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受験生応援企画
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投稿日時:2020/02/06(木) 22:20
いかつい体格とそれに似合わない趣味をもつ岩下からバトンを受けた平岡です。ちなみに、中学時代に岩下のチームとの試合は大差での完封負けで、自分にとっては苦い記憶の一つです。
さて、ここまで何人かでつないできた受験生応援日記ですが、自分の私生活について書いても岩下とは趣味以外のほぼ全てで同じなので、勉強面について書いてみようと思います。僕は去年まで麻布という東京でそれなりに名の知れた高校とT緑会というそれなりに有名な塾に通っており、人よりも恵まれた環境で勉強することができていたため、成績面では東大合格レベルに達することが出来ていました。しかし、僕には大きな不安がありました。とにかく「やらかす」ことが多かったのです。中学受験の時は調子が良く、有頂天になって解いていたら凡ミスを連発し、もはや吹っ切れるレベルに不合格を確信しました。また、T緑会では高2の冬に二次試験と同じくらい大事な模試があるのですが、ミスしないようにと冷静になりすぎて緊張感を失い、問題文の読み間違えで1/3にあたる40点も吹っ飛ばしました。悔しさのあまり帰りの電車で担当講師のプリントをグシャグシャにして隣の人にドン引かれた思い出があります。本番でやらかしたこのような経験を二度としないために、僕は一つの対策を立てました。
『試験を積極的に楽しむ』ことです。これは多くの受験関係者が言うようなありふれたフレーズですが、案外バカに出来ないと思います。試験場ではプレッシャー下で普段通りの気持ちで居られるかが大事ですが、楽しむという気持ちはこれに合致していると思います。楽しむということは何か対象が必要な行為です。楽しむためには、自分が面白いと思うことを見つけなければいけません。僕は試験中に試験と関係ないことにも気付きを積極的に見つけようとしてました。例えば、「今年は全然傾向と違うじゃん、来年の模試ってどうなるんだろうな~」とか、「リスニングの時ってわざわざ暖房止めてくれるんだ、親切だな~」とか、「隣と前の人は完全に手が止まってるじゃん、落ちるんだろうな~」とかです。こんな下らないこと考えるなんてふざけてると思うかもしれませんが僕は結構これがハマりました。こんなことに気を使う余裕があればテンパることはないですし、しかもこうやってアンテナを張っておけば、どこが死守すべき問題なのかやどこでテンションを上げるべきか、どこに注意すべきかなどの試験と直結する大事なことにもどんどん気付いていけるものです。実際僕は二次でベストパフォーマンスを出せました。「楽しむ」というのは、合う合わないはあれど、ハマればプレッシャーを和らげ普段の実力を引き出してくれます。同じような悩みを抱える人は試してみてはどうでしょう。
次は1年生の中では一番大人な佐川にバトンを渡します。彼はラグビーのキャリアも長いですが、受験生としてのキャリアはラグビー部随一で、僕が高校に上がった頃から受験勉強に励んでいました。
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