ラグビー部リレー日記
指針
投稿日時:2023/09/05(火) 09:42
2年生のはるとからバトンを受け取りました、3年スタッフの佐々木です。はるとは私の下クラで、去年の春には新歓飯に行きすぎて話すことがなくなったと言われるくらい猛アタックをかけさせていただきました。陸上出身の非凡な身体能力やセンスはさすがですが、その代わりに社会生活に必要な能力は少々飛んでいってしまったのかもしれませんね。手料理の約束をした記憶は全くありませんが、対抗戦全試合トライくらいしてくれたら考えてもいいかなと思います。
先日同期と話していた際に、りんはワンオクのビジュアルが好きなの?音楽が好きなの?という非常に屈辱的な質問をされたので、今回は私の好きなONE OK ROCKというバンドについて書きたいと思います。
最初は、私が中学生の頃に、弟にワンオクの曲をいくつか薦められて聴いてみたのがきっかけでした。彼らが海外のバンドなのか日本のバンドなのかさえ知らない状態で曲を聴いて、かっこいいと思ってYouTubeで彼らのライブの映像を見ました。そのライブでの圧倒的な歌唱力とパフォーマンスに「生演奏でこんなうまい人たちいるんだ。」と衝撃を受けて、それ以来このバンドに興味を持つようになりました。
彼らの作った曲を聴き込み、彼らの配信やラジオなどの情報を見聞きし、ライブ映像を見たり、実際にライブ会場に足を運んでみたりするうちに、私は彼らの音楽、ライブパフォーマンスだけではなく、ONE OK ROCKというバンドの生き方自体が最高にかっこよくて好きだな、と思うようになりました。
私は1年生の頃からHPのプロフィールの「尊敬する人」という欄にTakaの名前を書いています。このバンドを率いる彼の人間性や魅力はここでは語り尽くせませんが、私が彼の最も尊敬している部分は、どれだけ有名になってもブレない芯の強さ、常に変化を恐れず挑戦する行動力です。
ONE OK ROCKというバンドはこういうTakaの生き方を反映していて、ライブ会場でのファンとの直接の交流を一番大事にしているから、とどれだけ売れてもテレビには出演せず、世界的にロックミュージックを復活させる、という目標のために、毎年世界中の小さなライブハウスをバスに宿泊しながら連日回るというタフなツアーを敢行しています。日本にいれば簡単に何万人規模のドームツアーを埋められるのに、あえてしんどい道を選ぶ、30代になっても決して夢をあきらめない青さが、見ていて清々しいし、世の中に迎合していなくてロックだなあと思います。
彼らが19歳の時に作ったデビューアルバムの中の「努努-ゆめゆめ-」という曲には、「ついて来い、世界に行こうぜ」という歌詞があります。今、同年代の私から見ても恥ずかしくなるような青くて痛い歌詞が並んでいますが、なんの実績もない当時からこんな大きなことを言えるのもすごいし、いまだに同じ夢を追って、しかも確実にそこに近づいている、というのがマジでかっこいいです。いくら自分たちの地位が上がっても、自分の中のブレない軸があるからこそ、こういう生き方ができるんだろうな、と思います。すごく元気をもらえる曲なので興味があったら一度聞いてみてください。
Takaの人脈の広さと行動力も影響し、Taka個人、そしてワンオクはたくさんのアーティストとコラボしています。国内のみならずエド・シーランやアヴリル・ラヴィーンのような大物海外アーティストとも交流が深く、コロナ禍ではTakaが清水翔太と共に絢香、KENTA(WANIMA)、Nissy(西島隆弘)ら当初はほとんど交流がなかったアーティストにも声をかけて共同で曲を制作し、それをきっかけに各々のアーティスト同士の新たなコラボレーションが多数生まれました。また、昨年TakaがOfficial髭男dismの藤原聡とラジオで共演し、その半年後にはワンオクの新アルバムの曲に藤原が参加、という記事が出たのをみて、いつもながらその行動力とスピード感はさすがだなあと思いました。人との出会いを大切にしていて、迷わず自分から相手に一歩踏み込む行動力があるからこそ、人間性、そしてワンオクのバンドとしての幅が広がっていくのだと思います。
