ブログ 芹澤 繕宏さんが書いた記事
ラグビーと向き合う[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2015/01/26(月) 10:59
こんにちは、同期の藤堂よりバトンを受け取りました。
真の経済学徒こと4年の芹澤です。
大学でラグビーをするのも四年目となった。やはりこれまでと最も異なる部分は先輩がいないことだろう。自分はこの三年間、ことあるごとに先輩に頼りっきりだった。ミスしても先輩が何とかしてくれる。先輩がアドバイスしてくれる。それは自分の糧となった部分もある。しかし自分の場合、それは頼るというより依存に近かったのではないか。先輩に頼ることでラグビーと真摯に向かい合うことから避けてきた。その報いが去年の対抗戦シーズンであったように思う。
9月14日、一橋大学戦。あのときの自分はスイカを着て対抗戦を戦う意味を理解していなかった。それまで人に頼り、漫然とプレーしていた自分のぼろがすべて出た試合だった。いかに自分が上級生に依存していたかを痛感した。しかし一橋戦に負けたのちではもう遅かった。自分を恥じた。そして何よりラグビーと真摯に向き合うことが怖くなった。そしてラグビーから目を背けた。残りのシーズン、皆が対抗戦勝利を求める中、自分一人だけが違う方向を向いていた。
新しいシーズンが今年も始まろうとしている。最上級生としてもう逃げることはできない。もう自分だけの問題ではない。自分の背中を見る後輩たちがいる。4年生としてラグビー、そしてラガーマンとしての自分と正面から向き合わねばならない。
ではどうするのか、今年は徹底的に自分を追い込もうと思う。努力の仕方にはいろいろあるだろうが自分にはこれが最も合っていると思う。もちろんラグビーを楽しんで努力できれば最高だ。しかし経験上自分にそれは向いていない。楽しんでいると、どこかで心に緩みが出る。だから精神的に自分を追い込むしかない。不器用な自分はそのようなやり方でしか努力できないし、4年として自分を表現できない。お世辞にもスマートな方法とは言えないしかっこ悪く映るかもしれない。でも今年はそれでいい。チームが勝って目標を達成できるならいい。
4年目にしてようやく覚悟ができた。やっとスタートラインに立ったという感じだろうか。遅すぎたことには違いない。もとよりこれから最上級生になろうという人間がこのような文章を書いていることさえ憚られるような気がする。しかし、これが4年生としての自分なりの答えだ。
次は高校三年間同じクラス、大学でもラグビー部経済学部と腐れ縁が続く菊地にお願いします。
真の経済学徒こと4年の芹澤です。
大学でラグビーをするのも四年目となった。やはりこれまでと最も異なる部分は先輩がいないことだろう。自分はこの三年間、ことあるごとに先輩に頼りっきりだった。ミスしても先輩が何とかしてくれる。先輩がアドバイスしてくれる。それは自分の糧となった部分もある。しかし自分の場合、それは頼るというより依存に近かったのではないか。先輩に頼ることでラグビーと真摯に向かい合うことから避けてきた。その報いが去年の対抗戦シーズンであったように思う。
9月14日、一橋大学戦。あのときの自分はスイカを着て対抗戦を戦う意味を理解していなかった。それまで人に頼り、漫然とプレーしていた自分のぼろがすべて出た試合だった。いかに自分が上級生に依存していたかを痛感した。しかし一橋戦に負けたのちではもう遅かった。自分を恥じた。そして何よりラグビーと真摯に向き合うことが怖くなった。そしてラグビーから目を背けた。残りのシーズン、皆が対抗戦勝利を求める中、自分一人だけが違う方向を向いていた。
新しいシーズンが今年も始まろうとしている。最上級生としてもう逃げることはできない。もう自分だけの問題ではない。自分の背中を見る後輩たちがいる。4年生としてラグビー、そしてラガーマンとしての自分と正面から向き合わねばならない。
ではどうするのか、今年は徹底的に自分を追い込もうと思う。努力の仕方にはいろいろあるだろうが自分にはこれが最も合っていると思う。もちろんラグビーを楽しんで努力できれば最高だ。しかし経験上自分にそれは向いていない。楽しんでいると、どこかで心に緩みが出る。だから精神的に自分を追い込むしかない。不器用な自分はそのようなやり方でしか努力できないし、4年として自分を表現できない。お世辞にもスマートな方法とは言えないしかっこ悪く映るかもしれない。でも今年はそれでいい。チームが勝って目標を達成できるならいい。
4年目にしてようやく覚悟ができた。やっとスタートラインに立ったという感じだろうか。遅すぎたことには違いない。もとよりこれから最上級生になろうという人間がこのような文章を書いていることさえ憚られるような気がする。しかし、これが4年生としての自分なりの答えだ。
次は高校三年間同じクラス、大学でもラグビー部経済学部と腐れ縁が続く菊地にお願いします。
合宿を終えて[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2014/08/25(月) 23:00
自分にとって三度目となる夏合宿が終わった。
