ラグビー部リレー日記 2023/8

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初心

 written by 奥山 敦裕 投稿日時:2023/08/17(木) 14:00

あきおからバトンを受け取りました3年の奥山です。
あきおは、人の気持ちがあるのか疑ってしまう程のデリカシーのない発言が目立つこともありますが、後輩の面倒見もよく、練習で使う部の荷物の準備や片付けも率先して行う、意外と繊細な面もある素晴らしい選手です。また、紹介にもあったように感動ものの映画を見に行ったり、渋谷のタピオカ屋さんに2人で行ったり、土曜CC前に下北に飯を食べに行ったりと、一人でいがちな自分の割にはよく一緒にいる気がします。

なぜかと考えたところ、やっぱりあきおの話が面白いからだと思いました。
いつの日かの一発芸もまた見せてくれると嬉しいです。楽しみにしています。


今回の日記では先々週、東大見学会に来ていた母校の後輩たちと話す機会があり、その中で話した自分がラグビーを始めたきっかけについて書いてみたいと思う。


ラ・サールには中学と高校どちらにもラグビー部があったが、入学時にはまるで興味がなく、小学生のころ少しやっていたという理由で全く別の運動部に入部した。

契機になったのは、台風が近づきどしゃ降りの雨のなかで行われた中2の時の体育祭だった。プログラムが淡々と進行されていく中で、今でも鮮明に覚えているシーンがある。競技に参加していないほぼ全ての生徒が校舎やテントの中で雨宿りをしていたなか、ラグビー部の部員全員が、チームのジャージを身に纏って、グラウンドに出きた無数の水溜まりを掃こうと雑巾に水を吸わせていたり、ほぼほぼ消えかかっている白線をなんとか元に戻そうと、石灰を撒いたりしていた。

そのシーンに出会った瞬間、この組織に入ってみたい、ラグビーはどんなスポーツか知らないけどやってみたいなと思った。この組織に入ることが、自分の学園生活をもっとも豊かにする選択なのではないかなと。

折しも、もともと所属していた部で努力していくことに限界を感じていたこと、仲の良かった友達がラグビー部に所属していて熱心に勧誘してくれたことも後押しし、体育祭後に親を説得して、ラグビーを始めることになりました。

あの時感じ取ったラ・サールラグビー部の価値観は、これから先も忘れずに大切にしていきたいと思います。

以上で今回の文章を終わります。
お読み頂きありがとうございました。

次の更新者は同期のスタッフ、ようこちゃんです。
3年生ながら今年からスタッフ長という立場でチームのマネジメントの統括を担っているため、ストレスを抱える時もあるかと思いますが、もともとの人当たりの良さは健在で、部員に接するときはいつも笑顔でいる本当に人間性の高い、素晴らしい人です。
釜石に行っているバス内でも、自分がぼーっと車窓からの景色を眺めている時も、ずっとパソコンで作業をしていて頭が上がりません。
自分を含め選手がプレーに集中できてる今の環境を作ってくださり本当にありがとうございます。

頭文字A

 written by 池上 暁雄 投稿日時:2023/08/13(日) 22:00

 前途有望な1年スタッフの小川友希ちゃんから、過分な褒め言葉と共にバトンを受け取りました、3年PRの池上です。友希ちゃんがデザインしたTシャツがもう直ぐ発売されるそうです。まだ在籍して少しなのに、すごいです。皆様是非お買い求めください。



 さて、今は釜石行きのバスの中にいます。首都高速中央環状線に入ったあたりでこの日記を書き始めましたが、終わる頃にはどこにいるでしょうか。



 つい先日、免許をとりました。自動車学校を卒業してから4ヶ月間も学科試験に行っていないことを前回のリレー日記で告解してから更に2ヶ月を要しましたが、ようやく公道で運転できます。同期旅行で行った長瀞からの帰り道で初高速・初合流をすでに経験した上に、一番右側の爆速追い越し車線も走りました。もはや怖いものはありません。どこへでも運転できます。



……。



 嘘です。バックでの車庫入れは全くできません。車道をふらふら走る自転車がいると焦ります。縦列駐車なんて、どうしたらいいのでしょうか。自動車学校で身につけた駐車技術はサボっていた6ヶ月間で無に帰してしまいました。一から技術を習得し直さなければなりません。同期スタッフの”Mrs.事故”を反面教師として、常に自戒をしつつ丁寧に運転したいと思います。



 ここまで書き終わって外を見ると、いわきJCTを超えました。Google先生によるとまだ後4時間残っています。この文章量に時間かかりすぎだろ、と思うかもしれませんが、創作活動に睡眠はつきものです。そのせいで授業レポートも大変です。



 次は同期の怪物No.8奥山にバトンを渡します。彼は、「なんとなく」を理由に同期会を連続で欠席するとんでもないやつですが、家族思いのとてもいいやつでもあります。妹の作ったミジンコを大事に部屋に飾っている他、『ラーゲリより愛を込めて』を観て以来家族に頻繁に連絡しているそうです。映画を見終わって二人でしんみりしながら歩いた帰り道、間を埋めようと多めに喋りかけたら「今感動してんねん」と怒られました。申し訳ありませんでした。あと、人の洗濯物は勝手に出さないで下さい。

 

名前

投稿日時:2023/08/10(木) 11:27

憧れの先輩の1人である西久保さんからバトンを受け取りました小川です。西久保さんはいつもキャプテンとして、ラグビーにそしてチームに誠実で、とても尊敬しています。

 



さて、西久保さんからご紹介に与りましたとおり、私は今年の秋からコロンビア大学というところに正規留学します。コロンビアというと南米のコロンビア🇨🇴やカナダのブリティッシュコロンビア州などとよく間違えられるのですが、実はニューヨークにあります。どうやらコロンビア大学自身もそれを気にしているのか、大学の正式名称は「Columbia University in the city of New York」となっています。in the city of New York が大事なのです。そこに信念があるのです。🇨🇴でも🇨🇦でもないのです。

