受験生応援企画

失敗から学ぶ

投稿日時:2020/02/11(火) 23:08

麻布鉄緑現役という地方公立高出身が羨む経歴を持つ、部のマスコット的存在である平岡からバトンを受け取りました、新2年の佐川です。最近どんどん可愛さが増している平岡ですが、体脂肪率も着々と増加しています。

東大2次本番まであと少しとなりました。受験生の皆さんはきっと日々の勉強に勤しんでいることでしょう。この日記を読んで少しでも励ますことができたのなら幸いです。受験生応援企画が始まった当初は忙しく、本日記を書くかどうか悩んだのですが、なんせ私は3年も受験を行った受験オタクで受験生を応援したいという思いは人一倍強く、せっかく積み上げてきた受験の経験値を皆さんと共有できないのは明らかに損であるという考えに至ったため書くことに決めました。

私はここで、成功談ではなくあえて失敗談を語ろうと思います。失敗から学ぶことは、成功から学ぶことより大きいのがしばしばです。私は現役、1浪と東大入試で失敗しているのですが、現役の頃は単純に実力がなかっただけなので1浪時代を振り返りたいと思います。

失敗から学んだ教訓①:復習を大切にしろ
この教訓は当たり前かもしれませんが、当時の私は新しい問題を解いていないと不安になってしまうため直前期も各予備校が出す模試問題集などを片っ端から解いていました。これでは1年間学んできたことが何の意味もなくなってしまいます。実際、英語や国語、数学の点数はほとんど前年度と変わりませんでした。もしこれを読んでいる受験生にそのような方がいるなら、改めた方が良いと思います。この時期は適度に新しい問題に触れつつも、自分の苦手分野を中心に総復習すべきです。

失敗から学んだ教訓②:ご飯はしっかり食べろ
急に何をいうのかと思ったかもしれませんが、これは意外と大切です。当時の私は、勉強のきりが悪くなりご飯を食べると眠くなるからというしょうもない理由で昼ごはんの時間を大幅にずらしたりあまり弁当が食べられなかったりといったことがありました。しかし食事をしないと脳に栄養がいかず勉強の効率が下がります。さらに本番の昼休憩の時間は勝手に変えることができません。悪いことしかないのです。定時に好きなだけ食べ、眠くなったら少しだけ寝ましょう。

失敗から学んだ教訓③;甘えるな!
これは私が学んだ教訓の中で一番重要だと思っている教訓です。1浪時代の私は非常に甘えていました。例えば数学の問題で「ここまで書けば部分点はもらえるだろう」などと最初から部分点狙いで問題を解いていました。模試だとそれでも点数がくることがあったため本番でもその甘えを捨てることができませんでした。東大入試は答えがあっていてなんぼの世界です。もちろん難しい問題の解答欄に自分が分かったことを書き並べて部分点を稼ぐことは大切ですが、はじめから部分点稼ぎの姿勢は良くありません。点数ではなく目の前の問題に集中してください。

私はここまで失敗談を書き連ねましたが、もし成功談が知りたいという方は、『2020年版私の東大合格作戦』を参照ください。そこには私が東大に合格するまでの軌跡が詳しく載っています。

最後に、私は受験生全員を応援していますが、特に浪人生を強く応援したいと思っています。現役生の方は何も恐れることなく果敢にチャレンジしてくだされば結構です。一方で浪人生の方は多浪が許されていない場合は後がなく、もしかしたら怯えているかもしれません。でも安心してください。東大受験をすでに1度以上経験しているあなたは周りの現役生と比べて経験値という点で大きくリードしています。放送設備の点検で突然流れるアナウンスに動揺する現役生を笑ってやりましょう。ひたすら勉強した数学で余裕を見せ、周りにプレッシャーをかけていきましょう。それを浪(老)害だと思われても気にしなくていいのです。思いっきり暴れてきてください。私はいつでもあなたの味方です。そして合格したらテント列で会いましょう。特に多浪の方は肩身が狭いかもしれませんが、積極的に私に話しかけてください。きっと楽しい大学生活が待っています。

次はあの筑駒から現役で東大に合格した國枝にバトンを渡します。彼は超がつくほどのエリートでありながらルックスもピカイチ、スタイル抜群、おまけに運動神経も良く筋骨隆々であり男女ともに憧れの的です。ただ、思想が少し残念です。そこが彼の良いところなのかもしれませんが。
 

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