受験生応援企画 2021/2

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応援してみよう

 written by 西久保 拓斗 投稿日時:2021/02/24(水) 06:55

どうも東大ラグビー部のスーパースターこと西久保拓斗です。笑(引用元:http://www.turfc.com/blog_detail/id=1502


杉井さんにはおしゃれの極意を教わりたいと思っているのですが、ピアスをつけるのは少し怖いので真似しないでおきます。


今年度の受験生応援企画は残念ながら僕の駄文を持って最後となってしまいます。国公立前期二次試験の前日に出す文章となるのは、些か荷が重いのですが、気晴らし程度に読んでくださると嬉しいです。


まずは、受験生の皆さん、保護者の皆様、今まで本当にお疲れ様でした。受験様式の変更や新型コロナウイルスの猛威に振り回され続けた今年の受験を乗り越えようとしている皆さんの苦悩は計り知ることができません。あともう少しの辛抱です。


今更、僕が皆さんにアドバイスできることなんて全くありません。応援のメッセージを送ることなら可能でしょうが、あんまりよく知らない人から「頑張れ」と言われても対して皆さんの心に響かないでしょう。僕がQuizKnock位の影響力を持っていたら話は別ですけど、今からQuizKnockに入れるような頭脳も知識も権力も持っていないのが僕の現状です。力不足を痛感せざるを得ません。


そもそも心に響くような応援とはどんなものなのでしょうか。調べてみるとこのような論文が出てきました。


名言の特徴分析及び心に響く励まし文の自動生成 - 情報学広場https://ipsj.ixsq.nii.ac.jp › ...


読んでくださればわかると思いますが、この研究では、既存の名言を分析した後、ネガティブな言葉を入力すると心に響く励まし文を自動で作るシステムを開発しているようです。大学は本当にいろんな分野が研究されてて面白い場所だと思います。


システムについて具体的に説明すると、もともと励まし分のテンプレートが用意されており、(例:(Verb1)ことの(ABSNoun1)を知らない者は (対・Verb1)の本当の(ABSNoun2)も知らない )入力したネガティブな言葉は解析処理により以下の5つの情報が取得されます。
1. 対義語 例:落ちる受かる 
2. 極性 :落ちる→Negative 
3. 前提語 例:試験勉強する 
4. 関連語 例:夢,努力,才能 
5. 素性 :試験→EVENT
これら5つの情報を先のテンプレートに当てはめ、システムが実際に励まし文を出力するといったもののようです。


例えば、「試合に負ける」を入力すると「負けることの悔しさを知らない者は、勝つことの本当の喜びも知らない」という風に出力されます。どっかのスポーツ漫画にありそうな名言みたいでいい雰囲気出てます。実際、出力文は学生に高評価だったそうです。心に響く励まし方とはこのようなものなんですね。


僕の要約が下手なので、なんか長くて分かりづらいと思った方がいるかもしれません。これを僕の言葉で簡単にいうと「ぺこぱ的励まし方」となります。ぺこぱのネタはネガティブな考えをポジティブに捉えるための参考になると思います。一応、知らない人のために下にリンクを貼っておきます。そういえばさっきの出力文もどっかのネタで松陰寺さんが言ってそうですよね。


ぺこぱ【敗者復活戦ネタ】〈出番順7M-1グランプリ2020




本番直前は不安な気持ちに駆られる受験生が多いと思います。今まで本気で受験と向き合ってきたのだから、「もっと早くから受験勉強始めるべきだった」や「今の実力じゃ合格に届かない」などと感じるのはごく普通のことです。大事なのは本番のチャイムがなるまでに、どれだけその不安を払拭できるか、どれだけ余裕を持った状態で問題に向き合うことができるかということになると思います。それならば自分を鼓舞してみましょう。その方法として、僕が一番効果的だと思うのがさっきの「ぺこぱ的励まし方」です。


1:「もっと早くから受験勉強始めるべきだった
「いーやその分勉強の密度は高かったはずだから問題はないだろう!」
2:「今の実力じゃ合格に届かない
「いーや実力だけが合格を左右するものなんて誰が決めたんだ!」


ちょっとは緊張もほぐれるのではないでしょうか。もちろん今抱えている不安は人それぞれであると思いますので、自分にピッタリの応援を考えてみて下さい。心強い味方になってくれるはずです。


最後になりますが、この受験生応援企画を読み続けてくださりありがとうございました。あと、僕が皆さんにアドバイスできることが一つ思いつきました。大学入学したらとりあえずラグビー部入りましょう!根拠はもちろんありませんが。笑

おすすめ

 written by 杉井 智哉 投稿日時:2021/02/20(土) 21:00

僕が半ば無理やり広報委員に誘ってしまった池田君よりバトンをもらいました、新3年の杉井です。僕も是非池田君ともっと話したいなと思っているので、新シーズン始まったらよろしくお願いします。