 



コロンビア大学は実際ニューヨークにあるので議論の余地がないのですが、我が母校、立川国際に関しては若干怪しいところです。立川を冠しているのですが明らかに国立市領にはみ出ています。我らが立国(たちこく:在校生は皆そう呼びます)のせいで、市境線がリアス海岸のように無理やり変形させられています。これが、立川の名を背負いつつ立川駅から徒歩25分(いやそれ普通に国立市まで歩いてるだけだよね)の立川国際なのです。それでも頑なに住所を立川とし、最寄駅を立川駅とするのだから、よっぽど立川にプライドを持っていると見えます。ここまで書きましたが、私は母校が嫌いなわけではありません。なんとなく名前がカッケェから、という理由で入りましたが、そこで過ごした6年間毎日往復50分歩いていたおかげでちょっとやそっとの駅遠スポットには屈しない強靭な精神と肉体を手に入れました。



「このレストラン美味しそうじゃない?」



「まって、渋谷から徒歩20分だって」



「え~駅近やん」



という会話が聞こえてきたら、それは立川国際生でしょう。

 



長々と意味のないことを書き連ねましたが、何を言いたかったかというと、コロンビア大学(in the city of New York)のように、或いは立川国際(in the city of Kunitachi)のように、自分の名前にプライドを持っていきたいものだ、ということです。私の名前は友達の友に希望の希で友希と書きます。前まではなんとも思っていませんでしたが、最近になって由来をきちんと考え、意識するようになりました。自分の名前について思いを巡らすのは、究極の「初心にかえる」なのかもしれないです。東京大学ラグビー部でできた友達をこれからも大切にして、常に希望を持ってニューヨークに旅立ちたいと思います。



 



次は三年生、PRの池上さんにバトンを渡したいと思います。池上さんはとてもラグビーに真摯な方で、3番としてスクラムを牽引し相手と本気でぶつかり合う姿がいつも眩しく、本当にかっこいい先輩です。

今日は合宿、明日は院試!

 written by 西久保 拓斗 投稿日時:2023/08/07(月) 14:26

デカくて強くて頼りになる3年のデルバールからバトンを受けとりました、4年の西久保です。彼にはカナダで学んだ、良いラグビー文化をこのチームに還元してくれてます。この部の公用語が英語になるのもそう時間はかからないでしょう。

ヘルメットは自分の身を守るためにも大事なものです。東大ラグビー界にしっかり普及していきたいと思います。自分のヘルメットは後ろのライトが変幻自在に光るので、効果音の鳴る仮面ライダーベルトのようなカッコ良さがあると思ってます。

 

リレー日記も残す所あと2回なので内容のあるものを書きたいですが、テーマがまとまらないので前回のリレー日記からの現在までをざっくり振り返ってみたいと思います。

 

4月 駒場付近に引っ越す。夢の自転車通学で、夜練習後グダグダしても22時に帰宅できることに感動する。

 

5月

 

6月 22歳になる。(テイラー・スウィフトの「22」という曲は彼女が22歳の頃に作ったもので、PVを見ると、流石一流の歌手はこの頃からオーラが別格である。だが、この曲の歌詞に込めた想いについては本当に22歳として共感できることが書かれているので是非22歳の同世代に読んでほしい。)

https://www.billboard.com/music/music-news/taylor-swift-qa-the-risks-of-red-and-the-joys-of-being-22-474565/amp/

 

7月

 

8月 部室に置かれていたある漫画にどハマり。その中でも特に、西野つかさというキャラクターは、もうとにかく「エグい」。あと、漫画のついでに院試の勉強をするようになる。22歳なので、気ままなのはしょうがない。

 

5月と7月も書いていたのですが、見返すと良いことが無さすぎて、気分も悪くなるので割愛させて頂きます。次の奇数月は対抗戦開幕の9月なので良い結果を出して、良い月にしたいです。

 

次は秋からアメリカの名門大学に通う1年生スタッフの小川友希ちゃんにバトンを渡します。春シーズンは留学関連でとても忙しかったでしょうが、献身的にラグビー部に貢献してくれました。是非ともテイラースウィフト以上の大物になって日本に帰ってきて欲しいです。

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 written by 池田 怜央 投稿日時:2023/08/05(土) 10:58

二年のリサからバトンをもらいました三年の池田怜央です。普段リサちゃんと話す機会がないのですが、とても優しい後輩です。是非合宿で会話しましょう。

 

夏オフ中に10日間香港に行ってきました。香港は僕が15年間育った場所で、3年ぶりに帰ることができました。母に会い、幼い頃から住んでいた村に戻り、久しぶりに高校時代の友達とも再会しました。僕の出身校は幼稚園から高校まであるので、中には3歳からの幼馴染もいます。

大学に入ってから35キロ以上増量した僕と久しぶりに会う友達は、皆驚いて唖然としていました。僕から見ると、皆それぞれ体型は変わらずとも成長し変化を遂げていました。

世界中に散らばる高校同期は各々の道を進み、今も大学生の人、卒業して就職をした人、世界を旅している人もいます。今、ヨーロッパ、北アメリカ、アジア、アフリカに住んでいる僕等が、小さな香港島の同じ学校の出身だという縁に感動しました。そして、またこうして香港で集まって遊べることをとても嬉しく感じました。

何より「たった3年間でこんなに人って成長するんだ!」とあらためて驚き、良い刺激を受けました。

 

次はキャプテンの西久保さんにバトンを渡したいと思います。毎日ちゃんとヘルメットをつけて自転車で駒場に来る姿がめっちゃ可愛いです。

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