ラグビー部リレー日記

dreadlocks

投稿日時:2018/08/20(月) 23:05

ファンシーヘアで帰国子女っぽく見えますが、実際に帰国子女である浦山さんからバトンを受け取りました。3年の佐藤伶央です。



 



話題になることが多いので、ドレッドヘアの話でもしようと思います。興味がなければ読み飛ばした方がいいと思います



物理的な話をします。私は5月末ごろに美容院で4時間ほどかけて、伸ばした髪をドレッドヘアにする施術をしてもらいました。工程としては、ひとつまみずつの髪束を針金に巻きつけてパーマをかけていくという作業ですが、この場合はドレッドヘアといってもパイレーツ・オブ・カリビアンのジャック・スパロウでイメージされるようないわゆる「ドレッドヘア」とは区別され、単に「針金パーマ」と呼ばれたりもします。いわゆる「ドレッドヘア」では完全に縮毛となった髪が絡まり、解けずに頭も(普通には)洗えないのに対し、「針金パーマ」では規則的に螺旋を描いた髪が束になっているだけで、毛束の大きさも小さいため洗髪も容易ですので、見た目の印象はともかくとして不潔ではありません。本当です。



 



文化的な話をします。ドレッドヘアで過ごしていると、冗談めかして「レゲエが好きそうだね」などと言われることが多いですが、むしろショートのドレッドヘアはhiphopの文化と結び付けられることが多いように思います。レゲエは非常に長いドレッドヘアと関連してイメージされることが多く、実際reggae singerで検索すれば多くがロングのドレッドヘアを持っていますが、これはレゲエとジャマイカの宗教運動であるラスタファリズム、さらに言えばボブ・マーリー個人との切っても切れない関係のためでしょう。ラスタファリズムでは身体に刃物を当ててはならないとする戒律があるため、髪は伸ばしっぱなしとなります。この場合、縮毛の髪質であれば櫛を通さないと自然とドレッドヘが形成されます。宗教活動としてのドレッドヘアは同様なものが一部のアジアの仏教でも見られるようです。



 



ラグビー界でドレッドヘアというと、10人中10人がニュージーランドのマア・ノヌーを連想し、その内の何人かがタナ・ウマガについて思い出し、1人くらいが堀江翔太について苦言を呈しようとするでしょう。2016年のオリンピックで日本が辛酸を舐めさせられた相手である南アフリカのスペックマンを思い出す人もいるかもしれません。いずれも人々に強烈な印象をもたらすプレーヤー達ですが、僕も髪型だけでなくプレーで、少なくとも「あの代にドレッドで凄い奴がいた」と思い出されるプレイヤーになりたいと思う限りです。



 



次は期待の新人マネージャーの1人、1年の日浦愛子さんにバトンを渡したいと思います。

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