ラグビー部リレー日記

サイエンスコミュニケーション

投稿日時:2022/08/29(月) 18:30

1年の細谷からバトンを受け取りました4年の岩下です。例年通り(?)、この時期になってもなかなか1年生とお話できていません。毎年自分から話しかけて仲良くなろうと新歓期に決意するのですが、話しかけられるのを待っている自分がいます。明日から1年生も練習に戻ってくるので、積極的なコミュニケーションとりたいです。

 

先日まで「サイエンスコミュニケーション演習」という授業を履修していました。農学部生と美大生との合同授業で、農学部生の研究テーマを美大生がビジュアル化するという授業です。授業を受ける中で感じたことについてちょっと書こうと思います。

 

まず一番に感じたのは、改めてですが、自分は小さな世界でしか生きてこなかったんだなということです。私は小中高同じ学校に通い、小中高大同じスポーツを続けてきて、同じような人とばかり接してきました。今までそれを自覚し意識して生きてきたつもりでしたが、実際に全く別の世界に触れることは初めてで刺激的なものでした。面白いと思う対象が全然違ったり、何か言葉を聞いてからイメージするものが全然違ったり、イラストに対して考えることが全然違ったり。学生のうちにもっとたくさんの世界に触れて、自分の感性を磨かないとダメだったなと今になって思います。実際のところ自分の世界のことで精一杯で、まずは目の前の一つのことを追い求めないとですが、余裕ができたらいろいろ経験したいです。

 

あと授業を受ける中で考えたのは「伝える」ということです。今までの自分の常識だったり知識が通用しない中で、自分の思考をどれだけ正確に伝えられるか考え続けました。自分の勉強内容や科学現象等については、簡単な原理や具体例を出すことで割と簡単に理解してもらえました。だけど、自分の考えを伝える、特に、相手が提案してきた作品に対してダメ出しをするのが非常に難しかったです。自分の考えを伝えたいが常識が全く通用しないので、言葉にした瞬間別の意味を持って相手に伝わり、ただ嫌なこと言う奴と思われるかもしれない。しかも相手が得意とするデザインという土俵の上で。手探りな状態から始めて最終的にはお互いの考えをしっかり言い合えるようになりましたが、とてもハードな経験でした。

 

授業を振り返ると時間の拘束が長く、キャンパスが相模大野にあり結構大変な授業でしたが、自分のキャパも増え感性も磨かれたような気がして非常にいい経験になりました。来年も開講予定で、ワークショップ等も行っているそうです。

 

対抗戦まで2週間を切ったので少しそのことについても。フィジカルで勝ち全勝することを目標に春からやってきました。個人的にはまだ「強さ」が足りていないなと感じています。体重は過去最重量の100kg越えしましたが、重みが増えただけで強さがまだ乗っかっていないイメージです。私が目標とする山本紘史選手と大体同じ体重になったので、彼のような力強いプレーができるよう、残りの2週間、最終戦までの3ヶ月でパワーアップします。

 

次は部内きっての人気者、2年の辻にバトンを回します。勉強や恋愛で忙しい彼ですが、分析の仕事を期限の数日前には終わらせているなど、すごいキャパの持ち主だなと思います。

コメント

名前:
Eメールアドレス:
コメント:
ファイル

画像の英字5文字を入力して下さい。:
パスワード:

この記事を書いたメンバー

2024年3月

<<前月翌月>>
2024/03/28(木) 13:54
インドに3年間住んでました
2024/03/22(金) 14:19
始まり
2024/03/15(金) 19:00
かごんま、ひさかぶい
2024/03/12(火) 18:58
無水硫酸ナトリウム
2024/03/09(土) 18:20
いらすとや 3
2024/03/09(土) 13:00
東大へ、ラグビー部へようこそ!
2024/03/09(土) 08:14
ラグビー歴15年

アーカイブ

ブログ最新記事