ブログ 2011/3

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勧誘[ラグビー部リレー日記]

 written by 桑江 和秀投稿日時:2011/03/27(日) 23:12

  こんにちは。3年勧誘委員の桑江です。

 まず、今回の東日本大震災において被災された方々に対し心よりお見舞い申し上げます。幸いにして私の家族、親戚に大きな被害はありませんでしたが、あまりの大きな被害状況に非常に心を痛めております。

 我々の活動にも大きな支障が出ており、今回の地震によって大学側からすべての課外活動が禁止という通達が出たことにより、2週間以上練習ができませんでした。しかし、その間も部員たちはそれぞれの母校の練習に参加するなど、各自工夫して日々体を動かしており、その練習内容を毎日メールで報告し、部員全体でそれを共有することによってモチベーションを高め、目標に向けて日々取り組んでおります。

 もちろん、課外活動だけでなく学業関係の日程も大幅な変更を余儀なくされております。私が所属する工学部は講義開始が5月6日に設定され、適宜土曜日に講義を行いつつも、前期の講義終了が8月12日となってしまいました。これは夏合宿の予定とも重なっており、今後の対応に非常に苦慮してしまうことになりそうです。

 勧誘に関しましても、17時以降の課外活動が4月中は禁止されることから、例年のように18時から体験練習をするということも不可能であり、オリ合宿の中止、入学式の規模縮小化なども重なって大幅な計画変更が必須となってしまいました。
 
 しかし、そのような稀有な年だからこそ、新入生を大幅に獲得するためにより一層の知恵と努力が求められ、また、我々が当初考えていた以上の結果が得られる可能性のある年でもあると考えております。様々な場でOBの方々から叱咤激励を受け、今年は我々自身も大きく変わる必要があると非常に強く考えております。そのための第一歩としての勧誘活動を成功させるために最大限の努力を払い取り組んでいくと強く決心致しております。

 OBの皆様、どうかお力添えのほうよろしくお願いいたします。創部90周年と言うこともあり、様々な場で現役選手と関わっていただくことになると思われます。まだまだ未熟な我々ですが、どうかご指導お願い申し上げます。

 現役の皆さん、90周年ということで今まで以上に多くの方が我々に関心を持ってくださっており、また例年以上の厚いサポートを提供していただいております。支えてくださる方々への感謝を忘れることなく、お互い刺激しあいながら成長していきましょう。

 最後に、ここを見てくれている新入生or高校生の皆さん、是非東大ラグビー部に1度足を運んでみてください。目標に向かってどれほど我々が真剣に取り組んでいるか、どれほど恵まれた環境で練習させていただいているか、どれほど支えてくださる方々が素晴らしいか、その全てを伝えきるには実際に見ていただくしか方法はありません。私自身この部活に入って後悔はないと確信しておりますし、また確信していただく大きな自信があります。大学という最後の学生生活を、充実して誇りを持てる4年間にしてもらえると思います。

 最後までお読みいただきありがとうございました。次は3年の持田が更新いたします。

One for all,[ラグビー部リレー日記]

投稿日時:2011/03/24(木) 00:21

こんばんは。

4年主務・新勧隊長の宮野涼です。

この2週間、いろいろな事を考えました。

東北地方に住んでいる方々の事
地震・津波の恐ろしさ
電気が使える事のありがたみ
自分たちに何が出来るか
東大ラグビー部として出来る事は何か
練習はいつ再開できるのか
新入生の勧誘はどうするのか
学校はいつ始まるか
90周年事業はどうなるのか

挙げていけば、きりがありません。

震災による爪跡は深く、やっと復興の兆しが見え始めたばかり。
プロのスポーツでさえ、延期や中止ばかり。(某球団は何を言っているんだか。)
考える時間や考えなくてはならない事が沢山あっても、結局出来る事は限られている。
こんな時、どうすればいいんだろう。
とても不安になる。
目の前にある事が、自分にとって大きすぎる困難に見えてくる。

