ラグビー部リレー日記

濃い1年間

投稿日時:2016/12/21(水) 23:59

藤原からバトンを受け取りました、4年の大畑です。
対抗戦も終わり、引退まで残すところ京大戦のみとなりました。
最後のリレー日記ということで、今年1年を振り返って考えたことを書きたいと思います。
思ったことをつらつらと書き、まとまりのない文章になりましたがご容赦ください。


「もっと勝ちにこだわりたい。」
約1年前、来年どんなチームを作りたいか同期全員で話し合ったときに僕が言った言葉だ。
以前から、部活に取り組む姿勢の個人差が大きいと思っていた。もちろんみんな勝ちたいとは思っている。しかし、どうすれば勝てるのか自分で具体的に考え行動している人は少なく、大半は課された練習を最低限こなしているだけに感じていた。
やはり一部の人だけではなく、全員が高い意識を持って練習しなければチームは強くなれない。
全員が本気になって1つの目標に進む、そんなチームをつくりたいと思い今シーズンを始めた。


去年とはみんなの意識を変える必要があった。だから特に2、3月はハードな練習をしたと思う。なかには練習がきつすぎると感じた人もいただろう。だが、決して強くはない僕らにとって、目標を達成するためにはあれくらいの練習強度は必然だった。すべては対抗戦初戦の一橋に勝つために。


夏合宿は毎日6時半から早朝トレーニングを行った。栄養管理もしっかりしていたおかげで体もめきめき大きくなった。今までの練習の成果が出たのは朝日大戦だろう。後半までずっとリードされていたが、最後まで集中力切れることなく戦い逆転勝利した。僕は怪我で外から見るだけだったが、部員みんなに頼もしさを感じた。これなら一橋に勝てる、そう思えた。


対抗戦まであっという間だった。十分な努力をしてきたと思っていた。
しかし一橋には負けてしまった。ショックだった。目標としていた対抗戦5勝以上を達成するには一橋に勝つことが必須だった。今までやってきたことは何だったんだろうと負けて思った。なかなか気持ちを切り替えることができず、滝行に行ったりもした。


次戦の明学戦は、もう後がないと思いがむしゃらにプレーした。意地は見せることができたと思う。後半ラスト10分までは互角の戦いをした。だが最後には競り負けた。あそこで勝っていれば、その後の状況はだいぶ変わってただろうと思うと悔やまれる。


対抗戦一戦一戦について詳しく書きたいが、書くと長くなってしまうのでここまでにする。
結局3勝4敗で結果は出なかった。しかし意外と今、気持ちはすっきりとしている。それはこの1年間が非常に濃く、充実した日々だったからだ。思うとこの1年は本当にいろんな人に助けてもらった。監督、コーチの方々はもちろんのこと、前向きに頑張っている部員は学年を問わず僕を勇気づけた。
一方で、この1年間、仲間たちの悪い面もたくさん見えた。言い訳ばかりするやつ、上級生なのに体を張れないやつ、頻繁に欠席するやつ。それらを変えることができない自分の能力のなさにもイライラした。


部員にはいろんなやつがいたが、結果的には多くの人が身体的にも精神的にも成長したと思う。
後輩たちに願うことは、来年は絶対に今年のチームをいろんな意味で越えてほしいということだ。
今年は結果は出なかったが、今年やってきたことをベースにして来年後輩たちが結果を出してくれれば非常にうれしく思う。


最後になりますが、4年間僕のことを支えてくださった様々な方々、本当にありがとうございました。


次のリレー日記は、もう一人の副将津川が更新します。

 

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