ワンオクは音楽自体の面でも非常に挑戦的で、常に変化し続けています。昔の曲を聴いたことがある人なら分かると思いますが、アルバムを出すたびに音や曲調のテイストが大きく変わります。中には昔の曲の方が好きだった、ワンオクはロックを捨ててしまった、という声もありましたが、これは彼ら曰く、あくまでロックの復活という最終ゴールに向かう途中に、その時その時で作るべき必要な音楽を模索し続けている結果なのだそうです。
きっと彼らも変化をする怖さを感じていないわけではないと思います。やはり批判の声は嫌でも耳に入ってくるし、気にならないわけではない、とTaka本人も言っていました。それでもワンオクのメンバーがドキュメンタリー映像か何かで言っていた「ONE OK ROCKにとって現状維持は衰退と同じなんです。」という言葉が私には深く刺さりました。現状維持は停滞ではなく、衰退、つまり変化を恐れて何も新しいことをしなければ前に進むどころかどんどん弱って力を失っていく、ということなのだと思います。
熱量有り余りオタク感満載の文章を書いてしまいましたが、私にとってワンオクというバンドの生き方は人生の指針であり、日頃の生活にもたくさんの影響を受けています。3年生になり、自分のことだけでなくチームのことを考える時間が格段に増えました。このチームには何が必要で自分には何ができるのか、何を残し、何を変えるべきなのか。簡単に答えを出せることではありませんが、やらぬ後悔よりやる後悔だと思っているので、保身に走らず常に最善を求めて模索し続ける、ワンオクのように芯をブラさず変化を恐れず進んでいきたいと思います。
次は態度も体も大型新人の筑波にバトンを繋ぎます。未経験者でありながら、体の強さや当たりの強さを他の選手が褒めているのを聞くので、早く実戦で活躍する姿を見たいです。しかし、新歓時に感じた真面目さはどこへやら、メンタルの強さはあっぱれですが、反省顔の技術ではなく早起きの習慣を身につけて欲しいので、私からは目覚まし時計を100個くらいプレゼントしようかなと思っています。
先日同期と話していた際に、りんはワンオクのビジュアルが好きなの?音楽が好きなの?という非常に屈辱的な質問をされたので、今回は私の好きなONE OK ROCKというバンドについて書きたいと思います。
最初は、私が中学生の頃に、弟にワンオクの曲をいくつか薦められて聴いてみたのがきっかけでした。彼らが海外のバンドなのか日本のバンドなのかさえ知らない状態で曲を聴いて、かっこいいと思ってYouTubeで彼らのライブの映像を見ました。そのライブでの圧倒的な歌唱力とパフォーマンスに「生演奏でこんなうまい人たちいるんだ。」と衝撃を受けて、それ以来このバンドに興味を持つようになりました。
彼らの作った曲を聴き込み、彼らの配信やラジオなどの情報を見聞きし、ライブ映像を見たり、実際にライブ会場に足を運んでみたりするうちに、私は彼らの音楽、ライブパフォーマンスだけではなく、ONE OK ROCKというバンドの生き方自体が最高にかっこよくて好きだな、と思うようになりました。
私は1年生の頃からHPのプロフィールの「尊敬する人」という欄にTakaの名前を書いています。このバンドを率いる彼の人間性や魅力はここでは語り尽くせませんが、私が彼の最も尊敬している部分は、どれだけ有名になってもブレない芯の強さ、常に変化を恐れず挑戦する行動力です。
ONE OK ROCKというバンドはこういうTakaの生き方を反映していて、ライブ会場でのファンとの直接の交流を一番大事にしているから、とどれだけ売れてもテレビには出演せず、世界的にロックミュージックを復活させる、という目標のために、毎年世界中の小さなライブハウスをバスに宿泊しながら連日回るというタフなツアーを敢行しています。日本にいれば簡単に何万人規模のドームツアーを埋められるのに、あえてしんどい道を選ぶ、30代になっても決して夢をあきらめない青さが、見ていて清々しいし、世の中に迎合していなくてロックだなあと思います。
