ブログ 印藤 真嗣さんが書いた記事

駒場の中心で、愛をさけぶ[ラグビー部リレー日記]

 written by 印藤 真嗣投稿日時:2011/11/11(金) 13:37

更新が遅くなりまして申し訳ありません。合志君からバトンを受け取った印藤です。

リレー日記が日記ではなくなってきている気もしますが、
今、感じていることを雑多に書いてみたいと思います。

 

気づけばもう11月になっていた。長かったモラトリアムも残された時間は少ない。
思えば僕の大学生活の中心は駒場のラグビー場だった。 
いったいどれだけ走って、タックルして、、、
本当にどれだけの時間を過ごしてきたかわからない。
それはかなりの時間になるし、その時間を他のことに費やしていたならば、
今の自分とは全く違う自分がいるであろう。


でもその時間をラグビーに費やしてきたことに後悔はない。
この5年間は僕のこれからの人生においても、自分の軸として在り続けるだろう。
そんな自分を成長させてくれた、ラグビーとラグビー部に感謝している。


しかし、感謝していると言っても人の気持ちは見えない。
気持ちを持つことは重要であるけれども、想いをカタチに変えていかなければ意味がない。
自分にとってチームを強くすることが感謝の最良の伝え方であると思う。
そして、チームを強くすることは自分自身が強くなることでもある。


5年目になっても日々学ぶことがあり、まだまだ未熟な点ばかりであることに気づかされる。
その中で基本の重要性を再認識した。
ハンズアップする、ディフェンスではかぶらない…
ラグビーを始めて最初に教えられるようなことが、いかにできるかが重要である。


武道には「守破離」という上達に至る経緯を表した言葉がある。
「守」の段階ではまず型に従うことに徹して技を磨き、「破」ではその型を破ることで自分の型を見出し、「離」の段階で、元の型から離れ独自の境地に達する。
美術大学に入学するとまず行うのは、莫大な数のデッサンであると聞いた。


平凡の壁を突き破り、自分の境地を拓くには強固な土台を築くことが不可欠なのである。
残り少ない時間になってしまったが、基本を大切に最後の最後まであがきつづけ、一人のプレーヤーとして成長したい。

 

さて、次回のリレー日記についてですが、どうやらこれで現役部員全員が一度はリレー日記を書いたことになるようです。
ということで誰に回すか悩みましたが、昨年まで僕が住んでいた部屋に現在暮らしている3年生の豊田君に回したいと思います。

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