ラグビー部リレー日記 2012/9

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試合を作るのは・・・

 written by 山本 高大 投稿日時:2012/09/27(木) 23:20

初めまして。同期の川口君からバトンを受け取りました1年の山本です。
 
先日の一橋戦で対抗戦での勝利を初めて体験することができました。僕は試合には出ていませんでしたが、勝利の瞬間は本当に感動しました。降りしきる雨でミスが生まれやすく、後半は両チームとも自陣のゴールラインの近くでの勝負が続き、まさに粘り強さと執念が問われる勝負だったと思います。1年生の初心者でこんなことを言うのも生意気ですが、チームが目指すべきものがまだまだ先にあるとはいえ、この勝利は今後の対抗戦を戦う上で、大きな意味を持つのではないかと思います。
 
少し話が変わるのですが、僕は高校で野球部に所属していました。僕の高校の野球部では、3年生が引退するときに自分が使っていたロッカーに一言メッセージを残すことが慣習になっていたのですが、その中に非常に印象的だった言葉があったので紹介させていただこうと思います。
 
『試合は選手が作る。選手はベンチが作る。ベンチはチームみんなで作る』
 
試合はスタメンの選手だけが作るわけではない、控えの選手もいつでも出られるように準備しなければならないし、それ以外にも諸々のベンチワーク、試合の流れを引き寄せるような声出しや雰囲気作りなど、いくらでもやることはある。勝つためにはそういったことにチーム一丸で取り組むことが不可欠だ。そういったことを伝えたかったのでしょう。当たり前のことではありますが、それを改めて言葉にし、引退のメッセージとして残したことに、当時の僕はその先輩の思いの強さを感じました。
 
一橋戦では試合に出ているか出ていないかに関わらず、チームが一丸になって戦っていました。特に上級生の先輩は試合に出ていない人も、まるでグラウンドで戦っているかのような気迫で声援を送っていました。そんな先輩の姿を見て、改めて高校時代のロッカーのメッセージを思い出しました。今の僕は、技術面で直接試合でチームに貢献することはできません。それでも、ベンチワークや声出しなどを通じて良い雰囲気を作るためにできることはいくらでもあるのだと実感しました。そうしたことにチーム一丸で取り組み、試合はみんなで作るという意識を共有することが、ある種の『勝運』を呼び込むことにもなるのではないかと思います。
 
今後の対抗戦でも、チームのために自分ができることに全力を尽くしたいと思います。
 
拙い文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。次は僕と同じく高校時代は野球部だった同期の古橋君にバトンタッチしたいと思います。

考えること

 written by 川口 峻悟 投稿日時:2012/09/24(月) 23:49

初めまして、同期の志水君からバトンを受け取った1年の川口と申します。
まず始めに、更新が送れてしまったことをお詫び申し上げます。

対抗戦も始まり緊張感のある練習が続く中、Bチームに混じってチーム練に参加する中で強く感じることがあります。
それは、ラグビーについて考えることの重要性です。

僕は高校からラグビーを始めたのですが、高校時代はラグビーについて深く考えたことはあまりなく、ただ与えられた練習をこなし、試合ではボールを貰ったらひたすら走る。その繰り返しであったのだと気付きました。

東大ラグビー部のチーム練では、セット毎にチーム全員でコミュニケーションを取り、そのセットのどこが悪かったのか、そしてどうすれば改善できるのかを話し合います。
自分はまだまだ未熟でありチーム練の中での失敗が多々あるのですが、その度に先輩方からのアドバイスや、時にはお叱りを受けることによって、自分のどこが悪かったのかを知り、どのように改善すべきなのか考えるようになりました。

毎日の練習でラグビーについて能動的に考えるようになり、ラグビーとはこれほどまでに難しく、これほどまでに楽しいものであったのだと実感しました。
自分がより成長するために、そしてよりラグビーを楽しむために、ラグビーについて考えることを続けていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
次は一年生で唯一のまともな男、山本君にお願いしたいと思います。

一年生激励会

投稿日時:2012/09/19(水) 22:54

同期の芹澤くんからバトンを受け取りました一年の志水正親です。

まずはじめに更新が遅れましたことを深くお詫び申し上げます。


先週末はOBの方々に私たち一年生の激励会を開いていただきました。おいしい料理を食べながら、OBの方々が現役であった頃の話を聞かせていただいたり、自分がラグビーをはじめるに至った経緯を話しあったりして非常に有意義な時間を過ごすことができました。

