受験生応援企画

「俺が最強だ!」

投稿日時:2022/01/13(木) 18:45

明けましておめでとうございます。新2年の桑田昴です。本年も東大ラグビー部への応援よろしくお願い致します。 

 

 

東大ラグビー部は、本日から二次試験前日の2月24日までの期間で、約10回に渡って受験生応援企画として文章を投稿します。書くのは主に新2年です。受験生のためになるように頑張りますので、勉強時間の合間にでも読んでいただけると幸いです。 

 

 

さて、共通テストまで残り2日となりました。受験生の皆さんは今は共通テストに向けた最終調整を行っている方が多いのではないでしょうか。この直前期にここに勉強法を書くのはもう遅いし、野暮だと思うので、比較的万人受けしそうな何かを書こうと思っていました。しかし、受験の戦い方なんて本当に人それぞれで、境遇も違うことを考えると、万人受けなんて存在しないと気づきました。なので自分は自分で、受験の時思っていたことを書かせていただきます。ラグビー部には色々なタイプの人間がいるので、自分にあったやり方を見つけていただければと思います。 

 

 

前置きが長くなってしまいましたが、私がこの文章で伝えたいことは一つ、「自信を持つ」ことです。自信というと、「勉強量に裏打ちされた自信」みたいなのを想像するかもしれませんが、私が言いたいのはそういうタイプの、いわゆる「根拠のある自信」ではなく、「根拠のない自信」です。もちろん根拠のある自信も大切ですし、結局ある程度の勉強量がないと普通受験には勝てません。しかし、受験期の私は、そういった根拠のある自信は、自分より「強い」人を見たときに崩壊してしまうのではないかと考えていました。実際、自分の周りには一日18時間勉強して、本当にあの年の日本中の全受験生の中で一番勉強してたのではないかと思わせるほどのバケモノがいて、彼の前では私が「勉強量に裏打ちされた自信」を持つことはまず不可能でした。 

そこで私は、自習室で彼を含む集団に混じって勉強しているときに、「俺がこの中で一番いい勉強をしている」と、勝手に自信を持っていました。ここでいう「いい勉強」とは、集中力高く、受験に有用な知識を取り入れている、という意味なのですが、まあ、誰がいちばん「いい勉強」をしているかなんて、当然わかるはずがないです。しかし、根拠がなくてもそう思い込むことで、他の人に比べて自分の勉強時間が劣っているかもしれないことなんて全く気にならなくなりました。実測できる根拠がない自信だからこそ、自分より「できる」人を見たとしてもなんとも思わなかったのでしょう。 

 

実際、受験当日まで私は根拠のない自信を持ち続け、共通テストや二次試験の会場では、「俺がこの中で最強なんだ!」という今考えれば猛烈に恥ずかしいことを考えたまま試験を受けていました。それでも、自分の周りに座っている赤の他人に怯えるよりはいい結果が出るのではないかと思います。 

それでは、長くなってしまいましたが、まずは共通テストまであと2日、自信を持って頑張ってください!東大ラグビー部一同、応援しています! 

 

 

次は、同期の田村にバトンを渡します。彼は「できる」人間なので、自分とは全く違った視点が見られると思い楽しみです。 

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