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ラグビー部リレー日記 2021/3
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今日の反省
投稿日時:2021/03/18(木) 18:00
記事を書いている今日は自分にとって長い自粛期間が明け新シーズンになって初めてラグビー部の活動に参加できた日で、今日の活動はCCと言う今年度から導入されたトレーニングでした。CCとは簡単に説明すると持久力と筋力向上を同時に行うことができるようなトレーニングです。これまではジムに行かず自宅のメニューを行なってきた自分には初めてのジムで高い重量を使って行うCCだったのですが、自分は2セット行うべきところを途中で足をつってしまいほぼ1セットしか行うことができませんでした。本来ならシーズンの最初の活動は気持ちよく入りたかったのですが、うまくできず残念でした。それを踏まえてこの失敗を次に活かすため、反省点について書きたいと思います。1つ目は水分不足です。本来なら活動開始30分前までに最低でも500mlの水分を摂取べきところなのですが、今日の自分はできていませんでした。開始直前になってから飲むように努めましたが遅すぎたと思います。2つ目はお昼の量を少なくしまったことです。自分はお腹を壊しやすい体質で、今日も朝からお腹の調子が悪かったのでお昼の量を少なめにしたのですが、これが裏目に出てエネルギー不足になってしまったと思っています。今週は土曜日にもCCがあるのでこの2点に気をつけて万全の態勢で活動に入りたいと思います。
以上今日の僕の反省でした。高校時代から足をつることを防ぐためには水分摂取が重要なことを身に染みて体験してきたつもりでしたが、改めて水分の重要さに気づくことができました。記事を読んでいて運動もしている方々もぜひ気をつけて下さい。
次はFWの4年生の先輩の岩崎さんにバトンを回します。自分はBKなのですが、いつか大西さんがおっしゃっていたように自分もFWがラグビーにおける勝敗に関して重要な要素を担っていると思っているのでBKとしてFWの皆さんにいつも感謝しています。中でも岩崎さんのような体格の優れた方が体を張って戦ってもらえているとBKも安心してプレイできると思います。また、岩崎さんには未経験者の多い2年生のFWに対して丁寧な指導を頂いています。いつもありがとうございます。
匂い
投稿日時:2021/03/15(月) 18:00
甲斐さんからバトンを受け取りました、3年スタッフの伊藤若菜です。「怖い」が代名詞の甲斐さんですが、裏では後輩からも甲斐ちゃんと呼ばれているようで(断じて私ではありません)、本当は親しみやすく優しい先輩だと思います笑
その後橋野とは仲良くなれましたか。リレー日記の順番、甲斐さんと橋野との間に挟まれたことに何かを感じずにはいられません。
近ごろ、沈丁花をよく見かける季節になりました。沈丁花は、春になると白と濃いピンクの小さな花をたくさん咲かせる低木です。愛らしい見た目はもちろんですが、私は特に沈丁花の匂いがとても好きです。沈丁花は公園や道端など比較的どこにでも咲いてよく香るので、誰にとっても「春の匂い」の1つとして馴染みのある匂いだと思います。(沈丁花の香り高さは、夏の梔子、秋の金木犀と並んで日本の三大香木とも称されるそうです)
いつか、同期の三方くんが「音楽には聞いていた当時の記憶や思い出を呼び起こす力がある」とリレー日記で書いていました。これに関して異論は全くありませんが、私にとっては匂いというものも、音楽と同じようにいろいろな記憶や感情などを思い出させてくれる大切なものです。
たとえば、実家から届いた荷物を開けた瞬間、段ボールの中から実家の匂いがすると寂しいような懐かしいような、無性に実家に帰りたい気持ちになります。また、久しぶりに母校を訪問したときの下駄箱や教室、職員室の独特なにおいも、当時を鮮明に思い出すきっかけになります。
中でも、「季節の匂い」というものは年に1回決まった時期に必ず香るもので、毎年のその時期の記憶が何重にも塗り固められたものだと思います。前述した沈丁花は「春の匂い」なのですが、私が毎年この匂いをかいだ時に想起する感情は決まって不安と期待です。(匂いが先か感情が先かはよく分からないところではありますが)
正確には、不安7割、期待3割くらいでしょうか。小学校までは転校が多かったので、この時期は必ずお別れと新たな出会いの季節でした。まだ見ぬ友達にわくわくしつつも、新しい学校に溶け込めるかという不安が心の大半を占めていました。中高ではクラス替えや受験と重なり、やはりこの季節は不安7割、期待3割くらいの気持ちで過ごしていました。
