から59歳までの大人で乗れないのはわずか1.4パーセントほどだといいます。実際駒場東大前駅近くでは小さな子供たちがいとも簡単に、楽しそうに、踊るように漕いでいるのをよく目にします。
小学生になるまで、補助輪付きの自転車には乗れていました。でも補助輪を外せば四輪車から二輪車へともはや別の乗り物に。バランスを崩し倒れることが目に見えて怖くて練習すらしませんでした。かといって幼稚園卒園を目前に控え大人の階段を登る気でいた僕は、補助輪つき、しかもハンドルの真ん中でアンパンマンが鎮座する自転車に乗って住宅地を爆走する勇気とは友達になれず、結局そのまま自転車に乗らなくなってしまいました。僕の地元は坂が多く自転車は扱いづらいせいもあったかもしれません。しかし今年東京にきてから街中には溢れんばかりの自転車自転車自転車…。眺めていると自転車に乗りたい。そんな欲望が湧き上がってきました。
そうして早速始めた自転車の練習は困難を極めました。問題はやはりバランスの取り方。発進のときペダルを漕ぐ。そのあとペダルを漕ぎ続けようと考えている間に右や左に傾いて足がついて漕げない。ずーっとこの繰り返しで、何日も乗れないままこりゃダメだ、そう諦めた時でした。同期スタッフのはやぴ~の声がどこからともなく聞こえ始めたのは。ペダル早く漕がないと倒れるに決まってるじゃん。なんで勢いつけないの。助走とかつけてみなよ。
彼のアドバイスは的を射ていました。僕は、思いっきり左足を蹴り上げてスピードをつけ、夢中で右左右左、とペダルを押して。押して。押して。すると、なんということでしょう、下で自転車が走っているではありませんか。まるで宙に浮いているような、不思議な感覚でした。
はやぴ~の鋭い観察眼を生かしたテクニカルな指摘は正しかったと言えますが、バランスの取り方というよりビビってたから乗れなかったのではと後になって考えます。これは自転車から逃げた幼少期にもあてはまっています。倒れたら…スピードに乗った時止まれなかったら…アンパンマンがその存在感を放ったら…
ビビらない。勇気を持つ。難しいですがラガーマンとして持つべき資質です。屈強な相手に立ち向かい、その上に立つプレイヤーになるためにこの経験を活かします。
次は3年の清和さんにバトンをつなぎます。清和さんは部内で一番面白い人と囁かれており、サイトのプロフィールにはそのセンスが出てしまっているように感じますし、大勢で風呂に入れば清和さんの一言でフロアがすぐ沸きあがってしまうほどです。うらやましいです。
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