ブログ 鈴木 陸人さんが書いた記事

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広き宇内に雄飛せん[ラグビー部リレー日記]

 written by 鈴木 陸人投稿日時:2023/12/14(木) 16:19

ニコイチの岩下からバトンを受け取りました、鈴木陸人です。彼が書いていた以外にも、共学の公立中学→男子校→浪人という共通点もあります。5月生まれなのも一緒ですね。年齢のことはさておき。
 

度重なる大きな怪我に悩まされながらも決して諦めなかった不屈の精神には脱帽です。僕だったら耐えられずに辞めていたと思います。そんな屈強な精神力を持った彼なら今後の研究室生活できっと素晴らしい結果を出してくれることでしょう。期待しています。あと2年よろしく。


 

 

シーズン終了が目前に迫り、この4年間の出来事に想いを馳せる機会が増えてきました。前川も言っていたように、その大部分はラグビー部に関する記憶であり、僕の大学生活を部活なしで語ることはできません。

 

これだけの時間を費やしてきたのだから、当然得たものはたくさんあります。最高で最悪な同期たち(褒めてます)をはじめとする素晴らしい人間関係、彼らと作ってきた多くの思い出、きついことから逃げずに立ち向かう精神力、ある程度の筋力、クソみたいな学業の成績など。浦高ラグビー部の先輩である杉井さん、三方さんの勧誘のおかげで東大ラグビー部に入り、人として大きく成長する機会を得ることができました。

 

多くのものをもらって感謝していると同時に、自分はこの部に何かを残すことができただろうかと考えることがあります。ここで言う「何か」とは忘れ物や練習着等物資の寄付のことではなく、記憶や意志などといったもっと抽象的なものです。

 

入替戦出場という結果を出せば、皆の記憶に残り、語り継がれる存在となれたでしょう。しかしそれは叶いませんでした。

 

では、果たして何一つ残せなかったのでしょうか。実際そうなのかもしれません。でも欲を言えば、僕の背中を見てどんなに些細でもいい、心を動かされた人が一人でもいてくれたらなんて思ってしまいます。僕は入部してからほとんど怪我も病気もなく、常に努力し続けてきたつもりです。その姿を見た後輩が感銘を受け、そして自身も同じように、いやそれ以上にひたむきに努力する姿勢をさらにその次の世代に見せる。そうやって未来へと受け継がれていけば、僕がこの部にいた証のようなものを残すことができたと言えるのではないでしょうか。かくいう僕も、先輩たちが本気で目標達成に向け努力する姿を見て感銘を受けた一人なわけですが。長い時間をかけて脈々と受け継がれていく中のほんの一瞬、ほんの一部分に過ぎないとしても、その流れに身を置くことには大きな意味があると思います。

 

自己満のような文章になってしまいましたが、たった一人でもいいから誰かの記憶に残るような、心を動かせるような人間になりたいという思いも込めて書かせていただきました。将来自分がどんなところに就職し、どこでどんな生活を送っているか今は想像もつきませんが、どんな人生であったとしてもこの思いを忘れずに生きていこうと思います。(ヒモにはならないよう気をつけます。)

 

 

入部してから8回目のリレー日記のようですが、やはり難しかったです。人の心を動かすことのできる人間になるだけでなく、こういう場でもっと深みのあるカッコいいことを書ける人にもなりたいものです。頑張ります。

 

 

最後になりますが、OB,OGの皆様、監督・コーチ陣の皆様、同期のみんな、後輩たち、保護者の皆様、両親、その他ラグビー部内外問わず僕と関わりのあった方々、全員に感謝の意を述べさせていただきます。皆様のおかげで最高の4年間を送ることができました。本当にありがとうございました。ゆっくりとではありますが、今後すべての人々に恩を返していけたらなと思っています。

 

とは言ったものの今この瞬間に引退というわけではないので、最後の京大戦まで気を引き締めて悔いのないようやり抜きます。

 

 

 

次は橋野にバトンを回します。彼は練習セクション、SEセクションのリーダーとして多くの仕事をこなしてきた部内随一の仕事人です。学業にも一切手を抜かず、信じられないことに2,3年生の内に卒業に必要な単位を全て取り切っていたようです。みんなも見習いましょう。

 

時々何もないところで急に呻き声をあげたり(最近聞かないけど)、意思の疎通が取れなくなったりすることから宇宙人と形容されることもある彼ですが、ちゃんと接すると意外と人間味もあって可愛く思えてきます。そんな橋野が最後に何を語るのか、とても楽しみです。

アツい夏[ラグビー部リレー日記]

 written by 鈴木 陸人投稿日時:2023/07/14(金) 13:22

スターの名に恥じぬセンスを持つ小野くんからバトンを受け取りました、4年の鈴木です。能力は高いのに怪我で苦しむことの多い彼ですが、僕が引退するまでの残り約半年、少しでも多く一緒にプレーできればいいなと思います。

僕は恋愛マスターなんて大層な人間では決してないですが、話はいつでも聞きます。大丈夫だとは思いますが、僕のようにならないことを祈ってます。

 

