ブログ 坂田 啓悟さんが書いた記事

ラストチャンス[ラグビー部リレー日記]

 written by 坂田 啓悟投稿日時:2016/12/16(金) 18:31

近藤からバトンを受け取りました4年の坂田です。

 

4年間を振り返って気持ちの整理をしようとしても上手くできない。今年僕は対抗戦に出場することができなかった。加えて自分の到達点の低さには愕然としている。チームが勝った瞬間は本当に嬉しかった。しかし、一方の自分はというとチームからの信頼を失い、何の力にもなれていない。その喜びを共有できるような立場ではなかった。自分がいていいのかと毎日が針の筵に座る気持ちだった。一プレーヤーとして、また最上級生としての責任を果たすことができなくて本当に申し訳なかった。

 

4年間を通して怪我ばかりで試合自体にあまり出れなかった。もっと試合に出たかった。何故あのときに怪我をしてしまったのだろう、あのとき怪我せず練習、試合ができていたらもう少し違っていたのかな…。考えても何にもならないのだが、そう思わずにはいられない時がある。自分の取り組みが甘く、プレー中の心身の余裕のなさをかばいきれずに怪我という形になって現われたのだと思う。

 

このまま終わってええんか?なんとかして意地を見せなあかん。残り数か月そう自分に言い聞かせてやってきた。多少伸びたようには思うが、まだ一人前のプレーヤーになりきれていない。残された時間は少ないが、あがき続けて最後の試合くらい自分がいいプレーをして勝って終わりたい。

 

最後に、ラグビーというスポーツに出会いこのチームでプレーできたことに感謝し、プレーするにあたり支えていただいた全ての方々にこの場を借りて御礼申し上げます。ありがとうございました。ラグビーの借りはラグビーでしか返せない部分があるとは思うので、自分がこのような結果で申し訳なく思いますが、チームの勝ち負けの原因にすらなれなかったこの悔しさは絶対に忘れず、この4年間を必ず糧にしてこれからにつなげたいと思います。

 

次はHOとして今年のスクラムを支えた難波にお願いします。

打倒一橋[ラグビー部リレー日記]

 written by 坂田 啓悟投稿日時:2016/09/11(日) 00:53

近藤君からバトンを受け取りました、4年の坂田です。合宿後に病院で検査を受けたところ、膝に怪我が見つかり今は練習できていないので、早く復帰したいと思うと同時に大きな怪我なく最後までやれることを願うばかりです。

 

さていよいよ明日から対抗戦が始まります。今年は対抗戦5勝という目標を掲げています。5勝というのは過去10年になく、「東大ラグビー部の歴史を変える」と今シーズンが始まってからはまず対抗戦初戦に勝つことに焦点を当てて練習をしてきた。初戦の相手は一橋大学。2年前と同じだ。当時自分は怪我で長期離脱しておりチームの練習には入れていなかったが、春シーズン約10年間勝てていなかった防衛大、九州大に勝っていたし、このチームなら入れ替え戦に行けると思っていた。初戦の相手は一橋大学ということで、過去のスコアを見ても4年連続で勝利しており1トライしかとられていなかったため、自分の中では勝てると思い込んでいたし、ずっと初戦を落としていた東大にとってはラッキーぐらいに考えていた。だが負けてしまった。非常にショックだった。怪我人だったとはいえ、そんな甘い考えで部活に行っていたことに罪悪感を感じた。この年一橋大学は成蹊大学をも破り、6勝1敗で入れ替え戦出場を果たした。失礼な言い方になり申し訳ないのですが、完全なダークホースだった。しかし、同時に同じ国立大学である東大も1年でここまで強くなり、入れ替え戦に出れる可能性を持っているのではないかと感じた人も多かったと思う。

 

3年間見てきて、対抗戦Bグループにおいては前年度までの戦績はあてにならず、お互いの1年間の取り組みで勝敗が決まると感じている。振り返るとチームとして上手くいかず苦しかった時期があり、各々怪我やプレーの調子が良くない時期もあっただろうが、そういった日々を経て確実に強くなっていると思う。試合に出るメンバーには今シーズンやってきたことに自信を持って試合に臨んでほしい。たとえ苦しい状況になっても、「よっしゃ、やったろか」と奥ゆかしくほほえんで一つ一つのプレーをしっかりやれば自ずと結果はついてくる、みんなならできると信じています。

 

