ラグビー部リレー日記

伸びしろ

投稿日時:2019/06/23(日) 21:01

入部時、僕とシルエットが似ていたことからお兄ちゃんと呼ばせていただいていた3年生フロントローの山口さんからバトンを受け取りました、2年バックスの杉浦です。

先日、肉離れでの長期離脱から復帰しました。部員やOBの皆様には、ご心配やご迷惑をお掛けしました。まだコンタクト練習は控えていますが、コンタクトまで完全に復帰できるまであと少し無理せずしっかりとトレーニングに励んでまいります。

さて、このリレー日記では、ラグビーを小さい頃から続けてきた自分の今後の伸びしろについて離脱期間に考えたことを書こうと思います。


昨年の僕は1年生という事もあり、東大ラグビー部の環境に慣れ、その中で良いプレーすることに一生懸命だった。自分が上手くなって良いプレーをすることばかりにこだわって練習していた。

だがこの1年間を振り返ってみると、ラグビー歴が長い僕は、当然のことかもしれないが、他のみんなに比べて伸びが小さかったように感じる。
確かに、必死に取り組んだフィットネスやウェイトトレーニングといったフィジカル面は数値としてみんなと同じように成果が出た。
しかし、未経験や高校からラグビーを始めたチームメイトの成長と比べるとスキルの面においては明らかに成長スピードが遅かった。

誰よりも長くラグビーをやってきたからこそ、負けたくないし、負けられない。
自分に残された伸びしろは何なのか必死に考えた。

最近になってようやく1つの考えにたどり着いた。
「上手く、そして強くなった先の目標はチームが勝つことである。」ということだ。

僕はずっと自分が上手くなる事に目を向けていた。
でも、たとえ僕がどんなに上手くなったとしても、僕個人が少し強くなるだけに過ぎない。
ましてや、伸びしろがあまり残されていない僕の成長なんてたかが知れてる。

だったら、少しでも他のチームメイトの成長に貢献した方がチームとして強くなれるんじゃないだろうか?
ラグビーはチームスポーツで、なおかつフィールドに立てる人数も1チーム15人と他の競技に比べても多い。
極端な話、僕一人が1.1倍強くなるために必要な時間と労力でチームのみんなが1.1倍ずつ強くなれるならそっちの方が明らかに効率がいい。

だから、最近は以前よりも練習中のフィードバックに力を入れたり、グラウンド外でも練習ビデオを見てさらに細かいフィードバックをしたりするようになった。

こんな事を言うと自分が成長するのを諦めたかのように聞こえてしまうかもしれない。
しかし、不思議なことに他の人に注意を向けるようになってから自分の悪い癖に気がつけるようになったと思うし、自分の成長スピードも上がってきている気がする。

あくまでもラグビーはチームスポーツなのだからいくら1人が上手くなっても、結局はチームで勝たなければ仕方がない。
個人だけではなく、チームとしての伸びしろに全力を注いで、チーム一丸となって今年の目標「入替戦出場」を達成しよう。


勢いで書いたまとまりのない文章に最後までお付き合い頂きありがとうございました。

余談ではありますが、僕は小学6年生から変わっていない165センチの身長にもまだ伸びしろがある事を信じています。

次は、デッドリフトで無類の強さを発揮する同期の岩崎にバトンを回します。
とても真面目な彼ですが、自動車学校での技能教習には苦戦しているそうです。

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