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ラグビー部リレー日記
二分後に誰も来ないけど天体観測
投稿日時:2020/08/12(水) 14:32
スモブラでは場を和ませ、オンラインセッションではストイックにトレーニングをするナイスガイ安富からバトンを受け取りました2年の佐藤です。
今日8月12日の夜、毎年ひっそりと楽しみにしているイベントがあります。ペルセウス座流星群です。流星群とはその名の通り流れ星の群れのことです。特段、天体に詳しいわけではないし、天体観測なんて普段しませんが、流れ星を見てみたいと思ったことは誰でもあるのではないでしょうか。少し調べたところ、年に数回、流星群が見られる時期はあるようですが、このペルセウス座流星群は夏にみられ、準備の必要がなく、東京などの都会でも公園などのひらけた場所であれば観測できることから、人気が高いそうです。僕みたいなミーハーでも去年、羽根木公園で10個以上の流れ星を見つけました。今年は22時頃が最も観測しやすい時間帯で、下弦の月ということもあり少し条件は悪いようですが、運がよければ1時間に30個程度の流れ星が見られるようです。空の暗い場所の方が観測しやすいということなので、いつかは街灯が少ない場所で、満天の星と流れ星を見てみたいという夢があります。東京でも、今日くらいは夜の明かりを消してくれればいいのに、とわがままなことを考えてしまいます。街灯のない時代に生きた人たちはどれだけ綺麗な星空を見上げていたのでしょうか。
街灯のない時代つながりで言うと、僕は安富から紹介のあった通り時代劇が好きです。時代劇の中でもやっぱり大河ドラマが好きで、この自粛期間中にも大河ドラマを借りて見直していました。N H Kがぶっ壊されたら困ってしまいますね。大河ドラマは、出演する俳優は豪華、セットも豪華、衣装も豪華、主人公の性格も真っ直ぐでカッコ良くて、主題歌、挿入歌も有名アーティストが作っていて豪華など、あのとにかく豪華な感じがたまらんのです。一度でいいから何か役が欲しい。顔が濃いから、トルコ系の日本語がうまい外国人の役とか意外とできるんじゃないかとか妄想できるのも魅力の一つです。たくさんある魅力にどっぷり使って時代劇が好きになり、そこから歴史についても色々調べるようになりましたが、現実の歴史は大河ドラマよりも、もっと残酷な世界だったのではないでしょうか。
まだ農業の技術も発達していない、農薬も肥料もない時代、人々はほとんどが栄養失調でガリガリ、歴史の登場人物でさえ、十分な栄養がないため、低身長で短足、イケメンとは程遠い姿、住居も当然冷暖房はなく、すべて木造で、多くの人は、整備されていない不衛生な泥道を裸足で歩き回り、清潔な水で手を洗うことさえできず、擦り傷程度の怪我でも感染症によって簡単に人が亡くなってしまう。たとえ裕福な家柄に生まれ、牛車とか籠に乗って移動し、不衛生な環境から遠ざかることができたとしても、ワクチンや薬はほとんどないため、一度病気にかかると死を覚悟しなければならず、また、乳幼児死亡率は現代のどの地域よりも高く、次世代に家名をつなぐためには多くの子供を必要とし、そして多くの子供が死んでいきました。世界的に病気が流行すれば3分の1以上がなくなることもあり、その病気との戦いが何百年も続きました。
現代では農薬、農業技術のおかげで一部の人が農業をやるだけで、100年前の何倍もの人を養えるようになり、公衆衛生という概念が存在し、家では一年中ほぼ同じ気温で過ごすことが可能になり、電気によって夜遅くまで勉強ができ、洗濯機や食器洗い機によって、家事負担が少なくなったことで性別による家事分業が無くなろうとしている。難民キャンプに生まれたとしても9割以上の子供はワクチンを受けることができ、発展途上というイメージがある国々でも、乳幼児死亡率が低下したことによって、出生率も低下し、一人当たりの教育水準が上がると言う好循環にほとんどの地域が入っている。世界的に病気が流行しても、素早く原因がわかり、対処法も判断でき、何年または何ヶ月という単位でワクチンを作ることができる。
人は思い出を美化してしまうし、思い出の連続体である歴史はもっと美化されてしまうものだけど、どう考えたって今が最高で明日以降はもっとよくなっていくべきなんだと思います。
ご先祖は流れ星にどんなお願いをしていたのでしょうか。彼らが願っていたような世界に今はなっているのでしょうか。僕たちは彼らに恥じないような生き方ができるのでしょうか。そんなことを考えたり、考えなかったりしながら、今年も羽根木公園に向かいたいと思います。曇りだったら明日にします。
