ラグビー部リレー日記

自分のconfidence

投稿日時:2014/05/09(金) 20:41

 同期の山田令からバトンを受け取りました、4年の夏川です。
 
 昨年のちょうど今頃、春合宿最後のOB戦で右膝を怪我してから1年が経った。スポーツ復帰には9ヶ月はかかると医者に診断され、誰よりも早く来年以降に向けて努力を積み重ねるしかない状況になった。中高とラグビーをしていない者にとって、ようやくラグビーを少しずつ理解しかけていた3年生にプレーできないことはものすごいビハインドに感じられた。また、膝を怪我したことで、ラグビーができる状態になった時自分がどこまでプレー出来るのか分からなかった。
 
 そのような状況で、取り組んだのはただただ体重を増やすこと、筋力を増やすことだった。ラグビー理解力やプレイスキルで追いつけない先輩達を見ていて、自分が追いつける、追い越せる可能性があるのはここしかなかった。
 
 リハビリの先生や、印牧さんを始めとするトレーナーの方々、僕以上に長い期間怪我をしつつ東大ラグビー部を支えている先輩方、励ましてくれた同期・後輩のおかげで、今年2月ようやくラグビーを再開することができた。食事やウエイトの効果も現れ、体重も筋力も怪我前より増加した。マネージャーが毎日巻いてくれるテーピングのおかげで、今まで怪我なくプレーを続けている。
 
 しかし、ここ最近試合に出ていない。膝の調子が悪いからではなく、単純に実力不足だからである。せっかく鍛えた身体を上手く使えていない上、ラグビーのスキルはこの1年であまり上達していなかったのだ。まともに試合でプレーするには、やはりラグビー理解力やプレイスキルも必要なのである。4年生の僕にとって残された時間はわずかしかないが、だからといって焦ってまた膝を怪我してしまうと元も子もない。
 
 先日OBの宗さんに「もっと自信を持ってプレーしろ」と諭された。今年のスローガンはconfidenceである。自信が無ければ良いプレーはできない。良いプレーができなければ、チームからの信頼は得られない。チームからの信頼を得たプレーヤーが沢山いるようなチームでなければ、入れ替え戦出場などできない。自分が試合に出るためにも、またチームが試合に勝つためにも、自分のconfidenceを模索していく。
 
 次回は、先日のソウル大の来訪を誰よりも楽しんでいた同期の真理子ちゃんにお願いします。
 

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