受験を終えたのは一昨年とかなり昔で、受験時代の記憶もかなり薄くなってしまいました。今僕が受験のアドバイスをしてもめちゃくちゃ薄っぺらいものになってしまうでしょう。この時期にこの日記をよんでいる人は、おそらくコアなリレー日記ファンだと思われるので、そんな皆さんに受験生の頃からこの日記を読んでいた僕がおすすめの受験生応援企画を紹介します。

http://www.turfc.com/blog_detail/id=1366 
東大ラグビー部員の1日を紹介。読むとキャンパスライフを送っている気分を味わえます。息抜き程度に是非。

http://www.turfc.com/blog_detail/blog_id=25&id=1492
浪人しそうな現役生に向けて。リレー日記史上2番目のバズりを記録した為になるお言葉です。浪人しそうな現役生は是非。(同期の三方君が書きました。)

http://www.turfc.com/blog_detail/id=1358
記念すべき第一回目の受験生応援企画。僕は受験前に読んで大変感銘を受け、残りの期間アドバイスを忠実に実行しました。全受験生に読んでほしい日記です。

受験を振り返ってみて思うのは、実力の要素も大きいけれど運の要素も結構大きいということです。そんな元も子もない事いうなと受験生の皆さんには怒られそうですが、あまり気負わず試験場で本来の実力を発揮して欲しいです。
また、受験が終ったあとの話になってしまい恐縮ですが、大学でも是非ラグビー部に入部してほしいと思います。少なくとも今この時期にこの日記を読んでいる人は、ラグビーを続ける(はじめる)べきです。
今年の受験生はコロナや共通テスト等いろいろ大変だったと思いますが、後悔のないよう、ラストスパート頑張ってください!!

次は、東大ラグビー部のスーパースター、西久保君です。昨年は僕の憧れ財木君が受験生応援企画を締めてくれました。同じ高校の後輩である彼がどんな文章を書いてくれるのか非常に楽しみです。
 

お前の判断を信じよう by リヴァイ兵長

 written by 池田 周貴 投稿日時:2021/02/16(火) 09:43

腕の太さが僕の2倍あるのではないかと思わされるほどゴツい体を持ちながらめちゃくちゃ足も速く、頼りになる先輩である松元さんからバトンを受け取りました、新2年の池田です。松元さんはどちらかというとクールなイメージがあるのですが、去年の新歓YouTube動画でかまちょNo.1と紹介されていたので、かまちょな松元さんも見てみたいです。また私事ですがこれを書いている2月12日に19歳の誕生日を迎えました。気持ちを新たに頑張りたいと思います。さて何を書こうかというところですが、受験時代によく聞いていた名曲の歌詞を引用して受験間近の皆さんへの激励の言葉としようと思っていたところまさかの内容が松元さんと丸かぶりするという事態に見舞われて現在途方に暮れています。ネタがない中で急いで書いた文章なので、いつも以上にまとまりのないものになってしまうかもしれませんがご容赦ください。ちなみに僕が紹介しようと思っていた曲はMr. ChildrenのStarting OverとGReeeeNのprideでした。プライドという曲名までかぶるとは想定外すぎましたね。(笑)この2曲も時間があれば是非聞いてみてください。


ということで、今回は僕の受験を支えた名言を紹介したいと思います。僕は高三の受験期には “現役東大生を合格させた名言” という名前を冠した日めくりカレンダーをトイレに置いていました。その中にあった名言で心に残っているものがあります。

  「正しい判断はできない。できるのは、判断を正しくすることだけ。」

受験期も深い言葉だと思っていましたが、改めて今思い返してみると一年前より深みが増しているような気がします。これから歳を取るたびにこの言葉はさらに味わい深くなるような気さえします。この時期にこれを読んでくださっている皆さんの多くは、既に出願して来たる入試に備えている方々かと思いますが、強気で突っ込んだけれど本当に東大にして良かったのかな、あるいはこの科類で出願したけれどあっちの科類の方が良かったんじゃないかな、などという無用の不安に襲われている人もいるかもしれません。かく言う僕も文一への出願を終えた後に、なんだか今年は文一のボーダーが上がりそうな気がするーと勝手に落ち込んだりしていました。何がベストな判断だったかなんて結果が出てからじゃないと分からないものなので、不安になるのも仕方がないと思います。そんな僕の背中を押してくれたのがこの言葉です。この出願を変えることはもう不可能であって、ならば今自分がやるべきことはこの出願で合格できるようベストを尽くすことだ、という当たり前のことに気付かせてくれました。受験にせよ何にせよ、当たり前のことを当たり前にやることはやはり大切ですね。皆さんも、自分の出願が正しい判断だった、と合格してから胸を張って言えるように、残りの期間も気を抜かずにいつも通り頑張ってください。いつも以上のことをしようとしないでいいです。いつも通りでいいです。


