春シーズンターゲットとしていた防衛大学との試合。しかしその前週の東北大戦では時間を割いて練習してきたDFがうまくいかず、大量失点してしまっていた。一週間でスキル面が大幅に改善するわけはなく、防衛に勝つためにもチームとして細かい部分にもこだわった質の高い練習を心がけて臨んだ試合だった。
結果としてチームがいい雰囲気で勝てたことはうれしい。相手が予想に反してボールを回してきたが、逆に外で孤立気味になった相手にプレッシャーをかけられた場面もあり、BKのラインDFが改善されたのもよかった。しかしあくまでこの試合の勝因はFWが相手よりも優勢であったことだと思うし、相手のボール回しが単純だったのも事実である。この程度のDFが対抗戦で通用するほど甘くないし、ATは特に個人としてだが改善すべき点はいくらでもある。来たるべき対抗戦に向けて日々精進していきたいと思う。
4年山田 令

まずは初めてA戦のスターティングメンバーとして出場した試合を防衛大戦十数年ぶりの勝利として飾れたことを大変嬉しく思います。
昨年の防衛大戦、私はC戦のスクラムハーフとして出場しました。1年生の初の対外試合であり意気込んで臨んだものの、相手にいいようにやられ、大敗を喫してしまいました。スクラムハーフとしてはこの試合でトライを一つも取れなかったことに力不足を感じ、落胆しました。
そして今年、怪我人の続出などでいきなりA戦のメンバーに選ばれましたが、正直なところ自分なんかで大丈夫なのかと不安でした。しかし、松木さんを初めとするフォワードに支えられ、今季練習してきた9シェイプでトライを取ることもでき、この一年の自分の進歩を試合に出せたように思います。かと言っていいところばかりだったはずもなく、この試合ではバックスに上手くボールを供給することができませんでした。フォワードに頼った試合運びとなってしまったのは主に私の責任でしょう。
他にも改善点は多数見つかったので、これから一つ一つ克服していけるよう努めていきたいと思います。
2年宇野 英章

東京大学

リザーブ	T	G	P	D	交代
16 山本 高大 (3)	0	0	0	0
17 芹澤 繕宏 (3)	0	0	0	0
18 梶房 裕之 (4)	0	0	0	0	← 3 大川 充穂（40分交代）
19 藤堂 欣充 (3)	0	0	0	0
20 大畑 暁 (2)	0	0	0	0	← 5 古橋 秀胤（62分入替）
21 森 智章 (4)	0	0	0	0
22 夏川 理央 (4)	0	0	0	0	← 14 川口 峻悟（57分交代）
23 酒井 佑一 (4)	0	0	0	0