そして今。つい1週間ほど前に、今年初めて沈丁花の香りに気づきました。またこの匂いを感じる季節になった今、自分がどのような気分でいるのかを考えてみると、やはり今年も変わらず不安7割、期待3割くらいです。今年から就活や予備試験がだんだんと現実味を持ち始めることに対する漠然とした不安ももちろんありますが、現時点で一番現実味を持って心を占めているのはやはり部活関連のことでしょう。
私たちは今年スタッフの最高学年となりますが、私は幸いなことに優秀でやる気に満ちた同期スタッフに数多く恵まれていますし、彼らの有能ぶりをこれまでしっかりと目にしてきているので、スタッフ組織それ自体に関してはあまり不安はありません。仮に紆余曲折があったとしてもきっと全員で協力して上手く切り抜けていけると信じています。
ただ、私個人に関して言えばそれほど楽観視はしていられません。去年の最上級生スタッフだった3人の先輩方は、私が入部した時には今の私と同じ新3年生でした。しかし、1年生の時の私が見ていた先輩方は、能力的にも人間的にも、そしてそれらが醸し出す雰囲気も、今の私よりもっとずっと「上級生」でした。あの頃の先輩方にもう学年が追いついてしまったことが、考えても考えても本当に信じられません。とは言っても、そろそろ未来の後輩スタッフになるかもしれない1年生たちに対面する日も近づきつつあるので、嘆いてばかりでもいられません。単に学年が上がったからというだけではなく、名実ともに「上級生」になれるように、そして先輩方がいた去年までに劣らない、もしくはそれ以上のクオリティのものを部に対して提供できるように、なおかつあわよくば後輩スタッフの目に「1年生の私が見た3年生」のように映れるように、気を引き締め直して今できることを着実にやっていきたいと思います。
特に、私は何かを少しやっただけで頑張った!疲れた!休憩!(休憩のほうが長い)となってしまう節があるので、今年はより一層自分に厳しく生きていきたいと思います。
次は、2年生の橋野に回します。試合では体がバラバラになってしまうのではないかと思うくらい捨て身の迫力あるタックルをする橋野ですが、普段は天然な雰囲気もあるようでそのギャップが好きです。その後、甲斐さんとは仲良くなれましたか。それだけが心配です。
日記
投稿日時:2021/03/12(金) 18:31
なんだか不思議な魅力に溢れている岩下からバトンを受け取りました甲斐です。オンライントレーニングで岩下の画面がついているとついつい見てしまうのですが、何故だかわかりません。僕に興味を持ってくれているのは嬉しい限りですが、僕は現状の距離感に満足しているためパーソナルなことはまた別の機会に話すことにしたいと思います。
最近geoguessr(スペルミスではないです)というゲームにハマっている。google mapのストリートビュー上のどこかからスタートし、動きながら周りの風景を見て自分が世界のどこにいるのかを推理するというゲームだ。ヒントを求めて20分くらいストリートビューを彷徨うこともしばしばあり、家にいながらちょっとした旅行に行った気分になれる。
1ゲーム5ラウンドで行われるのだが、無料版は1日に1ゲームしかできないので1ラウンドずつかなり時間をかけじっくりとやる。今日もこれを書いている時点ではまだ3ラウンド目までしか行っていない。最初に降り立つ場所によって難易度が大きく変動するこのゲームだが、珍しく当たりの日らしい。最初の2ラウンドは比較的ヒントの多い文明的な場所からのスタートだったので正確な場所を当てることができた。ニュージーランドの住宅街とイギリスの工場地帯だった。3ラウンド目も誤差1kmまで当てることができた。愛知県西尾市の農業地区らしい。3連続でハイスコアを出せたのは初めてなので、ちょっとここで自慢したくなってしまった。自分以外の人にはどうでもいいことだろうが。後の2ラウンドもスタート地点に恵まれることを祈る。
最近Voiceを書いたばかりだったのでこれといって言いたいこともなく、絶望的に内容が薄いものを書いてしまった。リレー日記で本当にその日にあった出来事を書いた人、今までいたかな。次バトンが回ってきたときにはもうちょっとマシな文章が書けるように、ラスト1年濃い日々を過ごせたらと思う。
次は栄養セクションを中心として活躍する3年スタッフの若菜ちゃんに回します。僕らの代にはとある事情でスタッフが1人もいないため、若菜ちゃんをはじめとしたスタッフのみんなは3年生ながら最高学年となっていますが、みんな本当に仕事ができて頼もしい限りです。いつもありがとう。
目的意識
投稿日時:2021/03/10(水) 16:50
この記事を書いている、そして更新される本日3/10は東京大学の合格発表日です。昨年の今頃のことを今でも昨日のことのように思い出せます。この節目ともいえる日に今までの一年を振り返ろうかと思います。
