ラグビー部リレー日記

感謝

投稿日時:2016/12/22(木) 13:51

今年一年、私に対して数えきれない程の愛情表現を見せてくれた大畑からバトンを受け取りました。副将の津川智之です。4年間、特に四年生としての一年間が、苦しく悔しくなかったはずがありません。目標にも届きませんでした。ですが今は、やっと終わるという安堵の気持ちと多くの方への感謝の気持ちで、とても清々しい気分です。

後輩たちへ
チームビルディングの為の春合宿で、私は後輩たちに夢を持ってラグビーをしてほしい、その為に私は今年頑張るんだと泣きました。結果は自分の為に出すもんだ、誰かの為にとかそんなんじゃないと言う人もいて、それはそれで分かります。しかし私が苦しい時に歯を食いしばれたのは、後輩たちの存在が大きかったように思います。こんな未熟な自分についてきてくれた後輩たちに感謝しているし、尊敬しています。下級生の頃の自分は、彼らのようにチームに身も心も捧げていたのだろうかと反省しきりでした。後輩たちに何かを残したくてシーズンに入りましたが、私自身が彼らから学ぶ事も多かったです。

ロッカーメイトへ
そんな中でも特に感謝を伝えたいのは、部室のロッカーが近かったメンバーです。独り言を連発しながらせっせとテーピングに向かう梶村。半開きの口と開かない目、そのシルエット、何を言ってるか分からない滑舌の悪さ、そのすべてで私を癒してくれたブー。BGMの玉川。何だか自分に境遇が似ているなと勝手に思っている河合。練習前のその風景は、いつも私に勇気をくれました。大掃除の時に今のロッカーを選んで良かったと心の底から思います。みんなありがとう。

OBの方々へ
石河会長には今年一年、多くの叱咤激励のお言葉を賜り、本当に感謝しております。また、青山部長の有難いお話には、毎回心が洗われる気持ちでした。そして宮本様を始め日比谷高校のOBの方々には、一年生の頃からグラウンド内外で可愛がっていただきました。その他ここに書ききれない多くのOBの方々に支えられ、もうすぐ無事に現役生活を終える事ができます。有難う御座いました。今後とも御指導御鞭撻の程、宜しくお願い致します。

棚橋という男
どうせあいつは最後のリレー日記でも、私のような凡人には理解し難い日本語(褒めてます)を書くと思うので、私は分かりやすい日本語で、棚橋について少し書こうと思います。今年一番近くで見ていた自分には分かります。この男はタフすぎます。しかしその反面、ああ見えて彼も悩んでいた思います。誰よりもチームの事を考えていました。
去年までは、目を合わせたり話をしたりする事が最も少ない部員のうちの一人でした。それが今年苦楽を共にして、異常にからむようになりました。東大ラグビー部の主将は歴代で100人くらいいると思いますが、棚橋主将のもとで副将ができて幸せでした。

という事で紹介が長くなりましたが、次は主将の棚橋に回します。
辞書を片手に読む事をオススメします。

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