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ラグビー部リレー日記
我が母校の謎
投稿日時:2012/02/14(火) 20:13
新4年の荒巻大智です。更新が遅くなってしまい申し訳ございません。まさかこんなにも早く私にリレー日記が回ってくるとは思いませんでした。
本日は筋トレのMAX測定を行いました。体育館にラグビー部、特に川島君や梶川君の呻き声が響き渡っていました。個人的には、今年はプレー面だけでなく体格の面からも成長して部に貢献したいと考えています。そのためグランド外でも頑張っていきたいです。
鉄本君は灘高校について日記を書いていましたが、その日記にも書かれている通り、桐朋高校は東大ラグビー部に勢力を伸ばし続けています。今年度も複数名の受験者が桐朋高校ラグビー部からいるとのことらしいので、彼らに合格してもらい、東大ラグビー部に入ってもらいたいです。そして桐朋高校が東大ラグビー部員出身校の単独首位になったら、昨年度に宮野先輩を中心として作成された愛知県民Tシャツならぬ桐朋高校Tシャツを作りたいと個人的に画策しております。
以前、梶川君の日記にもあったように、私の同期は他の大学のラグビー部で活動している者が多いです。私を含めた同期12人中7人が大学のラグビー部に所属しています。そのメンバーのポジションの内訳がPR4人、LO1人、CTB1人、WTB1人です。なぜこんなにもプロップばかりなのか。桐朋高校ラグビー部はスクラム要員養成専門の部活なのか、それともバックススキルを習得する練習が疎かなのか、そもそも桐朋高校には足が遅いデブしかいないのか、そもそも桐朋高校に興味が無い、様々な仮説や意見が浮かぶと思います。
私は一つの仮説を立てたいと思います。それはプロップというポジションは桐朋高校の教育目標を遂行するのに適したポジションなのではないかということです。桐朋高校には3つの教育目標があります。それは「自主」、「敬愛」、「勤労」です。
まずは「自主」です。これはプロップに限られた話ではないですが、練習の自主性というのは非常に肝心な要素です。自主的にマシンに当たり、自主的にトレーニングをする、自主的に油物を控える、自主的にラグビーのテレビを見る、などなど。強いプレーヤーになるためにはやらなければいけないことが多いけど、それを一つ一つ積極的にこなしていくのが「自主」の表れなのではないかと思います。
次に「敬愛」です。プロップが要のスクラムとはラグビーのプレーの中で最も味方とも相手とも距離が近いプレーの一つです。そのためなのか喧嘩的要素が特に強い気がします。しかしスクラムとはただの喧嘩ではありません。体の動きやルールという制約がある喧嘩です。お互いが首を上げなければスクラムは崩壊し、また片方がコラプシングなどでルールを破ってもスクラムは崩壊する。そのようなスクラムに必要なのは「敬愛」の精神です。またプロップは体重の重い選手が多いためなのか、汗が臭い選手が多いです。それを互いに許すのも「敬愛」の精神です。
最後に「勤労」です。これは言わずもがなでしょう。サブグランドで響く声がまさに「勤労」です。
以上のように、「桐朋高校出身には何故プロップが多いのか」という疑問について僕なりに考えてみました。完全なる個人の思いつきで新4年生ならぬ日記を書いてしまい申し訳ございません。
今年度も一人のプロップとして頑張っていきたいです。今年度も東大ラグビー部に対する御声援、御指導のほどよろしくお願い申し上げます。東大ラグビー部にとっても自分にとっても悔いのない1年にしていきたいです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。次は僕とは異なり、大学からラグビーを始めた新2年生の小川君にお願いしたいと思います。
本日は筋トレのMAX測定を行いました。体育館にラグビー部、特に川島君や梶川君の呻き声が響き渡っていました。個人的には、今年はプレー面だけでなく体格の面からも成長して部に貢献したいと考えています。そのためグランド外でも頑張っていきたいです。
鉄本君は灘高校について日記を書いていましたが、その日記にも書かれている通り、桐朋高校は東大ラグビー部に勢力を伸ばし続けています。今年度も複数名の受験者が桐朋高校ラグビー部からいるとのことらしいので、彼らに合格してもらい、東大ラグビー部に入ってもらいたいです。そして桐朋高校が東大ラグビー部員出身校の単独首位になったら、昨年度に宮野先輩を中心として作成された愛知県民Tシャツならぬ桐朋高校Tシャツを作りたいと個人的に画策しております。
以前、梶川君の日記にもあったように、私の同期は他の大学のラグビー部で活動している者が多いです。私を含めた同期12人中7人が大学のラグビー部に所属しています。そのメンバーのポジションの内訳がPR4人、LO1人、CTB1人、WTB1人です。なぜこんなにもプロップばかりなのか。桐朋高校ラグビー部はスクラム要員養成専門の部活なのか、それともバックススキルを習得する練習が疎かなのか、そもそも桐朋高校には足が遅いデブしかいないのか、そもそも桐朋高校に興味が無い、様々な仮説や意見が浮かぶと思います。
私は一つの仮説を立てたいと思います。それはプロップというポジションは桐朋高校の教育目標を遂行するのに適したポジションなのではないかということです。桐朋高校には3つの教育目標があります。それは「自主」、「敬愛」、「勤労」です。
まずは「自主」です。これはプロップに限られた話ではないですが、練習の自主性というのは非常に肝心な要素です。自主的にマシンに当たり、自主的にトレーニングをする、自主的に油物を控える、自主的にラグビーのテレビを見る、などなど。強いプレーヤーになるためにはやらなければいけないことが多いけど、それを一つ一つ積極的にこなしていくのが「自主」の表れなのではないかと思います。
次に「敬愛」です。プロップが要のスクラムとはラグビーのプレーの中で最も味方とも相手とも距離が近いプレーの一つです。そのためなのか喧嘩的要素が特に強い気がします。しかしスクラムとはただの喧嘩ではありません。体の動きやルールという制約がある喧嘩です。お互いが首を上げなければスクラムは崩壊し、また片方がコラプシングなどでルールを破ってもスクラムは崩壊する。そのようなスクラムに必要なのは「敬愛」の精神です。またプロップは体重の重い選手が多いためなのか、汗が臭い選手が多いです。それを互いに許すのも「敬愛」の精神です。
最後に「勤労」です。これは言わずもがなでしょう。サブグランドで響く声がまさに「勤労」です。
以上のように、「桐朋高校出身には何故プロップが多いのか」という疑問について僕なりに考えてみました。完全なる個人の思いつきで新4年生ならぬ日記を書いてしまい申し訳ございません。
今年度も一人のプロップとして頑張っていきたいです。今年度も東大ラグビー部に対する御声援、御指導のほどよろしくお願い申し上げます。東大ラグビー部にとっても自分にとっても悔いのない1年にしていきたいです。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。次は僕とは異なり、大学からラグビーを始めた新2年生の小川君にお願いしたいと思います。
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