ラグビー部リレー日記

こだわり

投稿日時:2018/11/04(日) 20:18

コースは違えど同じ学科の先輩である勇河さんからバトンを受け取った二年の藤井です。


東大に入ってはや2年が過ぎようとしていて、最近思っていることは、自分に強い信念のようなものがないということだ。東大生は様々なことに対して自分の意見を持ち合わせていることが多いように感じる。たとえば授業で扱われた社会問題に対してもみんなの前で発表できるような意見を持っている人が多い。それに対して自分は人の意見を聞いて「なるほど」と思っても他の人の意見を聞くと「あ、それもいいな」と思い自分の意見を持っていない。

同時に思いつく似たこととして、自分は物事にこだわりを持っていない。受験期の参考書もなんでもいいと思っていたし、コンビニで買うお茶もなんでもいい。今まではそれを悪いことだと思っていなかった。むしろ、ある1つのものに執着していないわけだから、融通がきくし、なにより気持ちが楽である。

ただ最近思うことは、ラグビーに関しては「こだわり」が足りないのではないかということだ。オールブラックスの有名選手や日本代表、大学ラグビーのトップ選手など、色々思い浮かべてみても、なにかしらの能力に突出している。タックルやヒット、パス、キック、ステップ、スピードなど、これなら勝負できるという長所がある。よく言われることだが、あらゆるスキルをまんべんなく平凡にできる人より、他がそこまでよくなくても何か1つの能力に秀でている選手はラグビーにおいて重宝される。自分はどうだろうかと考えた時、自信を持って、これにこだわったと言えるものはない。

幸い、まだ自分には大学ラグビーをする時間が2年以上残されている。自分の得意なものにこだわり続け、これなら絶対誰にも負けないと言えるようなことを身に付けたい。

稚拙な文章を読んでいただきありがとうございます。次は、未経験ながらセンターとして圧倒的成長を遂げている一年生の松本に回したいと思います。


 

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