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ラグビー部リレー日記
For Whom “I” Play Rugby
投稿日時:2016/04/03(日) 13:51
いつも笑顔の石川貴之君からバトンを受けました、だいたい笑顔の4年、尾崎です。今回は新歓でラグビー部に興味を持って、ブラウジングしているうちにこのページにたどり着いたという人も少なからずいると思うので、新入生の皆さんに大学生活をどのように送るべきかのアドバイスを僕のラグビー部での原体験と共に書きたいと思う。
只今、どの部やサークルも新歓の真っ最中なのだが、僕は同時に就活中でもある。言うなれば企業の新歓活動である(その実は似て非なるものであるが)。その中でおそらく就活する者は皆「自己分析」というものをする。大学時代に頑張ったことは何なのか?なぜそれを頑張ったのか?そこから得られた価値観は何なのか?といった、今の自分の価値観や考えがどのような経緯を経て形成されたのか過去の自分を振り返って分析するというものである。
僕も例に漏れずこれを行っているわけなのだが、どうもいまいちピンとこない。ラグビーは頑張った(頑張っている)。よほど体調が悪くない限りは、多少嫌なことがあっても休まずに練習には行った(行っている)。そこは間違いない。では、僕は何のためにラグビーをするのか?自分の成長のため?それなら必ずしもラグビーである必要はなかっただろう。ラグビーが好きだから?実はそんなこともない。僕が嫌なことも忘れられるぐらい夢中になってできるスポーツは中学時代にやっていたバレーボールくらいだろう(複雑な事情によってどうしてもこれは続けられなくなってしまった)。主将の棚橋は本当にラグビーが好きで、やめたいと思ったことは一度もないらしいが、実際、僕はこの3年間で何度も部をやめたいと思ったことがあった。
では、その度に僕をこの部に引き留めていたモノは何なのか?僕は今まで何度も何度も自問自答してきた。そしてある時、本当にこれが正解なのかはわからないが、一つの答えが出たような気がした。それは、「ラグビー」は必ずしも好きではないが、「東大ラグビー部」は自信をもって好きだと思っているからだ。僕をラガーマンとして育て、成長させていただき、そしてこんなどうしようもないプレーヤーの僕に期待をかけてくださっている先輩やOBの方々、コーチやトレーナーの方々、そして同期のみんなや後輩たち、ついでに両親や友人、高校時代の恩師や粋の関さんも、すべての僕のラグビー人生を支えてくれている人々に僕はある種の「愛情」を抱き、そして、感謝している。だからこそ、僕はその恩返しとしてチームの目標と共に勝利という形で恩返しをしていきたい。それが今年の僕の”challenge”でもある。
少し長くなってしまったが、僕が皆さんにアドバイスしたいことは月並みなことになってしまうが、「自分はなぜそれをするのか?」、つまり、目的意識をしっかり持ってやりたいことを選んでほしいということだ。それが、運動会の部活をするのであっても、マネージャーをするのであっても、サークルに入って運動やボランティアに打ち込むのであっても、はたまた、ひたすら勉学に打ち込むのであっても、しっかりした目的意識を持ってそれらに全力で臨んでほしい。そうすればそれらの活動の選択には、運動会だからだとかサークルだからだとかそんな陳腐な基準での貴賤はないのだと思う。
何だか偉そうなことを書いてしまったが、新入生の皆さんはぜひこれから始まる大学生活を存分に楽しんでほしい。そのためにも悔いのない選択をしてほしい。
東大ラグビー部はそんなあなたの選択を絶対に後悔させない仲間がいるし、環境が整っていますよと最後に宣伝させていただき、筆を置かせていただきたいと思う。
次は入部以来、見事に大きくなったというか、デブった2年の宮原健にお願いします。
只今、どの部やサークルも新歓の真っ最中なのだが、僕は同時に就活中でもある。言うなれば企業の新歓活動である(その実は似て非なるものであるが)。その中でおそらく就活する者は皆「自己分析」というものをする。大学時代に頑張ったことは何なのか?なぜそれを頑張ったのか?そこから得られた価値観は何なのか?といった、今の自分の価値観や考えがどのような経緯を経て形成されたのか過去の自分を振り返って分析するというものである。
僕も例に漏れずこれを行っているわけなのだが、どうもいまいちピンとこない。ラグビーは頑張った(頑張っている)。よほど体調が悪くない限りは、多少嫌なことがあっても休まずに練習には行った(行っている)。そこは間違いない。では、僕は何のためにラグビーをするのか?自分の成長のため?それなら必ずしもラグビーである必要はなかっただろう。ラグビーが好きだから?実はそんなこともない。僕が嫌なことも忘れられるぐらい夢中になってできるスポーツは中学時代にやっていたバレーボールくらいだろう(複雑な事情によってどうしてもこれは続けられなくなってしまった)。主将の棚橋は本当にラグビーが好きで、やめたいと思ったことは一度もないらしいが、実際、僕はこの3年間で何度も部をやめたいと思ったことがあった。
では、その度に僕をこの部に引き留めていたモノは何なのか?僕は今まで何度も何度も自問自答してきた。そしてある時、本当にこれが正解なのかはわからないが、一つの答えが出たような気がした。それは、「ラグビー」は必ずしも好きではないが、「東大ラグビー部」は自信をもって好きだと思っているからだ。僕をラガーマンとして育て、成長させていただき、そしてこんなどうしようもないプレーヤーの僕に期待をかけてくださっている先輩やOBの方々、コーチやトレーナーの方々、そして同期のみんなや後輩たち、ついでに両親や友人、高校時代の恩師や粋の関さんも、すべての僕のラグビー人生を支えてくれている人々に僕はある種の「愛情」を抱き、そして、感謝している。だからこそ、僕はその恩返しとしてチームの目標と共に勝利という形で恩返しをしていきたい。それが今年の僕の”challenge”でもある。
少し長くなってしまったが、僕が皆さんにアドバイスしたいことは月並みなことになってしまうが、「自分はなぜそれをするのか?」、つまり、目的意識をしっかり持ってやりたいことを選んでほしいということだ。それが、運動会の部活をするのであっても、マネージャーをするのであっても、サークルに入って運動やボランティアに打ち込むのであっても、はたまた、ひたすら勉学に打ち込むのであっても、しっかりした目的意識を持ってそれらに全力で臨んでほしい。そうすればそれらの活動の選択には、運動会だからだとかサークルだからだとかそんな陳腐な基準での貴賤はないのだと思う。
何だか偉そうなことを書いてしまったが、新入生の皆さんはぜひこれから始まる大学生活を存分に楽しんでほしい。そのためにも悔いのない選択をしてほしい。
東大ラグビー部はそんなあなたの選択を絶対に後悔させない仲間がいるし、環境が整っていますよと最後に宣伝させていただき、筆を置かせていただきたいと思う。
次は入部以来、見事に大きくなったというか、デブった2年の宮原健にお願いします。
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