次のリレー日記は「しょうみ」の愛称で親しまれている3年佐々木君にお願いしたいと思います。

成長と恩返し[ラグビー部リレー日記]

 written by 坂田 啓悟投稿日時:2016/03/25(金) 21:11

スクラムを組むのが大好きだという吉村くんからバトンを受け取りました、新4年の坂田です。

 

319日、20日にチームビルディングを目的とした合宿が検見川で行われました。OBの村田祐造さん(H10卒)を講師にお招きし、「真のチームとは何か」、「自分たちが東大でラグビーをする目的は何なのか」について考えました。またグラウンドに出てタグラグビーやセービング実習、アタックディフェンスを行い、プレーについてのディスカッションもしました。自分は諸事情により一部参加できない時間があったのですが、チームにとって非常に有意義な合宿になったのではないでしょうか。合宿後の練習においても学んだことが生かされているように思います。祐造さん、ありがとうございました。

 

僕は自分自身を成長させるためにラグビーをしていると言えます。正直最初はラグビーなんて自分の柄に全くあっていないと思いましたが、大学から始めてどれくらい上手くなれるかということに挑戦する価値があると思い入部しました。しかし3年経ってまだ何も結果を残せていません。特にこの2年間は怪我による長期離脱や試合で使ってもらえなかったりと悔しい経験しかありませんでした。そうこうしているうちに最後のシーズンを迎えました。今年のチームの目標は対抗戦5勝であり、スローガンはChallengeです。このチームを勝たせたいですし、そのためにできることをやりたいと思います。個人としては対抗戦にスイカを着て試合に出ることを目標にしました。高い目標でありその土俵にすら立てていないというのが現状ですが、やはり4年生としてそこを目指さなくてはなりません。そこにChallengeすることで人としても成長したいと思います。またリハビリや体の相談に付き合っていただいたトレーナーの皆さん、自分が苦しいときに励ましてくれた人達、テーピングを巻いてくれたマネージャーさんここには挙げきれないほど今まで多くの方にお世話になりましたが、プレーで魅せることで恩返しがしたいです。

 

新チームが始動してちょうど2ヶ月が経ちました。明日は成城大学との練習試合が行われます。このチームの大事な初戦です。2ヶ月間の成果を発揮し、勝っていいスタートを切りたいと思います。

 

次は部内で一番体の大きい宮原悠太くんに回したいと思います。


 

はじめまして[ラグビー部リレー日記]

 written by 坂田 啓悟投稿日時:2013/10/20(日) 15:16

江村さんからバトンを受け取りました1年の坂田啓悟です。

まずは自分を東大ラグビー部に迎え入れて下さいました部員の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。入部して六ヶ月近くになりますが、数多くの貴重な経験をすることができとても嬉しく思います。同じ高校の出身の平松さんに熱心に勧誘していただき、何度か体験練習に参加し、ラグビーや東大ラグビー部の魅力を聞くうちにここに入りたいと思うようになっていました。ただ、体と体が激しくぶつかりあうラグビーというスポーツには自分には向いていないのではないかという不安もあり、すごく迷いましたが最終的にはだからこそやってみることに意義があると思い、幸いにも未経験者歓迎ということでしたので入部させていただきました。中学、高校と本格的にスポーツをしていたわけでもなく、最初の頃はアップでバテてしまうような状態で、スキルやゲーム理解度も全然で大変でしたが、Jrコーチに丁寧に指導していただけたことや上級生の方々や経験者のアドバイスもあって少しずつですが成長して来れたと思います。ありがとうございます。

ラグビーをはじめてから今までで実際にラグビーの試合が楽しいと思えたことはあまりありませんでした。やはりラグビーをやっている以上、試合が楽しいと思えることが大切だと思うのです。昨日、防衛医大との試合がありました。春にボコボコにされた相手でしたし、何としてでも勝ちたいと思い臨みました。試合中、ターンオーバーしてトライにつながった場面があったのですが、その時試合が楽しいと思えました。他の人の足を引っ張ってしまう場面もあり、最後には初めて足をつる、という経験もしました。練習で出てきた動きが試合に現れて実感したり、試合で初めてわかることがあったり、まだまだ経験不足です。もっと試合を楽しめるようにスキルやフィジカル、フィットネスを向上させ、経験を積みながら頑張っていければ、と思っています。

次のリレー日記は普段は優しく、試合ではスクラムの最前列で体を張り続けている大川さんにお願いします。

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