HOとして二年目を迎えた今年、春の明治大学戦からスイカの二番を着させていただいている。しかし当時の自分にAチームのスタメンを張る実力はなかったと言わざるを得ない。コントロールしなければならないスクラムでは何も指示することができず、フィールドプレーでは周りの足を引っ張るばかりだった。そして何よりスイカを着ることに対する不安があったように感じる。
その不安を払拭できたことが今回の合宿最大の収穫だ。Aチームのスタメンが発表されるとき、やってやるという気持ちになれることが今後の対抗戦を戦う際に何よりの力になってくれると信じている。
そして三年目にしてようやくこのチームのために努力することができるようになったと感じている。1・2年時は自分がうまくなるために練習をしており、チームの方向と自分の意識が乖離していた部分があった。しかし今は純粋にこのチームで勝ちたいという意識を持って日々を過ごしている。
自分以外の物のために頑張れる今の環境に感謝しつつ、対抗戦開幕までの残り三週間でもう一段プレーヤーとしてステップアップしてみせる。
次はプレーヤーとしてだけでなくマネジメントの面でも合宿を支えてくれた志水にお願いします。
HOとして二年目を迎えた今年、春の明治大学戦からスイカの二番を着させていただいている。しかし当時の自分にAチームのスタメンを張る実力はなかったと言わざるを得ない。コントロールしなければならないスクラムでは何も指示することができず、フィールドプレーでは周りの足を引っ張るばかりだった。そして何よりスイカを着ることに対する不安があったように感じる。
その不安を払拭できたことが今回の合宿最大の収穫だ。Aチームのスタメンが発表されるとき、やってやるという気持ちになれることが今後の対抗戦を戦う際に何よりの力になってくれると信じている。
そして三年目にしてようやくこのチームのために努力することができるようになったと感じている。1・2年時は自分がうまくなるために練習をしており、チームの方向と自分の意識が乖離していた部分があった。しかし今は純粋にこのチームで勝ちたいという意識を持って日々を過ごしている。
自分以外の物のために頑張れる今の環境に感謝しつつ、対抗戦開幕までの残り三週間でもう一段プレーヤーとしてステップアップしてみせる。
次はプレーヤーとしてだけでなくマネジメントの面でも合宿を支えてくれた志水にお願いします。
意識改革[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2013/08/24(土) 09:58
平松さんからバトンを受け取った二年の芹澤です。まずは更新が遅れてしまったことをお詫び申し上げます。
昨日チームは夏合宿を打ち上げました。地獄の合宿と銘打った今年の夏合宿はハードなフィットネス練習などシニアで初めての合宿参加となる自分にとってはかなり厳しいものでしたが、同時にプレーヤーとして一定の成果を上げることができたと感じています。
さて、夏合宿に入るに当たり、私が考えていたことが一つあります。それはチームの対抗戦勝利をより意識して練習するということです。これは東大ラグビー部の一員として当たり前のことです。しかし、B、CチームでプレーすることがほとんどでAチームの勝利に直接かかわることが出来なかった春シーズンはチームの勝ちよりも一プレーヤーとしてうまくなることを優先して練習を行っていたように思います。もちろん上達するために練習することは変わりません。しかし、モチベーションを自分の内ではなくチームという外部に依存することでより妥協点を高くすることができると私は考えています。
23人という枠がある中で直接対抗戦の勝利にに貢献できる人間とできない人間がいることは厳然たる事実として存在します。しかし、その両者間に勝利への貪欲さという点で差があってはなりません。どのような組織でも末端の人間が中心につながっているという意識を失ってしまえばそれは組織の体をなさなくなります。B、Cチームの人間がこのことを意識すれば、チームの底上げは進み、下部から対抗戦勝利に直接貢献できるプレーヤーが増えてくるのではないかと思います。そして自分がその一人となることが出来るよう今後も努力していきます。
次は同期のマネージャーである佐野にバトンを回したいと思います。
昨日チームは夏合宿を打ち上げました。地獄の合宿と銘打った今年の夏合宿はハードなフィットネス練習などシニアで初めての合宿参加となる自分にとってはかなり厳しいものでしたが、同時にプレーヤーとして一定の成果を上げることができたと感じています。
さて、夏合宿に入るに当たり、私が考えていたことが一つあります。それはチームの対抗戦勝利をより意識して練習するということです。これは東大ラグビー部の一員として当たり前のことです。しかし、B、CチームでプレーすることがほとんどでAチームの勝利に直接かかわることが出来なかった春シーズンはチームの勝ちよりも一プレーヤーとしてうまくなることを優先して練習を行っていたように思います。もちろん上達するために練習することは変わりません。しかし、モチベーションを自分の内ではなくチームという外部に依存することでより妥協点を高くすることができると私は考えています。