次は豪傑、笹俣にバトンを渡したいと思います。最近髪を切りすぎてしまったということですが、僕に観察力がなさすぎて違いがわかりませんでした。ごめんなさい。
今日8月12日の夜、毎年ひっそりと楽しみにしているイベントがあります。ペルセウス座流星群です。流星群とはその名の通り流れ星の群れのことです。特段、天体に詳しいわけではないし、天体観測なんて普段しませんが、流れ星を見てみたいと思ったことは誰でもあるのではないでしょうか。少し調べたところ、年に数回、流星群が見られる時期はあるようですが、このペルセウス座流星群は夏にみられ、準備の必要がなく、東京などの都会でも公園などのひらけた場所であれば観測できることから、人気が高いそうです。僕みたいなミーハーでも去年、羽根木公園で10個以上の流れ星を見つけました。今年は22時頃が最も観測しやすい時間帯で、下弦の月ということもあり少し条件は悪いようですが、運がよければ1時間に30個程度の流れ星が見られるようです。空の暗い場所の方が観測しやすいということなので、いつかは街灯が少ない場所で、満天の星と流れ星を見てみたいという夢があります。東京でも、今日くらいは夜の明かりを消してくれればいいのに、とわがままなことを考えてしまいます。街灯のない時代に生きた人たちはどれだけ綺麗な星空を見上げていたのでしょうか。
街灯のない時代つながりで言うと、僕は安富から紹介のあった通り時代劇が好きです。時代劇の中でもやっぱり大河ドラマが好きで、この自粛期間中にも大河ドラマを借りて見直していました。N H Kがぶっ壊されたら困ってしまいますね。大河ドラマは、出演する俳優は豪華、セットも豪華、衣装も豪華、主人公の性格も真っ直ぐでカッコ良くて、主題歌、挿入歌も有名アーティストが作っていて豪華など、あのとにかく豪華な感じがたまらんのです。一度でいいから何か役が欲しい。顔が濃いから、トルコ系の日本語がうまい外国人の役とか意外とできるんじゃないかとか妄想できるのも魅力の一つです。たくさんある魅力にどっぷり使って時代劇が好きになり、そこから歴史についても色々調べるようになりましたが、現実の歴史は大河ドラマよりも、もっと残酷な世界だったのではないでしょうか。
まだ農業の技術も発達していない、農薬も肥料もない時代、人々はほとんどが栄養失調でガリガリ、歴史の登場人物でさえ、十分な栄養がないため、低身長で短足、イケメンとは程遠い姿、住居も当然冷暖房はなく、すべて木造で、多くの人は、整備されていない不衛生な泥道を裸足で歩き回り、清潔な水で手を洗うことさえできず、擦り傷程度の怪我でも感染症によって簡単に人が亡くなってしまう。たとえ裕福な家柄に生まれ、牛車とか籠に乗って移動し、不衛生な環境から遠ざかることができたとしても、ワクチンや薬はほとんどないため、一度病気にかかると死を覚悟しなければならず、また、乳幼児死亡率は現代のどの地域よりも高く、次世代に家名をつなぐためには多くの子供を必要とし、そして多くの子供が死んでいきました。世界的に病気が流行すれば3分の1以上がなくなることもあり、その病気との戦いが何百年も続きました。
現代では農薬、農業技術のおかげで一部の人が農業をやるだけで、100年前の何倍もの人を養えるようになり、公衆衛生という概念が存在し、家では一年中ほぼ同じ気温で過ごすことが可能になり、電気によって夜遅くまで勉強ができ、洗濯機や食器洗い機によって、家事負担が少なくなったことで性別による家事分業が無くなろうとしている。難民キャンプに生まれたとしても9割以上の子供はワクチンを受けることができ、発展途上というイメージがある国々でも、乳幼児死亡率が低下したことによって、出生率も低下し、一人当たりの教育水準が上がると言う好循環にほとんどの地域が入っている。世界的に病気が流行しても、素早く原因がわかり、対処法も判断でき、何年または何ヶ月という単位でワクチンを作ることができる。
人は思い出を美化してしまうし、思い出の連続体である歴史はもっと美化されてしまうものだけど、どう考えたって今が最高で明日以降はもっとよくなっていくべきなんだと思います。
ご先祖は流れ星にどんなお願いをしていたのでしょうか。彼らが願っていたような世界に今はなっているのでしょうか。僕たちは彼らに恥じないような生き方ができるのでしょうか。そんなことを考えたり、考えなかったりしながら、今年も羽根木公園に向かいたいと思います。曇りだったら明日にします。
次は豪傑、笹俣にバトンを渡したいと思います。最近髪を切りすぎてしまったということですが、僕に観察力がなさすぎて違いがわかりませんでした。ごめんなさい。
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