ラグビー部リレー日記

勝つべき集団

投稿日時:2013/07/21(日) 18:30

吉松さんからバトンを受けました松木です。
紹介にもあった通り、最近(年中という説もありますが)日に焼けて僕の肌は常人とは思えない色になっています。
あまり黒すぎるのもどうなのかという気もしますが、せっかく人の印象に残る特徴を持っているので就活までは日焼け止めを塗らず頑張ろうと思います。

さて短かったオフも終わり火曜日から練習が再開されます。
不本意な結果に終わった春シーズン。悔しい気持ちや反省の言葉があちこちから聞こえ、これからを考えると皆自信よりも危機感が先行している様に思えます。僕個人としても反省すべき部分は多々あり、秋に勝つ為にはこれから必死に練習に取り組まなければなりません。
しかしこの様に本当にチームが苦しい時に必要なのは、危機感よりも自分たちは勝つべき集団なんだという自信ではないかと思います。

ラグビーで人を集める事が出来ない東大において、川島さんの様な高校時代に花園を経験したスキルフルなプレーヤーが4人も同時期に在籍するという事は極めて稀で、恐らくこれから先も無いでしょう。もちろん上手い人間が何人かいるだけでは駄目ですが、地道な勧誘活動の成果か今年のラグビー部は70人を超える大所帯です。数年前までは考えられなかった様な「数の力」を手にしました。又、最強のOB会のご支援のもと、国立大学にも関わらず人工芝のグラウンドを独占できたりその他様々な面でサポートを頂いたりと練習に集中できる環境にあります。ケガや体作りに関しても、仕事がありながらも駒場まで見に来て下さるトレーナーの方々もいらっしゃいますし、今年からは外部コーチの方にも来て頂いています。
幸運なタイミングで僕たちはラグビー部にいて、様々な方の支援のお蔭で恵まれた環境で練習に取り組めています。
「天の時」「地の利」はあります。

「人の和」はどうでしょうか。
未経験ながら必死で頑張る人や、大怪我に見舞われても何とかして自分に出来る事を探そうとする人、部の規律や運営の為に苦心している人を見ていると、僕自身本当に身が引き締まる思いです。東大は真面目でコツコツ努力できる人ばかりです。間違いなく人には恵まれています。
しかし僕たちはまだまだラグビーの部分で力が足りていません。後は僕たちがこの夏を通して必死に練習して勝つ為に必要な力を手にした時に、最後の1ピースである本当の「人の和」が揃うのでしょう。

結果が出ないと何もかもを否定しがちですが、僕はこういった事から東大ラグビー部は「勝つべき集団」であると考えています。

もちろん何を言った所で上位校との実力差は厳然とあるし、自分が上手くならない事には始まりません。しかしどんな時でも「可能性を信じぬく」事がハードな課題を乗り越えこれまでにないアップセットを起こすのに一番重要なのではないかと思い、思う所を書き綴った次第です。

チーム全体の事についてうだうだと偉そうに書きましたが、もちろん自分自身もこの夏を通し対抗戦Aに昇格するのに必要十分なバックローへと成長することを約束して、今回の日記を終えたいと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。
次回は2年生マネージャーの栗原菜緒ちゃんにお願いします。

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