彼らが19歳の時に作ったデビューアルバムの中の「努努-ゆめゆめ-」という曲には、「ついて来い、世界に行こうぜ」という歌詞があります。今、同年代の私から見ても恥ずかしくなるような青くて痛い歌詞が並んでいますが、なんの実績もない当時からこんな大きなことを言えるのもすごいし、いまだに同じ夢を追って、しかも確実にそこに近づいている、というのがマジでかっこいいです。いくら自分たちの地位が上がっても、自分の中のブレない軸があるからこそ、こういう生き方ができるんだろうな、と思います。すごく元気をもらえる曲なので興味があったら一度聞いてみてください。
Takaの人脈の広さと行動力も影響し、Taka個人、そしてワンオクはたくさんのアーティストとコラボしています。国内のみならずエド・シーランやアヴリル・ラヴィーンのような大物海外アーティストとも交流が深く、コロナ禍ではTakaが清水翔太と共に絢香、KENTA(WANIMA)、Nissy(西島隆弘)ら当初はほとんど交流がなかったアーティストにも声をかけて共同で曲を制作し、それをきっかけに各々のアーティスト同士の新たなコラボレーションが多数生まれました。また、昨年TakaがOfficial髭男dismの藤原聡とラジオで共演し、その半年後にはワンオクの新アルバムの曲に藤原が参加、という記事が出たのをみて、いつもながらその行動力とスピード感はさすがだなあと思いました。人との出会いを大切にしていて、迷わず自分から相手に一歩踏み込む行動力があるからこそ、人間性、そしてワンオクのバンドとしての幅が広がっていくのだと思います。
ワンオクは音楽自体の面でも非常に挑戦的で、常に変化し続けています。昔の曲を聴いたことがある人なら分かると思いますが、アルバムを出すたびに音や曲調のテイストが大きく変わります。中には昔の曲の方が好きだった、ワンオクはロックを捨ててしまった、という声もありましたが、これは彼ら曰く、あくまでロックの復活という最終ゴールに向かう途中に、その時その時で作るべき必要な音楽を模索し続けている結果なのだそうです。
きっと彼らも変化をする怖さを感じていないわけではないと思います。やはり批判の声は嫌でも耳に入ってくるし、気にならないわけではない、とTaka本人も言っていました。それでもワンオクのメンバーがドキュメンタリー映像か何かで言っていた「ONE OK ROCKにとって現状維持は衰退と同じなんです。」という言葉が私には深く刺さりました。現状維持は停滞ではなく、衰退、つまり変化を恐れて何も新しいことをしなければ前に進むどころかどんどん弱って力を失っていく、ということなのだと思います。
熱量有り余りオタク感満載の文章を書いてしまいましたが、私にとってワンオクというバンドの生き方は人生の指針であり、日頃の生活にもたくさんの影響を受けています。3年生になり、自分のことだけでなくチームのことを考える時間が格段に増えました。このチームには何が必要で自分には何ができるのか、何を残し、何を変えるべきなのか。簡単に答えを出せることではありませんが、やらぬ後悔よりやる後悔だと思っているので、保身に走らず常に最善を求めて模索し続ける、ワンオクのように芯をブラさず変化を恐れず進んでいきたいと思います。
次は態度も体も大型新人の筑波にバトンを繋ぎます。未経験者でありながら、体の強さや当たりの強さを他の選手が褒めているのを聞くので、早く実戦で活躍する姿を見たいです。しかし、新歓時に感じた真面目さはどこへやら、メンタルの強さはあっぱれですが、反省顔の技術ではなく早起きの習慣を身につけて欲しいので、私からは目覚まし時計を100個くらいプレゼントしようかなと思っています。
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