ラグビー部リレー日記

チームスポーツ

投稿日時:2017/05/25(木) 13:28

五月祭で久しぶりに会った人から「デカくなったね」と言われて少々浮かれていた平田よりバトンを受け取りました今年度主将を務めます松永です。
彼にはしゃぶしゃぶでも食べてもっともっと大きく成長してもらいたいと思います。

ぼんやり何を書いたものかと思っていた時にふと去年はどうだったか気になって遡ってみた。思い返せば懐かしいようなこと、忘れかけていたこと、再び気づかされること様々ありなかなか面白い。そんな中で気になったことがある。
去年のこの時期、「無責任なプレー」が一つ問題となっていた。それは誰かが必死にゲインしたのに次のプレーで簡単にボールを下げてしまうことだったり、誰かが体を張って相手を止めたのに次のフェイズで簡単に抜かれたりするということだ。つまりは仲間の努力を無に帰するようなプレーのことである。これは味方のチャンスを潰し、ピンチを招く重大な問題だ。
今はどうか。このようなことは起きていないだろうか。起きていないとはとても言えないだろう。せっかく敵陣深く入っても簡単にボールを失い、誰かのナイスタックルも単発で終わる、思い当たる節がありすぎるくらいだ。チームスポーツであるラグビーでは自分がいいプレーをすることも大事だが、それ以上に仲間のプレーに応えるプレーが重要だ。仲間が前に運んでくれたボールを自分がさらに推し進める、たとえボールを持たずともいいサポートで応えることができる。仲間のいいタックルに反応してターンオーバーまで持っていく、一人では無理でも自分が反応したことでそれに反応した仲間がサポートしてくれる、その確信が後押しする。時にはミスもあるだろう。ミスしたら死ぬ気で取り返せばいい。誰かがミスしたらみんなで取り返せばいい。せっかく15人もの人間が集まって勝つために死力を尽くすチームスポーツなのだ。アタックもディフェンスも一人一人が勝手にやるものではない。このような心境でありたいものである。

こんなことを書いていて思い出したことがある。
かつて高校2年の時、自分は大きなミスをした。キックチェイスで相手のキーマンを前にしながら油断し、あっさり抜かれ、そのままトライを取られた。勝てば大金星とも言える強豪相手に後半残り1分までリードを保っていた矢先のことである。そのトライによって逆転を許しラストワンプレーとなった。私はインゴールで下を向き自責の念に苛まれていた。しかし、先輩たちは誰も諦めてはいなかった。その気持ちに後押しされ、このキックオフで死ぬ気で取り返さなければならないと思った。今までキックオフで競り勝ったことなどないのだが、訳も分からずがむしゃらにボールを追いなんとか奪った。そのボールは次のフェイズでトライまで運ばれた。ノータイムでの逆転、自責の念は残りつつも勝利の喜びが全身にこみ上げた。そしてこの試合は忘れがたい思い出となった。
長々と語ってしまったが、要するにみんながチームのために力を尽くせるようなチームにしたいと思ったということだ。そうして得た勝利は格別だろう。やはりラグビーは面白い、そう思えるだろう。そんな思いを胸に一つずつ成長していかねばならないと気を引き締めるこの頃である。

思うままに書き綴ったまとまりのない文章失礼しました。次は総務の長をも務め、カメラを手に貴重な瞬間を残してくれる同期の壇辻に回します。

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