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合宿時間[ラグビー部リレー日記]

 written by 浦山 裕矢投稿日時:2018/08/17(金) 17:55

東大ラグビー部の中では珍しくお洒落でスマートなランを見せる1年の甲斐からバトンを受け取りました、合宿前に髪を切るのを忘れ合宿中に浮浪者のような髪型になってしまいそうな浦山です、合宿所からお送りします。

さて、昨日で山中湖での練習が終わり明日から菅平での合宿が始まります。僕個人的には今回の山中湖での合宿は光陰矢の如しといった感じでかなり短く感じました。僕はこの理由について考察してみたいと思います。

まず1番に考えられるのは、当然ながら山中合宿は実際に物理的時間が短かったということです。僕が1年生の時に山中合宿は7日、2年で10日、3年で13日、そして4年の今年が6日という変遷をたどっているので、4年間で1番短く、さらに去年に比べて半分以下になっている今回の合宿は2年以上にとってとても短く感じるのは当たり前といえば当たり前です。

しかしそれだけでは僕にはどうにも腑に落ちないところがあります。なぜなら1年の時の合宿は今年とほぼ変わらぬ長さで、しかも朝の練習を抜いた2部練だったのに今年より圧倒的に長かったように感じられるからです。これはジャネーの法則が関係しているのではないかと考えました。ジャネーの法則とは、簡単にいえば人は年をとればとるほど時が過ぎるのが早く感じるというもので、人生の長さを1とすると5歳児にとっての5年は1ですが50歳にとっての5年は1/10となります。これを山中合宿だけに当てはめると体感での合宿の長さは1年で1、2年で7/173年で13/304年で6/36となります。計算すると驚くべきことに1年の時でほぼ僕の合宿人生の半分が終わっていました。

今回の合宿をおそらくとても長く感じたであろう1年生の皆さんには朗報です、皆さんの人生における山中合宿は大体半分くらい終わりました。そしてさらに驚くべきことにはこの計算からすると2年目以降の合宿をいくら長くしたところで1年目の合宿より長くなることはないのです。よって3年生以下の皆さんは{-(自分の学年)}回合宿が残っていますが、安心して来年からの合宿を伸ばすことができます。僕も幸い来年合宿はないので安心です。

来年以降も山中寮のご飯とグラウンド状況が良いことを祈って僕のリレー日記を終えたいと思います。次はマオリオールブラックスのベンチに座っていても違和感がなさそうなファンキーヘアを持つ3年の佐藤にバトンを回したいと思います。
 

合宿に向けて[ラグビー部リレー日記]

 written by 甲斐 豊投稿日時:2018/08/07(火) 16:41

ガタイの良さで身長の高さが隠れがちな矢野さんからバトンを受け取りました、1年の甲斐です。



 



夏合宿も間近に迫ってきて、楽しみな気持ちと不安な気持ちが入り混じる今日この頃です。ぼけっとしている間に初めてのリレー日記が回って来てしまいましたが、今回は合宿への意気込みを綴ってみようと思います。



 



自分が大学で部活を続ける上で1番大切にしようと思っていることは、練習を楽しむことです。「好きこそ物の上手なれ」という言葉がありますが、練習を楽しんで主体的に取り組むことが上達への1番の近道であると思います。



 



自分の高校時代を振り返ると、常に練習を楽しめていたわけではありません。正直、勉強や行事が忙しく部活を負担に感じることさえありました。そのような時期、練習はこなすだけになりがちでした。その当時は練習をこなすだけでも大変で、一生懸命やっていたつもりだったでしょうが、全く自分のためになっていなかったことが引退の時になって悔やまれました。このことは自分の高校の部活における最大の反省点であり、もう一度大学でラグビーをやりたいと思ったきっかけでもあります。



 



今は練習を楽しめています。1つ1つのメニューにも集中して取り組めていますし、上達が実感できます。こうして今自分が練習を楽しめているのも先輩やジュニアコーチ、OBの方々、両親など、周囲の支えがあってこそです。自分が楽しくラグビーすることを可能にしている周囲の環境への感謝を忘れず、合宿も楽しんで頑張りたいと思います。



 



拙文をお読みいただきありがとうございました。次は髪型がいつもお洒落な4年生の浦山さんにバトンを渡したいと思います。

時間の使い方[ラグビー部リレー日記]

 written by 矢野 翔平投稿日時:2018/08/05(日) 16:24

時折顔が変わる下条さんからバトンを受け取りました、2年の矢野です。

今回は最近の悩みでもある時間の使い方について書いていきたいと思います。

日常生活を送っていていつも思うことは、「時間が足りない」ということです。ある1日では、朝7時からラグビーの練習をやりその後のウエイトを入れれば12時くらいまでは時間を使います。その後、大学の図書館にこもって勉強をするのですが、練習で疲れているので大体寝てしまいます。寝起きのぼーっとした状態で勉強していてもはかどらず、なかなか時間を効率的に使えません。そうこうしているうちに夜の7時くらいになり、夕飯を食べて家事などを終わらせて、次の日の練習に備えるために10時くらいには寝ます。しかし、現実はこれ以上にひどく、ラグビーと勉強だけやっていれば時間はある程度確保できると思うのですが、そういうわけにもいきません。たまにはyoutubeで興味のある動画を見たくなるし、面白いテレビ番組があったらそれを見てしまいます。そうこうしているうちに勉強に費やす時間がどんどん減っていき(もちろんラグビーにかける時間は変えない)なかなか思った通りに時間が確保できません。