その中でOBの方々が何度もおっしゃっていたことはチームメイトの重要性でした。ラグビーを通じて知り合った友人は一生涯ということはよくいわれていますし、自分の高校時代を振り返ってみても正しいことだと思います。また、現在では約60人という部員数を確保できているために、けが人も多くいる中で毎日の練習にチーム練を組み込むことができています。私は現在Bに入らせてもらっていますが、実際のゲームに近い状況下で慣れないFWの動きを少しずつ覚えることができているのでとてもありがたく思っています。先輩方の動きを参考にし、時にはアドバイスをもらいながら成長していきたいです。

逆に自分は一年生として積極的に声を出して練習の雰囲気を下から盛り上げていくことで、チームに貢献していかなければなりません。対抗戦初戦を終えて、高校ラグビーとは一味違う大学ラグビーの熱さを実感することができたので、まずは次の一橋戦に向けて自分にできることをしっかりやっていきたいと思います。


少し話が逸れてしまったのですが、毎日練習できていることに感謝しながらOBの方々の期待に応えられるように精一杯頑張っていきたいです。


次は一年生で一番優等生キャラの川口くんにお願いします。

リハビリ

 written by 持田 公孝 投稿日時:2012/09/15(土) 09:03

一年の南里君からバトンを受け取りました芹澤と申します。

前回での紹介に預かりましたように僕は現在リハビリ中です。入部直後、高校時代に痛めていた肩を手術しました。度合いにもよりますがけが人は一般の練習への参加が制限されます。もちろん試合に出ることはできません。


入部後二、三か月は同期の仲間が試合で活躍しているのを目の当たりにしてもどかしさと焦りでいっぱいでした。ラグビー部に対して貢献できていないという意識から部活動に参加する意義がわからなくなったこともありました。


しかし僕よりも長い期間リハビリをしている先輩方の行動を見て、けが人であるからこそできることもある、ということに気づきました。
例えばけが人は練習に参加しているメンバーよりもウェイトに長い時間を割くことが出来ます。まだ体のできていない一年生にとってこれは大きなアドバンテージであり、他メンバーよりも早いペースでウェイトアップを行うことが出来ます。
またチームへの貢献という観点からも練習時間に部室やグラウンドを清掃するなどその方法はいくらであります。


プレーで周りを引っ張る人間が不可欠である一方、地味な部分でチームを支える人間もまた不可欠であることを痛感しています。


次は「ちゃそってる男」こと一年の志水君にバトンを渡したいと思います。



対抗戦を迎えて

 written by 持田 公孝 投稿日時:2012/09/10(月) 21:38

 松田くんからバトンを受け取りました1年の南里です。
好きな言葉は『死ぬ気でやれよ。死なねぇから。』でしたがラグビーにおいてはちょっとリアリティがありすぎるかと。
 
さて、昨日から対抗戦がはじまりました。結果は引き分けでしたが、試合中の先輩方の気迫に自分は興奮しっぱなしでした。
 
ラグビー未経験で日々Jr.練に苦闘中ですが、僕が心を入れ替えた出来事について少し述べます。
 
まだ僕がルールもあまり理解していなかった頃の明治との定期戦、前半を0-34で折り返したハーフタイムで、勘太郎さんが励ますように「俺達まだ何にもやれてないじゃん。やってきたことやろう。」と言ったのを聞いて、特に変わった言葉ではないのですが、猛省しました。前半を折り返した時点で「やっぱり明治には勝てないんだ。」と無意識に思っていた自分に気づいたからです。
 
一つ一つの試合、一つ一つの練習が自分にとってのラグビー人生のゴールであり、それまでやってきたこと全てを披露する場にしなければいけない。逆に日々の練習が充実しているならば、それを試合で出せれば十分勝てる。
そういえば昨日の試合後に青山部長も同じようなことをおっしゃっていました。
そんな当たり前のことを再び胸に刻んで日々の練習に向かいたいと思います。
 
1年の分際で少々出過ぎたことを書き、かつ文章が拙くて済みません。
 
次は長く辛いリハビリ生活に奮闘中の1年の芹澤くんにバトンを渡したいと思います。


 

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