ラグビー部リレー日記

全力

投稿日時:2016/02/15(月) 22:12


中学・高校・大学・科類・学科・コース・部活・ポジションまで同じという腐れ縁なのに性向が正反対である井上からバトンを受けとった4年の梶村です。
 
 
最近全力とはなにかと考えさせられる。今年のチームスローガンはchallengeであり自分も様々なことにchallengeしていきたいと考えているのだが、困難な物事に挑みそれを乗り越えるにはやはり全力を注ぐ必要がある。
 
いままでの先輩たち、特に毎年の4年生はいつもグラウンドでは真剣であり全力でありその姿はかっこよく憧れだった。特に2つ上の先輩である平松さんの練習中の気迫、ボールに対する執念といったものには鬼気迫るものがあった。平松さんは器用なプレーヤーとは言えなかったが、その何としても相手を止める、あと一歩でもゲインするという気持ちはプレーに表れており実際チームの勝利に大きく貢献していた。
ここ2年目覚ましい活躍をしている一橋大学には平松さんのようなプレーヤーが多いように感じる。東大と同じく推薦のない一橋には器用なプレーヤーは決して多くはない。しかし全員が前に出ようとし、低くタックルをし、全力で勝ちにいくんだという気迫を感じる。
 
きっと「全ての力」という最大値は存在するだろうし、この「全力」を出し続けることができたとしても1年でソニービル並みのプレーヤーになることは不可能だ。だが「自分の思う全力」には限りがない。どんなに全力で励んでいるつもりでも思い返せば、練習のあの時は気が抜けていた、あの時は声を出していなかった、などの後悔が浮かんでくる。また練習中だけ頑張ればいいということはなく、食事、睡眠、体のケア、練習のビデオチェックをさぼればそれは全力とは言えない。今までの3年間も頑張ってはいたが全力からは程遠かった。常にラグビーのことを考え続けた3年間では決してなかった。だがあと1年、最大のターゲットである一橋戦までならたった7か月、これぐらいは常にラグビーのことを考え続けて他を二の次にしても後悔することはないだろう。むしろこの7か月間どこまでやれる人間なのかを試されているように感じる。

どんなに入部時に体が細くても、運動神経が悪くても、怪我が多くても、全力で挑めば活躍できることを後輩に示したい。そして今までの先輩たちのように後輩から憧れる4年になりたい。僕は「全力」にchallengeし続ける。
 
 
次は「ブーちゃん」の愛称で呼ばれる2年の川北にバトンを回したいと思います。

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