僕の大好きな漫画である進撃の巨人で「何かを成し遂げることができる人は何かを捨てることができる人だ」というセリフがあります。東大を受験するにあたって皆さんは多くの我慢を強いられたと思います。特に今年はコロナのせいで例年と違う受験を強いられ、不安も大きかったことかと思います。皆さんが苦しみながらも我慢して、しんどい思いをしながらも頑張ったことは、皆さんが「捨てられる強さを持つ人」になれた証拠です。皆さんならきっと合格を勝ち取ることができます。


そして最後に、これを読んでくれているかもしれない現高二から下の学年に向けて伝えたいことがあります。高二や高一、あるいはそのさらに下の学年に向けてメッセージを送ることは受験生応援企画という趣旨から逸脱しているのではと思われる方もいるかと思いますが、これには理由があります。僕の高校の数学の先生が高一の初回授業の冒頭で「いつからが受験生だと思いますか?」という質問を投げかけました。高三や高二の秋という意見が出て、先生はそれらの意見をふむふむと納得した様子で聞いた後静かにこう言いました。
  「私は受験を志したときからもうそれは受験生だと思っています。」
この言葉は正直当時の僕には響きませんでしたが、今となってはありがたい言葉だったなと思います。受験が差し迫っているわけではない皆さんに今すぐ勉強まっしぐらで頑張れだなんていうつもりは全くありません。やると決めた時にすぐに切り替えて受験モードに入るために、それまでは悔いのないよう存分に楽しい思い出を作ってください。ただし、勉強を始めようと思ってからエンジンがかかるまで多くの人は時間差があります。なので、予習復習は絶対しようとか最低ラインの勉強する習慣は身につけておいた方がいいかと思います。また大学受験のことをまだ全然考えていなかったとしても、東大を受験できるだけの学力をつけておけば選択肢が広がるので、明確な志望校がない方は是非東大を目標に頑張ってみてください。


とまあ長々と書いていきましたが、大事なことは僕以前そして僕以降の方の文章に書いてあると思うのでそっちに任せるとして、僕はこんな感じの文章でいいかなと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。コロナが流行っていますが、皆様、特に2021年の東大入試を受験される方はお身体に十分お気をつけてお過ごしください。


さて、次は試合中ウィングとして声を張り上げている印象の強い新3年の杉井さんにバトンを回します。杉井さんは新歓セクションと広報セクションの両方でお世話になっている先輩で、部活が再開したらもっと喋ってみたいなと思っています。新3年の三方さんや同期の陸人と同じく、浦和でがっつりラグビーに取り組んだうえで東大合格を果たされた杉井さんの文章は読んでいてためになる部分が多いこと間違いなしかと思いますが、杉井さんに影響されるあまり試験中アンパンを食べたりキャンパス内を裸足で移動したりすることがないようにしてください。
 

プライド

 written by 松元 暢広 投稿日時:2021/02/12(金) 14:21

僕の出身校である湘南高校と馴染みの深い浦和高校出身である陸人からバトンを受け取りました、新三年の松元です。僕らの学年では一橋と東大の湘南出身と浦高出身でたびたび浦和湘南会というご飯会を開いているのですが、コロナが収まったら一個下も呼んで開催できたらいいなと思います。

さて、2月中旬の今日この頃では慶應や早稲田といった私立大学の受験が始まり国公立の二次試験も近づいていて、おそらく多くの受験生はラストスパートをかけている頃なのでしょう。試験に向けての勉強法などについては前々の受験生応援日記で新二年生が語ってくれているので、ここでは試験当日や試合当日など大舞台の前に僕が大事にしていた事を書いていこうと思います。

最初に言っておくと僕はあまり精神論を信じていません。「気持ちが大事だ」と言われても疑ってしまう性分です。ですが受験や試合では自分の精神がかなり自分のパフォーマンスを左右していることは否定のしようのない事実であると、そんな僕でも思います。「絶対に落ちる」と自分で思っていては試験会場で自分が普段なら解けるような問題でも難解な問題に見えてしまうし、逆に「絶対に受かるわ」と自分で思うことができてしまえば、難問の糸口を掴むことができ、合格するなんてことも多いのだと思います。しかし多くの受験生は絶対に落ちるとまではいかないものの、不安に心を支配されて受験会場に向かっていることだと思います。よってここで僕が言いたいのは、その「不安を抱えているメンタリティ、下がり気味なテンション」をいかにして試験開始までに自分で「上げていく」ことができるかが重要であるということです。