「時間が金で買えたらなー」と毎日のように思うのですが、そういうわけにもいきません。時は金なりとは言いますが、確かに時間は金になるかもしれません(バイトとかをすれば)。しかし、その逆は成り立たないのです。金はどう頑張っても時間にはなり得ません。そこで、どうやって時間を増やすかと考えたら、やはり娯楽に使う時間を削るしかないでしょう。だらだらとスマホを1時間いじっても、しっかりと1時間勉強しても、同じ1時間です。あとは、このだらだらしている時間を有意義な時間に変えることのできる意思の強さを持たなければなりません。自分の中にいる怠けたい自分との葛藤に勝たなければなりません。これはラグビーにも通じるところなのかもしれません。後半あと10分、体は疲れきっている時間帯、そこであと一歩をどれだけ続けることができるか。誰かがやってくれるだろうという安易な考えを持ってしまうのか、自分がやらねばという強い精神を持ち続けるか。そこが勝敗の分かれ目になってくるのではないかと思います。

自分はもう時間を無駄にはしない、弱い自分には負けない、という決意表明を含めたリレー日記とさせていただきたいと思います。

次は華麗なステップとスピードで相手を抜き去る姿で女をおとす一年の甲斐にバトンを回したいと思います。

 

小説のススメ[ラグビー部リレー日記]

 written by 下條 裕人投稿日時:2018/07/30(月) 14:32

最近いいことがあったらしい石田からバトンを受けました三年の下條です。

前回のリレー日記では好きな映画について書いたので、今度は好きな小説について書きたいと思います。



大学生くらいになると多くの人は評論とか批評本とかを読む人が多いように感じます(本をそもそも読まないという人も一定数いると思います)。小説をあまり読まない人にとっては、小説はなんか子供っぽくて陳腐な文章、特にミステリーなんかはそう感じる人が多いように感じます。そういう小説もあることにはあるかもしれませんが、僕としては多くの人に小説を読んでもらいたいところです。

ただ小説の何がいいのかというのは難しいです。評論とかその人の考えをストレートに述べている本であれば自分にはなかった考え方を吸収できるというわかりやすいメリットがありますが、小説にはそういう側面は挙げられにくい。しかし小説を読んでいるとふと自分のであったことのない「人」に出会うことが多々あります。自分にはない突飛な行動をとる登場人物だったり自分とは違う考えをする人物が出てくることがあります。そうした時、現実ではいつも決まった人としか会わない自分にとってはとても新鮮で楽しいのです。むしろその人たちに出会うために読んでいるとも言えます。

最近読んでよかったと思った本は「未必のマクベス」という本です。恋愛小説でもあり、ミステリーでもあり、企業小説でもあるという全部盛りみたいな本です。とても面白いので是非読んでみてください。

小説が苦手な人、昔読んでたけど今は読んでないという人、是非本屋に立ち寄って面白そうな小説を手にとってみてください。



次はヘッキャが映える矢野に回したいと思います。

 

大学での部活[ラグビー部リレー日記]

 written by 石田 健太郎投稿日時:2018/07/27(金) 21:55

 部で最も器の大きい男と噂の2年の寶島先輩からバトンを受け取りました。1年の石田です。

 東大ラグビー部のリレー日記は受験生時代にも愛読していたのですが、そのリレー日記で新一年生のトップバッターを任されてしまいました。どんな内容を書こうか思案を巡らせているうちに締切当日が訪れ、急いで仕上げたまとまりのない文章になってしまいましたが、最後までお付き合い頂ければ幸いです。

 大学生になってから早4ヶ月が経とうとしています。部活が週5になって忙しさが増し、もはや自分は部活をするために大学に来ているのではないかと言う錯覚すら覚え始めた今日この頃ですが、お陰で日々楽しくラグビーとトレーニングに打ち込んでおります。
 一方で、近ごろ中高の同級生たちが華々しく大学デビューを遂げて楽しそうに大学生活を送っている様子をよく目にします。彼らの多くは所謂「ゆるめ」のサークルでのんびりわいわい活動していたり、或いはサークルにも属さずひたすら自分の趣味に没頭したり、今の私とは正に対極をなすような大学生活を営んでいるように思えます。
 そんな葛藤の中で、私がわざわざ忙しい運動部に、ひいては馬鹿みたいに忙しいラグビー部に入部した理由を思い出して綴ってみました。

 私は高校に入ってからラグビーを始めたのですが、体力も技術も伴わず、文武両道という悪魔の言葉に追い回され続けて3年間をやりきるのが精一杯でした。高3の秋に引退した時には「もうラグビーはいいや」とさえ思っていました。
 しかし、いざ部活を引退して受験勉強に臨んでみると、あんなにもしんどかった部活が恋しくなっていました。思い出されたのは、トライの瞬間の喜びであったり、皆でひたすら走らされたランパスであったり、タックル直前の緊張感であったり、同期と練習後に食べに行ったファミレスであったり…知らず知らずのうちに部活が私の中のかけがえのない一部分となっていたのです。
 
 そうして、私は大学でもラグビーを続けることを決心しました。そして東大の合格発表の日、安田講堂前で合格者たちに新歓のビラ配りをしていたスイカジャージの集団に真っ先に声をかけ、他のサークルや部活への道を閉ざすと同時に東大ラグビー部への入部を決めました。
 
 私はこの選択を後悔していません。何か一つのものに只管打ち込むことの大切さ、そして本当の苦楽を共にする仲間の大切さを、私は高校の部活で学びました。それはきっと今でも変わらないはずで、寧ろ大学ではより一層大きなものを得られると考えています。
 私自身はまだまだ体も中身も未熟者ですから、日々の活動の中で仲間と切磋琢磨しながら、これからの4年間で心身共に大きく成長できるよう頑張ります。

 拙文ながらも最後までお読み頂きありがとうございます。
 次は、とんでもないスピードで走る3年の下条先輩にバトンを回します。

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