ラグビー部リレー日記

いろんな世界

投稿日時:2019/09/16(月) 19:57

有能スタッフの1年原ちゃんからバトンをもらいました濃野です。また飯行きましょう原ちゃん!

 

調子が悪いと「なんでこんなに自分は雑魚なんやろ」って思ってしまう。そうするともっと調子悪くなってしまう。コンディションを保つのは難しいなといつも思う。特に自分の場合は調子が悪いと顔に出るらしい。
この前後輩に「のうのさん元気ないですね」と言われてしまった。悔しいことにまさにその時ベンチに座りながら「ああ、今日のプレーはなんか微妙やったなあ。最近こんなんばっかやな。」と思っていたところだった。

本当にポジティブな人間だったら練習が終わると、明日また頑張ろう!と切り替えられるはずなんだけど、ぼくは家に帰ってもそんな感じのまま過ごすことがたまにある。
実家にいた頃は親とか兄とかに「負のオーラ撒き散らすなよ」と叱責されて「うるせえなあ」と喧嘩し始めて、しばらくは激しい言い合いになったり時には殴り合いにまで発展したけど、不思議と喧嘩が終わった頃には気分は晴れて負の気持ちはリセットされる環境にあった。男3兄弟だから多分そんな感じでストレスを発散するのがベストだったように思う。思春期の男はぶっきらぼうだから「話聞いたろか?」と言われたら逆に「なんもないわ」と閉じこもってた気がする。

 

でも、高校卒業して大学に入って実家から離れて一人暮らしを始めたからその環境はなくなってしまった。だれも喧嘩ふっかけてくれることはないから、発散されずにストレスが溜まっていく。1年の頃は本当にしんどかったなあ、と思う。東京の人混みとか田舎から来た者にとってはめちゃくちゃストレスだったし、知ってる友達なんかほぼ0だし、毎日ヘトヘトに疲れ切って家に帰ってた。

 

なんてことを思い出していると、ふと思った。
「あの頃に比べると、最近は結構マシになってきた気がするぞ」と。
なんでやろなと考えていたら、自分の持ってる世界があの頃とは比べものにならないくらい増えてることに気がついた。
あの時持っていた世界は「授業」と「部活」の2つだけ。大学は友達がすぐにはできなかったし、東京の人と地元にいた頃の友達の距離感の違いに戸惑っていたし(単にぼくの友達作りのスキルが弱かっただけかもしれない)、周りが頭良すぎて自分の凡庸さに失望してた。部活はラグビー部に入ってある程度友達はできたけど、ラグビーは大学から始めたからわからないことだらけで、うまくいかないことが多くてしんどかった。

 

それから3年経っていまぼくが持ってる世界は格段に増えた。「授業」「部活」に加えて「バイト」「研究室」「プログラミング」「読書」…などいろんな世界を持てるようになった。「バイト」と「部活」は全く関係ないから、一方の調子が悪くても、もう一方に影響することはほとんどない。「授業」でついていけなくても得意な「プログラミング」の世界に没頭して心が満たされれば「そういや今日授業わからんところあったな、見直そうかな」という気持ちになる。持ってる世界がたくさんあればどれかがダメな日でも、他の世界に入ればぼくの心はまた充電されていく。だから、また頑張ろうと思える。

 

だから、大学院の試験の直前に夏合宿があって、合宿中に勉強しなきゃいけない環境でも頑張れたのかもしれない。「院試」の世界で「やばい、このままじゃ受からん」と心をすり減らしても、「部活」の世界に入れば、身体を動かして充足感を得られる。ラグビーがしんどく感じても、世界を切り替えて勉強してれば元気が湧いてくる。

 

そもそも心が強い人は多少のことがあってもビクともしないと思うし、もしかしたら意外とぼくはメンタルが豆腐なのかもしれない。他の人なら「まあこんなもんやろ」と自分で見切りをつけて自分の心を守る術を上手に使いこなせているであろうシチュエーションでも、ぼくは自分へ正当な評価ができていなくて過度に自分に期待してるから凹むのかもしれない。もしそうだとしたら、自分でプレッシャー与えて自分でへなってるという、この上なくダサい人間なのだが、まあそんなものはぼくの性格なのだから言っても仕方ない。

 

さて、明日も研究室の中間発表頑張るかあ。大人数の教授の前で発表するの緊張するし怖いなぁ。質疑応答の時間が1番怖いねんぁ。なんであの時「やらせてください!」なんて言うてしもたんや。まあ、でもやるしかない。

 

中身のない文章ですみません。次は上級生とごはんに行くことが大好きな杉井にバトンを回します。

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