ラグビー部リレー日記

自責で考える

投稿日時:2019/12/05(木) 01:00

自由人ながらこれと決めたことには努力を惜しまない大石からバトンを受け取りました、四年スタッフの大平です。

最後のリレー日記に何を書くべきか非常に悩みました。
悩んだ挙句、私が最近出会った考え方について書こうと思います。

この四年間は喜怒哀楽に満ちていた。
三年生までは日々の練習で「楽」を感じ、時に試合に負け「哀」を感じ、時に試合に勝って「喜喜喜」を感じることの繰り返しで、とても充実していた。
しかしながら、今年は少し違った。
二年生の頃から運動会総務部に派遣され活動に参加してきたが、四年になりそろそろラグビー部に集中したいと思っていた矢先、山中寮の寮長になってしまった。
夏が近づくにつれ、寮の業務と練習が重なり、スタッフ長ながら部活を不在にすることが増えた。
「最近練習にいないけどどうしたの?」
悪気のない言葉に余計に傷つき、全てが申し訳なかった。自分が時間を費やしてる仕事は部にほぼ還元されず、自分がいなくても部活は回っていく。何のためにラグビー部に所属しているのか分からなくなった。
そんな日々の中で、ちょっとしたことでも気落ちするようになった。
結局寮の仕事で菅平合宿に参加できないと分かった時、四年間で初めて部活を辞めることを考えた。

そんな時、ある人からこんな助言をもらった。
「困ったら全部自責で考える。無理矢理こじつけてでも自責で考える。人のせいにしない。人に期待しすぎない。自責で考える方が改善策も自分で見つけられる。」

何かつかえていたものが取れた気がした。
菅平合宿に参加できないという事実は変わらなかったが、自分なりに意義を見出した。
気持ちは大きく変化した。

The greatest happiness is to know the source of unhappiness.

山中寮の寮長になったこと。怪我をしてしまったこと。理不尽なこと。
何か原因はわからないけど上手くいかないこと。天気。タイミングの悪さ。
全てただの不運かもしれない。誰のせいでもないかもしれない。
それでも前進しなければならない。
理由が何であれ、落ち込み、歩みを止めてしまっては勿体無いと思えるようになった。

そして最後になりましたが、この四年間支えてくださった全ての方々に心から感謝します。
監督・コーチ・OBの方々・トレーナーの皆様。
私の支離滅裂な相談に幾度となく乗ってくださった先輩方。
怪我から復活しグラウンドに帰ってくる姿で勇気をくれた同期。
初々しい姿で部活をすることの喜びを思い出させてくれた後輩。
部活のオフを完全に把握しベストタイミングで食事に誘ってくれた友人。
何があっても部活を続けることを応援してくれた家族。
今こうしてリレー日記を書けているのは皆さんのお陰です。本当にありがとうございました。

とりとめのない文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次は新歓代表として部をまとめ上げ大成功を収めた角田にバトンを渡します。

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