 

数えてみたところ、入部してから7回目のリレー日記のようです。毎度のことですが、何を書くか悩みます。今回は過去一キツいです。部活、研究室、授業に行くだけの日々なので、ここに書くような出来事は特にありません。

最近は、院試が1ヶ月後に迫っているため焦りを感じ始めています。大学に入学して以来真面目に勉学に励んでこなかったため、勉強って何をすればいいんだっけと困っています。勉強って一体何なのでしょう。今更こんなことを言っている人間が、そして今まで定期試験の直前でさえやる気が出ずにゲームや部屋の掃除に逃げていた人間が、合宿のある中で勉強を続けることなんてできるのでしょうか。

なんて不安はありますが、やれるだけのことはやろうと思います。どうやら僕は周りから留年候補筆頭と思われているようですが、なんか最近ムカついてきたので見返してやりたいです。留年したくないです。単位はなんとかなりそうなので院試頑張ります。

 

 

次は1年生の広常くんにバトンを回します。先日一緒にご飯に行ったのですが、前評判通りラグビー部には少ない常識人タイプだと感じました。試験前日にも関わらず歳の離れたおじさんとのサシ飯に付き合ってくれてありがとう。

経済学部に行きたいとのことなので、程々に勉強も頑張ってほしいと思います。僕のようにならないことを祈ってます。

最近思うこと4[ラグビー部リレー日記]

 written by 鈴木 陸人投稿日時:2023/03/04(土) 16:24

リサちゃんからバトンを受け取りました、新4年の鈴木です。リサちゃんは現在留学中ですが、SNSの投稿で元気そうな姿が見られて安心しています。帰ってきたら色んな話聞かせてくださいね。独特の比喩で紹介されたので多少困惑もしていますが、とりあえずネコ科野生動物の子ども好きの方は是非グラウンドまで足を運んでいただければと思います。



 



月日の流れは早いもので、気付けばもう最高学年だ。西久保や安富と共にチームを引っ張っていく立場の人間となった。



もちろん4年生のみならず、下級生も全員がリーダーとなるつもりで臨むべきだし、僕自身も以前からそれを実践しようと試みてはいた。でもやはり先輩達に頼ってしまった。陰に隠れてしまった。



しかし、頼りにできる先輩はもういない(数名練習に参加していただいてますが)。隠れる場所はもうない。自分がリーダーなのだと本気で自覚し、そしてそれに相応しい振る舞いをしなければならない。



僕は高校の時からの癖で、少々ネガティブな発言(暴言とかじゃないです)をしてしばしばストレスを発散している。大学でもこれをやりすぎて周りには呆れられ、まともに取り合ってくれる人は最早いないのだが、この癖からもそろそろ脱却しなければいけない。周りに悪い影響しか及ぼさないと、同期に指摘されたことがあるし、僕自身もその通りだと思う。反省している。改善していくつもりである。



今年は最上級生が9人しかおらず、少々心許なさもあるが、だからこそ9人全員が本気でリーダーとしての自覚を持ち、チームを目標達成へと導かなければならない。頑張ろう。



そして後輩達は去年までの僕のように陰に隠れてしまうのではなく、どんどん前に出てきてほしいと思う。



 



なんてことを最近考えてました。以上です。



 



次は1.5あった視力を2.0、いや7.0まで上げたと噂の新3年、辻翔太くんにバトンを回します。彼の魅力はここでは語り尽くせませんが、とにかくそのキャラゆえに皆に愛され、常に輪の中心にいます。今年は何やらラグビーに対する熱量が一層増しているようなので、これからどんどん成長してFWの中心選手になってくれることを期待しています。

いけがみあきら[ラグビー部リレー日記]

 written by 鈴木 陸人投稿日時:2022/09/12(月) 09:27

僕のことが大好きで仕方ない2年の池上暁雄くんからバトンを受け取りました、3年の鈴木陸人です。彼はラグビーのみならず学業においても非常に優秀で、後輩ながら僕の進級の助けとなってくたことがあります。僕が工学部の3年生として日々勉学に励めているのは彼のおかげなのです。愛しています。





 



池上暁雄と聞いて真っ先に連想するのはやはり池上彰さんでしょう。名前がとっても似ていますね。



 



先日自宅でテレビをつけたら、「池上彰のニュースそうだったのか!!」という番組が放送されていました。池上彰さんが話題のニュースについて基礎から丁寧に解説する番組です。ご存じの方も多いかもしれません。



 



僕が見た回では、SDGs、ロシア・ウクライナにまつわる話題、最近の円安などについて取り扱っていました。環境問題については最低限の知識や理解はあるし、ロシア関連についても毎日のようにニュースで見ていたので一応話に付いていけたのですが、円安の話題になった途端よくわからなくなってしまいました。お恥ずかしい話ではありますが、僕は金融・経済に関してはおそらく一般常識レベルの理解すら持ち合わせていないのです。堪らず父に解説を求めたのですが、僕の理解力の低さゆえに(皮肉でも何でもないです)分かったような分からないようなという感じで終わってしまいました。



