ラグビー部リレー日記

熱く

投稿日時:2015/05/26(火) 19:40

萩原からバトンを受け取りました、3年の稲垣です。

東大ラグビー部に入って3年目、この春から再びCTBへとコンバートした。1年のころから、激しさと上手さを必要とするこのポジションに憧れがあった。当時は憧れだけでまともなプレーイメージすらなかったが、去年のSOとしての経験もあり今では自信をもってプレーでき始めている。ラグビー観戦でも、CTBの視点から見ることで新鮮な楽しみを感じられている。
しかし楽しめるのも自信を持てるのもCTBの技術的なプレーの部分だけ。まだ「激しさ」が足りない。CTBの魅力の一つであるその部分に向き合えていない。

BKに必要なスピードのあるプレーにしてもそうだが、怪我の恐怖を乗り越えなければ激しいプレーなんてできないだろう。
たまに
本能の一部が欠けているんじゃないかというほどのタックルをするプレーヤーがいるが、残念ながら自分にはそんなプレーはできない。自分が激しさを得るには、怪我の恐怖なんて忘れるほどの敵対心を持つしかない。

SOを務めるときには常に冷静でいよう、と高校のころから自分に言い聞かせてきた。周りを見ること早く判断を下すことが重要だし、それだけで精一杯なんだ、と考えていた。つまりは相手へ対面へ敵対心を持ち、熱くなることから逃げていたことになる。ラガーマンとして大切な部分をはき違えていたのかもしれない。
それでも自分は決して器用なプレーヤーではないから、この考え方が必要だった。しかし今はCTBだ。考え直す必要がある。

とにかく対面に打ち勝つ。
2年かけようやく体も少し大きくなり、それなりのハンドリング技術を身に着けた。もう逃げる理由はない。そのフィジカルとスキルで、目の前の相手に勝つことだけを考えていく。熱くならないといけない。

上級生になり、部という集団がまとまることの難しさを感じることも増えたが、結局のところラグビー部なのだから各々がラグビーに真摯に向き合えばおのずと上手くいくものだとも思う。
自分がすべきは激しくプレーしラグビーを楽しむこと。きっと結果はついてくる。

最後までお読みいただきありがとうございました。次は
同期の藤原にバトンを回したいと思います。





 

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