ラグビー部リレー日記

人と色と数字

投稿日時:2025/03/04(火) 20:02

ジェッドからバトンを受け取りました、3年スタッフの橘です。



昨シーズンはDLに入っている期間が長かったジェッドが、本格的に復帰し生き生きとプレーしている姿が見られるようになってとても嬉しく思っています。



ちなみに荷物の件ですが、選手がウエイトの数値を伸ばして喜ぶのと同じように、実は私も前までは持てなかった荷物を持てるようになることにささやかな喜びを感じています。これからは心配されないくらい軽々と持てるようになることを目標に頑張ります。















毎回リレー日記の題材に困ります。



去年の同じ時期、少し真面目にリレー日記を書いたところ、同期から「最優秀賞はとれない佳作止まりの文章」と非常に不名誉な評価をいただいたので、今回はカジュアルに書くことにします。











突然ですが、私は小さい頃から共感覚というものを持っています。共感覚とは、「ある1つの刺激に対して、通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚も自動的に生じる知覚現象」(Wikipediaより)のことだそうです。定義だけ聞くといまいちピンと来ない人が多いと思います(自分でもこういう名前があることをはじめて知りました)。簡単に言うと、私には人と1桁の数字、色が結びついて見えます。つまり、人に対して「この人は○色っぽいな」とか「1っぽい人だな」というように感じるということです。











大抵は1:赤/2:青/3:黄色/4:緑/6:藤色っぽい紫/9:はっきりした紫というように対応して結びつくことが多いのですが、理由を聞かれても「なんとなくそう見えるから」でしかないので、数字がとびとびになっていることやたまに上に書いた組み合わせとは違った結びつき方をすること、見える人と見えない人がいることなどを上手く言葉で説明することはできません。



小さい頃はみんなそう見えるものだと思っていたので、はじめて母に話して不思議そうな顔で色々と質問攻めにされたときはなんで伝わらないんだろうととてももどかしく感じたことを覚えています。











東大ラグビー部の中で個人的に数字や色と結びつきが強い人を挙げてみるなら、



中村くんは4で緑色、



みつきちゃんは6で藤色、



礒崎さんは6で緑色



というような感じです(礒崎さんの6はポジションに影響されているかもしれませんが...)。



仲の良さや関わりの深さとは関係なく見える人・見えない人がいるので自分でも不思議です。











今回リレー日記を書くにあたって共感覚について調べていて分かったことなのですが、他にも音に色を感じたり、匂いや味に形を感じたりする人もいるそうです。個人的には目に見えるものの味を感じられたらテレビに出てくる美味しそうな料理を食べた気になれそうなのでその類の共感覚がほしいです。











ここまで書いてなんだか怪しい感じになってしまいましたが、全然スピリチュアルな話ではないのでひかないでほしいです。今日ちらっと部室でこの話をしたら変人を見るような目で見られたのでこの内容でリレー日記を更新するのがとても不安ですが他に書くことが思いつきませんでした。



20年間生きてきてまだ同じ感覚を持つ人に会ったことがありません。私も見える!という人がいたら仲間が増えた気がして嬉しいのでぜひ教えてください。















次はセンスの光る期待のBKこじろうにバトンを渡します。こじろうも両肩の手術を乗り越えて去年の最終戦から待望の復帰を果たしました。DLのときからユニット練習でキレキレのステップを見せていたので、これから試合でもどんどん活躍してくれることを楽しみにしています。



個人的には敬語の中でたまにタメ口を使ってくるので懐いてもらったかのような錯覚に陥りますが、それこそこじろうが色々な人からかわいがられる秘訣なのかなと思います。羨ましいです。

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