でも、困難に立ち向かわなくてはならない。
それが僕に与えられた使命。

やる事が多すぎて、不安に襲われる事ばかりだけれど、 
自分が生きていて、何か世の中のため、人のために出来る事があるのは、 
すごく幸せな事だ。
 
「今、この瞬間、自分は何が出来るのか」というテーマ一つで答えはいくつもあり、 
それを突き詰めて考えて実行するだけで、たぶん成長できる。 
すごく難しい事だけど。 

きっと、「今何が出来るか」という考えと、 
「何が出来たか」というレビューの 
積み重ねが 
人を大きくしていくんだろう。

もし、考えるという歩みを止めてしまったら、 
絶対に前には進めない。 

立ち向かわなきゃ、 
弱さと向き合わなきゃ、 
絶対に成長できない。 

2月15日のKick Offミーティングで、トレーナーの竹内さんが言った言葉が今、自分の胸を突き刺す。

「自分に負けることは、どんな相手に負ける事よりも恥ずかしい事だ。」 

今、自分に負けたら、何も達成できない。
チームの人間一人ひとりが、自分に負けたら、目標なんて達成できない。
自分に負けるくらいなら、初めからやらない方がましだ。

人間はやがて死ぬ時が必ず来る。 
その瞬間までの時間は止まる事をやめない。 
だから一瞬一瞬を全力で生きる必要がある。 
人は命を削りながら生きている。 

きっと、熱い心を失ってしまったら、人はただの「人」になる。 

僕らには、困難を乗り越えるだけの熱い心と意思がある。

こんな事に自分たちが負ける訳ない。
東大ラグビー部が負ける訳がない。
負けてたまるか。

人間は困難に立ち向かう事で初めて自分の弱さを知り、仲間の尊さを知る。
仲間の尊さを知るという事は、弱さに立ち向かう勇気を得るという事だ。
One for all, All for one.

立ち向かえ、 
困難に。 
自分は今、一人ではない。 


最後になってしまいましたが、新入生のみなさん合格おめでとうございます。
是非、僕らの仲間になってください。
皆さんにお会いできる事、楽しみに待っています。


次回は新勧委員の桑江君に託します!


 

今の気持ち[ラグビー部リレー日記]

投稿日時:2011/03/19(土) 00:13

 こんにちは。今回リレー日記を担当させていただきます、3年の鈴木です。

 震災から一週間が経ちました。
 今回の地震でお亡くなりになられた皆様のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 地震発生の日は帰宅の足を失った十数人の部員と一緒に部室に泊まりましたが、この日以来すべての部活動が中止になってしまったため、ほとんどの部員とは顔を合わせていません。
 現在は、部員がそれぞれの母校の練習に参加させてもらうなどして体を動かしています。ご協力くださっている各高校の関係者の方々にはこの場を借りて心からお礼申し上げます。

 この一週間で、自分が今まで当たり前だと思っていた数々のものがいかに有り難いものだったかを痛感しています。
 便利な生活に不可欠な電気、時間通りに運行する電車、優秀な蛋白源である牛乳などはもちろんですが、思う存分ラグビーのできる環境や、一つの目標に向かって高めあえる仲間などがどれほど尊いものだったか、このような状況になって初めて身に染みてわかります。
今はウェイトのときに限界まで追い込んでくれる人もいなければ、1対1のスクラムを組んでくれる人もいません。

 今、チームのために自分にできることは、いつも通りの練習が再開できる日に向けて努力を怠らないようにすること以外にありません。
 練習が再開したら、今まで以上に周囲の設備や応援してくれる方々、そしてチームの皆を大切にし、感謝の気持ちを忘れずに献身的なプレーをしていきたいと思います。

 次回の更新は宮野さんに託します。

今回の震災について[ラグビー部リレー日記]

投稿日時:2011/03/13(日) 18:04

ウイング(WTB)からウイング(翼)にパスが回ってきました。
こんにちは。新2年の永田翼です。チームメイトに永田武(たける)くんがいるので、下の名前で覚えていただければ幸いです。