 



もっとニュース見たり新聞読んだりして、社会について知らなければいけないと少し焦りを感じました。こんな僕でもおそらく数年後には社会人になるのです。東大卒のくせに社会のこと何も知らんのだなとか思われたらたまったもんじゃありません。これからは、ゲームばかりしてないでもう少し社会に目を向けて生きていこうと思います。



 



 



次は、S&Cの仕事などで大いに活躍して下さっている4年のあきらさんにバトンを回します。あきらさんがやって下さっている膨大な量の仕事を来年僕らの代がプレイヤーと両立しながらこなさなければいけないと考えると夜も眠れません。まあS&Cは僕の担当ではないですが。それはさておき、いつも本当にありがとうございます。これからもウエイト頑張ります。今度飯連れてってください。

ハロー2022[ラグビー部リレー日記]

 written by 鈴木 陸人投稿日時:2022/02/07(月) 17:25

今シーズン最初のリレー日記を務めさせていただきます、新3年の鈴木です。
2/5にキックオフミーティングが行われ、2022シーズンが本格始動しました。目標である入れ替え戦出場・対抗戦A昇格達成に向けて、國枝主将らとともに練習に励んでまいります。



さて、時が経つのは早いもので、気がつけば私ももう3年生です。コロナコロナ言ってるうちに大学生の半分が終了してしまいました。なんとも恨めしいものです。思い返せば、キャンパスでの合格発表の掲示なし、入学式もなし(一年後に”もどき”はありましたが)、新歓もほとんどできず、対面授業は決められた科目のみ、社会情勢を考えると思うように遊びにも行けず、大人数での食事や飲み会は基本的にタブー、成人式もきちんと行われず、などなど。受験生時代に私が思い描いていた大学生活とあまりにかけ離れていて、とても悲しくなってきます。SNSなどで、入学式なんて別にいらないだろとか、対面授業行くのめんどくさいから殆どオンラインで羨ましいとか、そういう意見を”経験した側”の人間が発しているのを見て虫唾が走るなんてことがよくありました。身近にそんな奴がいなくてよかったです。


不幸自慢はここまでにしておきましょう。ついつい良くない出来事ばかりに目がいってしまいがちですが、良いことが全くなかったわけではありません。対面授業などが全然ない中でも、zoomなどを積極的に使ってクラスの人たちと仲良くなることができました。そこまでたくさんではないけれど友達と遊びにも行きました。散歩やひとり温泉旅など、ひとりで行動することの楽しさを存分に味わえたのもこんなご時世だからこそかもしれません。そして、1年生の夏頃に高校の先輩である杉井さんから誘ってもらってラグビー部の練習を何度か体験し、そのまま入部を決めたおかげで、この部の人との繋がりもできましたし、高校の頃は嫌だったラグビーも今は結構楽しめています。入部直前に高校同期と免許合宿に行ったのも良い思い出です。全ては書きませんが、こうして見ると良かったことも意外と多く、なんだかんだで楽しめているように思います。


結局大事なのは、”与えられた環境で何をするか”なのです。自分の運命を嘆いてばかりいてもどうにもなりません。行動しなければならないのです。ありきたりな言葉ですけどね。
そんなわけで2022年、相変わらず新型コロナウイルスの変異株が猛威を奮っている大変な状況ではありますが、自分のやりたいこと、やると決めたことは機会を逃さず積極的にやる、そんな一年にしたいと思います。


まずはラグビーですね。去年は中々メンバーに入れず、怪我人が出てからようやくという感じで非常に悔しかったので、
今年こそは試合でバンバン活躍できるように、そして冒頭で書いたように対抗戦A昇格を果たせるように、練習やトレーニングに励みたいと思います。スクラムハーフとスタンドオフ、どっちも練習します。

次に学業。この二年間あまり勉強に身が入らず、大変よろしくない成績を取り続けてしまったので、次の一年間はコツコツ真面目に勉強して全科目100優上を取ろうと思います。

そして遊び。もちろん部活や勉強の妨げにならないよう節度は守りますが、時間をうまく使ってできるだけ多くのことをやってみたいと思ってます。バンジージャンプとかやってみたいです。が、社会情勢的に当分の間は我慢します。


三つ全部は無理だろっていう人もいるかもしれません。二兎を追う者は一兎をも得ず、なんて諺もありますからね。
しかしそれはあまりにもナンセンスです。なぜそんなに弱気なんでしょう。二兎どころか、少なくとも三兎を追う、そんな人生の方がかっこよくないですか? もちろん一匹たりとも逃すつもりはありません。全てやり切って、最高に充実した一年間だったと思いながら2023年を迎えてみせます。今後の私の活躍に是非ご期待ください。



次は同じポジションの後輩である新2年の平川にバトンを回します。去年はあまり多く話せなかった気がするので、今年は積極的に絡みに行ってもっと仲良くなりたいなんて思ってたりします。
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