ブログ 鷲頭 一貴さんが書いた記事

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ストレス発散[ラグビー部リレー日記]

 written by 鷲頭 一貴投稿日時:2023/06/16(金) 17:48

 三年生の昴さんからバトンを受け取りました、二年の鷲頭です。リレー日記では、鷲頭様などと敬意を込めた呼び方で、申し訳なさを出しているようですが、実際にはまだ、昴さんは僕をいじることには懲りていないようです。ただ、正直なところ昴さんにいじられてもあまりいじられている感覚にはならないので全く気にしていないです。農学部に行くことになればよろしくお願いします。

 大学に入って一年ほど経ちましたが、やはり生活しているとストレスが溜まってしまいます。これはしょうがないことだと思っていますが、大事なのはどこにストレスの吐口を持っていくかだと思います。今までを振り返ってみれば、それも環境によって変わっていたと感じました。高校時代は音楽や、友達と遊びのサッカーをすること、浪人していた時はラジオなどが吐口でした。現時点で自分が何をしたときにストレスが解消されるかが分かっていれば生きやすくなると思うので、少し考えてみました。

 まず一つ目は、懐かしいものに触れるということです。自分が子供の頃に見ていたものなどをまた見て、懐かし~と感じると段々とストレス値が下がっていくのが分かります。最近でも小さい頃に見ていた、イナズマイレブンやごくせんなどを見たり、高校の頃に流行ったTik Tokの音源を聞いたりして、しっかり解消することができました。過去に戻って、少年の一貴くんを迎えに行くような気持ちになります。ただ、自分はまだ二十歳で世の中ではまだ若い方なので懐かしさの度合いはまだ軽いのかもしれません。さらに、大人になって今以上の懐かしさを早く体験してみたいものです。

 二つ目は、友達と遊ぶことです。ただ、遊ぶと言っても普通にどこかに行ったりするのとは少し違います。特に、同期の渡辺くんとの遊びがよく当てはまります。例えば、二人で自転車の片側のペダルにそれぞれ乗って自転車を協力して漕いだり、お手玉を使って卓球に似たゲームをしたりします。もちろん、ゲームなどで負けたら罰ゲームを用意することで、勝負が一段と楽しくなります。正直、周りからはくだらないように思えるかもしれませんが、高校の休み時間の延長のような遊びで楽しくてたまりません。田舎の方で育った渡辺くんは既存の遊びよりも自分たちで作った創作的な遊びの方が好みらしく、以前も一人で数本の爪楊枝を使ってツルを作ろうとしていました。その遊びを僕はしませんでしたが、さすがだなぁと思いました。もっと同期にもこのような遊びに付き合ってくれる人が増えるとさらにストレス解消が見込めそうです。

 これら二つのことはどちらもお金のかからない点でもとても良いものです。これらを踏まえて、できるだけストレスを溜めないように気を付けていきたいと思います。もし、何かおすすめの懐かしいものや遊びがあればぜひ僕に教えてほしいです。

 次は主務で忙しく、おそらくくだらない遊びなどする暇もないであろう、池田さんにバトンを渡します。主務の仕事はとても大変そうでストレスなどもあるのだと思いますが、池田さんは面白い話が大好きで、よく色んな人と盛り上がっているのでそれらがしっかりストレスの吐口になって溜め込んでいないことを願います。
 

おじさん[ラグビー部リレー日記]

 written by 鷲頭 一貴投稿日時:2022/10/27(木) 18:30

 財木さんからバトンを受け取りました、一年の鷲頭です。以前、財木さんに夢は何ですか?と聞いたところ「俺の夢は情熱大陸に出る事だな」と言っていました。僕は心の中で調子に乗るな!と思いました笑。他にもアナザースカイで菅平に行きたいなどと語っていたり、YouTubeの同期プレゼン対決で自分の紹介をしたりなどと自信に満ち溢れているように見えます。僕がサインを欲しくなる程、かっこいい先輩なので密着があればきちんと録画をし忘れないようにします。ちなみに、僕が入ろうと決めたこんなにも雰囲気のいい東大ラグビー部には嫌いな人など一人もいません。
 
 突然ではありますが、僕はおじさんに対して特別な感情を抱いてしまいます。一言でおじさんと言っても希望に満ち溢れているような人たちではなく、色々なおじさん独自の悩みに悩みながらも頑張っているおじさん達のことを指します。その証拠にも普段聞くラジオは色々な不満を口にするおじさんたちのラジオが多いように感じます。みんな、腰が痛いだとか、流行りについていけない、記憶力が低下したなどと自身の老いなどを感じ始めてがっかりしているようなことを話しているようなことを聞くと自分にはまだわからないことではありますがとても同情したくなります。

 以前、一般の人も利用できる社員食堂に行って食事をした時のことです。その時は初めてだったのでその食堂のシステムが分からず、少し遅れてきた三人組の四十代くらいのサラリーマンを待ってその人たちを参考にしようと思いました。メニューは日替わりでその日は二つありトンカツ定食とチキン南蛮定食でした。三人組は手を洗ってからメニューを見ていたのですが、そのうちの一人が「カツはムリなんだよなー」と呟いていました。それを聞いた時には、その人の話を親身に聞いて同情したい気持ちもありながら、見知らぬ人なので声をかけられないなんとも言えない気持ちになりました。話は変わりますが、僕はハンチョウという漫画が好きです。普段、自分からは漫画は買わないので時々借りたりして読んでいます。この漫画は、カイジというギャンブルをテーマにした漫画に出てくるハンチョウが普段は地下で働かされていながらも一日外出券を使って普段は味わえない贅沢を限られた時間で求めようとする漫画です。ここからは僕も聞いた考えでなるほどと思ったことなのですが、その漫画のなかでハンチョウが雨の日の公園の屋根の下でバーベキューをするシーンがあり、これはもし晴れの日であれば親子などが使う公園でのバーベキューは悪目立ちをしてしまうので雨が降ることで周りとの仕切りができ一つの個室ができるから雨の日にするという考えだそうです。このシーンは社会にはおじさんの居場所が少ないということも示しており、おじさんだからやりたくても周りからの目を気にしてできないことが世の中にはたくさんあります。若者がいる横でおじさんが一人でバスケの練習はできないということで深夜に一人でシュート練をしているという人の話を聞いたこともあります。

 おじさん達は社会の中では人生の先輩の立場にあり、人生の経験を今まで積んできたにもかかわらず世の中の変化についていけなかったり、老いやおじさんであるということでできなくなってしまうことが増えてしまうのがとても不条理だなと思います。僕にはそういうおじさん達の思いは完璧には分かってあげられないですが、もっとおじさん達も生きやすい世の中になればなぁと思います。

 次は2年生の雪竹さんにバトンを渡したいと思います。雪竹さんとは、テニスをやっていたり、スマホの機種とケースが同じ、ご飯をたくさん食べられない、吐き気が出やすいなどとたくさん共通点があります。新歓の時期に雪竹さんとクラブについて話したことを覚えています。僕は新歓の前日にクラブに行ってしまい新歓の時動けなくなってラグビー部の先輩にご迷惑をおかけしたことがあるのでもう行かないと決めました。雪竹さん、ごめんなさい。でも、初心者で始めながらもAチームのスタメンで活躍している雪竹さんはほんとにすごいです。個人的には雪竹さんの前回のリレー日記の構成がすごく好きでした。一見関係ないおばあちゃんの話から音楽の話に落とし込んでいたのがすごく勉強になりました。プレッシャーをかけるわけではないですが、次はどんなリレー日記になるのか楽しみです。
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2025年11月

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