はじめに、おととい東北地方太平洋沖で発生した地震並びに津波に際し、被災者の方々に心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復興を願っております。

私は地震発生当時、けが人として風呂掃除をしたのち、リハビリのため、ひとり部室の二階にいたのですが、あまりにも揺れが激しかったため、部室を飛び出しラグビー場に避難しました。地震発生時に飛び出すのはNGというのが常識ですが、ラグビー場にすぐに避難したほうが遥かに安全だと思われたのでそうしたのです。
その後他の建物からも人が集まったりして、落ち着いた頃に解散となったのですが、今度は電車が動かない。家に帰るのは断念して、仲間数人で駒場に近い安井くん宅に泊まることに。寝ている途中も緊急地震速報や余震に数回起こされたりしましたが、なんとか眠って、翌日普段より本数の少ない遅い電車で帰ることができました。京王新線の地下部分では余震が起こったらどうしようかとも思いました。

さて、今回の地震では、やはり災害対策の重要性というものが見えてきたように思います。
連絡手段の確保というのは大きいです。携帯電話回線がパンクして動かない時にどうするかということ。公衆電話の配置、そして無線LANの整備は重要です。無線LANについてはようやく、教育用計算機システムの無線LAN実験に加え、全学共通無線LANサービス実験(utroam)が使えるようになりましたが未だ実験の域を出ていません。しかも、ラグビー部の部室は無線LANの範囲に入っていないのです。日本一の大学なのだから、それぐらいのインフラ、整備してほしいものです。「理想の教育棟」なんか建ててないで。ねぇ。
駒場生用の緊急時連絡システムKomaba-alert―これは講義の休講情報等も配信するスグレモノなのですが―これがどれだけ駒場生に浸透しているかも気になるところです。来年度の新入生からは強制加入でいいと思うのですが。これを読んでいる新入生がいたらぜひ新学期に登録ことをおすすめします。
避難訓練等も一年に一度程度は行ってもいいのではないでしょうか。たまたま春休みだったからよかったものの、平日に起こっていたら、パニックになっていたかもしれないですし。
最後に、なんといっても危機意識。地震発生後、我々が帰っている途中で、野球場で活動している団体がいらっしゃったのですが、そういうのってどうなんでしょう。

次のリレー日記は高校同期かつ大学では一つ先輩の、
スクラムリーダー・鈴木悠史先輩にお願いしたいと思います。

それにしても、東京電力が供給する電力が足りないとなると、夜の練習はなかなか厳しそうです。

東京大学ラグビー部新2年 永田 翼

追記:災害の現場で戦っている自衛隊の方々を激しく応援しています。

合格発表[ラグビー部リレー日記]

 written by 榊田 俊也投稿日時:2011/03/10(木) 20:38

こんばんは、今回リレー日記を担当することになった新2年の榊田です。

今日は本郷で東京大学前期日程試験の合格者発表がありました。それに伴いラグビー部をはじめとする運動会の部員が毎年恒例である合格者の胴上げをしました。去年まで自分はこの光景をテレビで見ていたので、まさか自分が胴上げする側にまわっているとは…びっくりです。つくづく人生はわからないものであります。合格者の喜びが胴上げしている側にも伝わり、とても元気がもらえました。

そして今日ラグビー部に胴上げされた人たちが1人でも多くラグビーに興味を持って、やってみたいという気持ちになってくれればと思います。今年の花見はぜひ多くの新入生を誘って盛り上がりましょう。

次のリレー日記は永田翼君に託そうと思います。

東京大学ラグビー部新2年 榊田俊也
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2011/03/27(日) 23:12
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2011/03/24(木) 00:21
One for all,
2011/03/19(土) 00:13
今の気持ち
2011/03/13(日) 18:04
今回の震災について
2011/03/10(木) 20:38
合格発表
2011/03/08(火) 18:08
マネージャーとして
2011/03/05(土) 23:43
EIYOUSHI
2011/03/03(木) 21:47
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