23人という枠がある中で直接対抗戦の勝利にに貢献できる人間とできない人間がいることは厳然たる事実として存在します。しかし、その両者間に勝利への貪欲さという点で差があってはなりません。どのような組織でも末端の人間が中心につながっているという意識を失ってしまえばそれは組織の体をなさなくなります。B、Cチームの人間がこのことを意識すれば、チームの底上げは進み、下部から対抗戦勝利に直接貢献できるプレーヤーが増えてくるのではないかと思います。そして自分がその一人となることが出来るよう今後も努力していきます。
次は同期のマネージャーである佐野にバトンを回したいと思います。
新歓活動[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2013/04/02(火) 21:15
こんにちは、高校からの先輩である武さんからバトンを受け取りました芹澤です。
新チームが発足して約二か月がたち、年度も改まりました。この時期のメインテーマは部員一人一人のスキルアップやチームの決め事の浸透などになってきますが、もう一つ重要な活動として新歓活動があります。昨日から本格的に始まった新歓活動は今日と二日間にわたってテント列による勧誘を行いました。運動会を中心とした諸クラブの圧力に圧倒された新入生も多かったことと思います。私は一人でも多くの新入部員を獲得しようという使命感とどのような新入生が入ってきてくれるのだろうかというわくわくした気持ちを持ちながら忙しいながらも充実した時間を過ごすことが出来ました。ラグビー部のテント内には多くの新入生たちがやってきてくれました。彼らの中から一人でも多く体験練習や生協コンパなどのイベントに参加してくれる方がいれば嬉しく思います。
ところで私たちが熱心に新歓活動を行うのにはどのような意図があるのでしょうか。それは一口で言えば対抗戦Aリーグ昇格を目指すチームの強化ということになります。多くの新入生が入部してくれればそれだけチーム内での競争がし烈になり、部員一人一人のステップアップにつながるわけです。
それだけではなく入部の如何は度外視して、少しでもラグビーのことや東京大学ラグビー部について知ってほしいという気持ちも部員一人一人は持っています。このようなスポーツが世の中に存在するということ、さらにそのスポーツにおいて純粋に勝利を目指し真摯に取り組む熱い集団が東京大学に存在しているということを今日テントにやってきてくれた新入生がこれから心の片隅にでも置いてもらえれば幸いです。
これから約一か月に渡って新歓活動は行われます。部員にとっては通常の部活動と並行した活動となり忙しい期間となりますが、一月後には多くの後輩たちが入部してくれることを楽しみに待ちながらやっていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。次は新歓でのトーク力に定評のある平松さんにお願いしたいと思います。
2年 芹澤繕宏
新チームが発足して約二か月がたち、年度も改まりました。この時期のメインテーマは部員一人一人のスキルアップやチームの決め事の浸透などになってきますが、もう一つ重要な活動として新歓活動があります。昨日から本格的に始まった新歓活動は今日と二日間にわたってテント列による勧誘を行いました。運動会を中心とした諸クラブの圧力に圧倒された新入生も多かったことと思います。私は一人でも多くの新入部員を獲得しようという使命感とどのような新入生が入ってきてくれるのだろうかというわくわくした気持ちを持ちながら忙しいながらも充実した時間を過ごすことが出来ました。ラグビー部のテント内には多くの新入生たちがやってきてくれました。彼らの中から一人でも多く体験練習や生協コンパなどのイベントに参加してくれる方がいれば嬉しく思います。
ところで私たちが熱心に新歓活動を行うのにはどのような意図があるのでしょうか。それは一口で言えば対抗戦Aリーグ昇格を目指すチームの強化ということになります。多くの新入生が入部してくれればそれだけチーム内での競争がし烈になり、部員一人一人のステップアップにつながるわけです。
それだけではなく入部の如何は度外視して、少しでもラグビーのことや東京大学ラグビー部について知ってほしいという気持ちも部員一人一人は持っています。このようなスポーツが世の中に存在するということ、さらにそのスポーツにおいて純粋に勝利を目指し真摯に取り組む熱い集団が東京大学に存在しているということを今日テントにやってきてくれた新入生がこれから心の片隅にでも置いてもらえれば幸いです。
これから約一か月に渡って新歓活動は行われます。部員にとっては通常の部活動と並行した活動となり忙しい期間となりますが、一月後には多くの後輩たちが入部してくれることを楽しみに待ちながらやっていきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。次は新歓でのトーク力に定評のある平松さんにお願いしたいと思います。
2年 芹澤繕宏
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