といっても、振り返るほどのものもありません。「昨日のことのように思い出せる」と述べましたが、それはこの一年が、というよりラグビー部に入部するまでの7ヶ月が希薄すぎたからというのも理由にあります。その間にあったことで思い出せることを数えることなど、片手もあれば事足りるでしょう。SNS上でも「3/10が最高潮でそこからずっと下がり続けてる。」という愚痴が散見されます。確かに特にこの一年は、自分を高められるような目的意識を持つことは難しかったように思います。
だからこそ、入部からの日々は別の人間になったように「生きた」生活ができるようになったと思います。勝利のために”Update"そして、”Enjoy the Challenge"する日々はただ停滞し、緩やかに退化するだけの日々を送っていた自分にとって、目覚ましいものです。何かのために努力することは、とてつもない充足感を与えてくれます。
とはいえ、やはり目的は勝つことです。日々の生活に潤いを与えることではありません。次の3/10にまた一年を振り返った時に、満足する結果を残せるよう頑張っていきたいです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次は新4年の甲斐さんにバトンを渡します。甲斐さんについては、顔もスタイルもイケメンだとか、ラグビーのプレイの様子だとか、そういったことはわかっているのですが、パーソナルなことについてはあまりよくわかってないです。たぶんお互いに。まずはご趣味と休日の過ごし方について教えてください。
幸運
投稿日時:2021/03/07(日) 20:47
一年生の秋ごろに腰を怪我して、一年半ぶりにラグビーができるくらいに回復した。
はじめの半年は、立ったり座ったりしているだけで神経痛で悩まされ、日常生活もままならず、ラグビーはもうできないかなあ、と不安を抱えて毎日を過ごしていた。
次の半年は、少しずつ痛みの出ない範囲のリハビリを続けたことで日常動作は痛みなくできるようになったものの、100mも全力疾走できないような身体で、張り切ってちょっとでも無理すると1週間くらい腰痛が続くような有様だったので、いつも無茶を止める役目のあきらや鈴音さんには大層迷惑をかけた。
最後の半年間は、とても成長を自分でも感じられた期間だったと思う。
できることが増えて、全体練にも復帰できる!と思っていたが、大西コーチから「土台の身体がもろいから、そこを鍛えなあかん。そうしたら、戻った時にもっと強くなるし、ラグビーも楽しくなる。」と言われ、自主練のメニューまでくださったものの、はじめは不満は無い訳ではなかった。
しかし、大西コーチのメニューをこなすなかで、自分に足りないものがこんなにあったのか!と痛感した。
例えば、開脚をしながらヒット姿勢をつくって、そのまま姿勢を低くしていき、タックルダミーを押し込む練習。
ヒットは好きだし、元々自分のなかでは得意だったので、簡単にできると思っていたが、実際にやってみたら、身体のバランスを保ちながら力をぶつけることがいかに下手か、さらに怪我前のヒットは、ただ相手に寄りかかってるだけの弱い当たりだったのだと気付かされた。コンタクトの強さとは体重や筋力だけじゃなく、しなやかさも必要なのだと気付かされた。
いただいたメニューの一つ一つに沢山の発見や成長があったので、全体練前の個人練が楽しくてしょうがなかった。気がついたら、毎朝どれだけ早く部室に行けるか自分との勝負になり、気がつくと5時半には部室に着くのが当たり前になっていっていた。
そんな一年半を経て、最近よく思うことがある。それは、自分が幸運だということである。
怪我なら、治せばまたラグビーができる。しかし、本人にはどうしようもならない事情のせいだったり、気持ちや情熱が続かなくてラグビーを離れていった人たちをたくさん見てきた。
だから、こうしてラグビーにまた戻ってこれた自分は、たまたま幸運だっただけだし、同時にそうした人たちに対して責任を背負っていると思う。
「ラグビー部にいるだけ」みたいな姿は、彼らに絶対見せてはいけないと思うし、去っていった人たちや託していった人たちのためにも、結果を残すことこそが使命だと感じる。
この一年半、悔しい思いも沢山してきたし、かなりの準備も積んできた。
「努力賞」も「負けて得られる成長」も、もういらない。
強い相手に死力を尽くして闘って、勝った先にある景色を見たい。心からそう思う。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次はロックパートのニューフェイス、岩下君にバトンを渡します。
チームでは、「岩下が2人いて紛らわしい」という意見もありますが、僕は同期の方の岩下は「イワシ」と呼ぶので、あんまり不便には感じないです。
岩下君はラグビー未経験ですが、かなり良い体格をしているので、個人的には今シーズンの躍進を期待しまくってます。
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