ラグビー部リレー日記

理想と新歓

投稿日時:2012/04/02(月) 21:11

こんにちは。
今年度バックスリーダーを務めます新3年の川島淳之介です。

東大のラグビースタイルに適応するのに必死だった1年、そのスタイルに自分なりに適応して好き勝手にやらせてもらった2年、というようにこれまでは自分のことだけを考えていればよかったのですが、今シーズンからはもっと広い視野でラグビーに取り組まなければなりません。


さて、昨日から新年度の勧誘活動が本格的に始まりました。新入生の中には強引にラグビー部のテントに連れ込まれた人もいるでしょう。申し訳ないという気持ちはあるですが、それだけラグビーの魅力を知ってもらいたいのだということです。どうか許してください。

勧誘の方向性は二つあると考えています。
ひとつは「ラグビー経験はない人をラグビーの世界に引き込む」こと。大多数の新入生はこのパターンに当てはまるでしょう。勧誘される側としてはそんな選択ありない、と思うかもしれません。しかし、今までの歴史を見てみると、大学からラグビーを始めた方が活躍する例が数多くあるのです。現役部員でいえば持田さんがその筆頭でしょう。
もうひとつは「ラグビー経験者をがっちりつかまえる」こと。入ってくれれば間違いなく大きな力となる数少ない経験者を他の運動会系の部活と競争しつつ、どれだけ獲得できるかは毎年の課題であります。

正直なところ、10年以上ラグビーを続けている私には、未経験者をラグビーの世界に引き込むことに大変な難しさを感じています。ラグビーの魅力を伝え楽しいよ、と言っても、そう思うのはずっとやってるからでしょと切り返されるとどう対応すればいいのかわからなくなるのです。なので、未経験者には大学から始めた部員の声を伝えることに重点を置いています。
したがって、私が勧誘活動において果たすべき主要な役割は経験者に、「東大ラグビー部でプレーしたい」と思わせることだと考えています。それはつまり試合を見て、「ここならこんなこともできるのか」や「今までよりも面白そうだし、レベルが高い」と思わせる、もしくは体験練習にて「この人たちと一緒にプレーしたい」と感じさせることです。

魅力があり、かつ強い。それが私の理想とするラグビーです。さらに言えば、全国の高校生以下のラグビープレイヤーが東大ラグビー部に入りたいから東大を目指すという流れを作り出せるラグビーです。


かなり野心的なことを書きましたが、決して勢いで書いているわけではありません。今年度は本気でこのような視野を持ちラグビーに取り組んでいきます。そのためにはまず自分たちが強くなること、そしてたくさんの新入生を獲得することが重要です。どうか皆さん力を貸してください。よろしくお願いします。


次回は就職活動で忙しい中、新歓隊長を務めておられる桑江さんにお願いしたいと思います。桑江さん、次のリレー日記更新してくれるかな~?

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