実際テンションの上げ方は千差万別ですが、僕は自分のお気に入りのテンションが上がる曲を聞いて「絶対に受かる」というところまでテンションを上げることが試験会場に向かうときに行っていたルーティーンでした。以下に僕が聞いていた曲を一部歌詞とともに紹介します。時間がなくて焦っている頃だとは思いますが、休憩ついでに聞いてみてもらえたら幸いです。

プライド 高橋優
「君ではダメだと言われてしまったか? 君じゃない人の方がいいと諦められたか? そんな言葉を本当だと思うのか? まだやれるのにチキショーと叫ぶ心はあるか? どこを見渡してみても希望がないのなら 君自身がそれになり誰かを照らせるってことさ 誰にも期待されてないくらいが丁度いいのさ ここにいる意味を刻み込むのさ何度倒れても」

できっこないをやらなくちゃ サンボマスター
「やはり自分じゃだめかなんて 無駄な言葉だよ 心を少しでも不安にさせちゃだめさ 灯りをともそう あきらめないでどんな時も 君なら出来るんだどんな事も 今世界にひとつだけの 強い力をみたよ」

虹 高橋優
「あの空より青く太陽より眩しい たとえ泥にまみれても 傷だらけで泣いてても また走り出す背中はただ美しい その手をかざせば夢に届きそうだ 奇跡を待ちはしないよ それを起こしに行くんだろう こぼれた涙に日が差せば 虹がかかるよ」

結局僕の好きな曲を紹介しただけのような文章になってしまいましたが、言いたいこととしては「試験開始直前はテンションをどうにかしてでも上げていこう」という事です。受験生の皆さん、最後の最後まであきらめずに頑張ってください。

次はフォルムといい喋り方といい、どこか新4年のルーシー先輩を思わせる新2年の池田にバトンを回したいと思います。彼はこのコロナ禍でも入部を決めてくれた未経験者の一人であり、僕と同じFLのポジションを志望しているという事で、今後の成長がとても楽しみです。




 

休むことも大事です。

 written by 鈴木 陸人 投稿日時:2021/02/08(月) 18:47

同期の手島からバトンを受け取りました、新2年の鈴木です。僕も彼と同じく一浪の末に合格最低点+2点くらいで引っかかった者です。なんか親近感湧きますね。もう1ヶ月も会えていないので、早く会っておしゃべりしたいです。


もう2月ですね。国公立大学の出願期間も終わり、いよいよ私大の入試、国公立大の入試が矢継ぎ早に押し寄せてきます。大変な時期ですが、試験会場で自分の実力を存分に発揮できるように、体調管理には充分気をつけてほしいと思います。特に、睡眠や休憩の時間はしっかり確保しましょう。
本番が近づく中で、このままで合格できるのだろうかと不安になることもあるかもしれません。そんなときでも、睡眠時間を削って無理矢理勉強時間を捻出することはお勧めしません。もう時間がないからと焦ってしまう気持ちもよくわかります。しかし、十分な休みがないまま勉強を続けようとしたって、全然集中できません。睡眠が不足していると勉強中に寝落ちしてしまい、起きたら2時間経過していたなんてことも起こり得ます。そうなると気分はだだ下がりですよね。そうならないためにも、急に生活リズムを変えることはせず、今までの睡眠時間をキープしたほうがいいと思います。
夜の睡眠だけでなく、勉強の合間の休憩もとても大切です。何時間もぶっ続けで勉強に集中するのはおそらく不可能です。適度に休憩を挟みましょう。昼寝したり、散歩したり、友達と話したり、方法は様々です。好きなゲームをするのもありかもしれません。ただし、時間の管理は徹底しましょう。会話やゲームに夢中になりすぎて、自分が受験生であることを忘れてはいけません。
僕は現浪通して模試でA判定を出したことはないし、センター試験の結果が良かったわけではありません。東大に出願したものの、あまり合格する自信はありませんでした。それでも決して焦らずに、どうすれば残された時間を最大限に活用できるかを考えて、出てきた答えがこれです。睡眠と休憩が大事なんて当たり前のことですよね。ですが追い詰められると、当たり前のことさえ忘れてしまうこともあります。だから、不安でいっぱいな受験生に大事なことを思い出してもらうためにこの場を借りて書かせてもらいました。
冒頭にも書いた通り、2月は試験ラッシュです。心身ともに結構疲労が溜まると思います。そんな時期だからこそ、十分な休みをとることを忘れないでください。よく寝て、よく勉強して、その手で合格を掴み取りましょう。ぜひ最後まで頑張ってください。


次は力強いコンタクトプレーで試合中も圧倒的な存在感を放つ新3年の松元さんにバトンを回します。入部したばかりの頃、他の先輩方から”まつげん”と呼ばれているのを聞いて、”松○ 元□”を略してそう呼ばれてるのかなーなんて思ってました。違いましたね。
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