ラグビー部リレー日記

ポスト考古学実習

投稿日時:2025/10/28(火) 21:23

砂川からバトンを受け取りました3年の和田です。砂川は積極的かつ献身的なプレーで1年生ながらスイカのスタメンを確固たるものにしたすごいプレイヤーです。今年はスモブラも同じ班なので今度食事に行きましょう。

僕は8月の下旬から9月中旬にかけてほぼ1か月の間考古学の実習で北海道に行ってました。今回はこの北海道実習について書いていこうと思います。この実習では北海道の常呂町というちょうどサロマ湖あたりにある東大の合宿所で過ごしました。旅費こそ高かったですが、宿舎自体は宿泊費がかからず、個室でクーラー付け放題、食事も地元の農家さんが地元の食材を使っておいしい料理をふるまってくれるという非常に快適な環境でした。月曜から土曜までは午前2時間、午後3時間合宿所から車で30分のところにある遺跡の竪穴住居を掘って、図面に収めるという作業をしました。数年前からこの遺跡の竪穴住居の発掘作業が始まったのですが今年この遺跡で初めて竪穴住居を完掘することができました。住居跡からは土器や石器、紡錘車などが多く出土し、当時の柱穴や建築材の炭化したものなども出てきてとても興奮しました。日曜日は1日中オフで同期とゲームしたり自転車でサイクリングに出かけたり自室でのんびりしたりしていました。周囲にはサロマ湖や「ワッカ原生花園」という希少な花園などがありキツネやシカも見ることができて楽しかったです。ただしコンビニが自転車で30分のところにあるなど北海道ならではの不便な部分もありました。雨の日は発掘作業ができないため網走で博物館実習を行いました。さまざまな貴重な文化財を見れたと同時に北海道の歴史文化について勉強できてよかったです。最終日には遺跡に関する報告書を作成しなければならず、同期で集まりほぼ徹夜で仕上げました。そして発表会を終えた後は地元の人も集まって皆で酒を飲みながら交流しました。僕は秒でつぶれてしまいましたがラグビー部ではなかなか経験できない大学生らしい生活を送れてよかったです。

 実習から帰ってきた後の部活は正直しんどかったです。実習中もなるべく動画は見ていたのですが、自分がいない間にチームに様々な新しいストラクチャーが導入されていたり、実習中満足して筋トレや運動ができなかったので体力面でもついていけなかったりしたからです。しかしこうした危機感から実習に行く前とくらべて真摯にラグビーに向き合えていると思います。結果として実習でいいリフレッシュができて心機一転して部活動も頑張れていると思います。(継続は僕の一番苦手なことなので今回はいつまで続くかわかりませんが…)総じてこの実習は自分にとってとてもためになったと思います。これを読んでいる皆様が少しでも東大の考古学科について興味を持ってもらえると幸いです。

次はよろずこと鎧塚にバトンを渡します。よろずの生態についてはまだあまりよく知らないのですが不思議キャラとして皆から愛されています。一方でラグビーでは経験者特有のテクさがあります。そんなよろずがどんなリレー日記を書くのか楽しみです。

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