ブログ 2013/6

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ラグビーがしたいです[ラグビー部リレー日記]

 written by 加藤 圭悟投稿日時:2013/06/13(木) 14:07

志水君からバトンを受け取りました、三年生の加藤圭悟です。

志水君の紹介にあったDLというのはDisabled List、故障者リストの略で、怪我人のことを指しています。怪我人をまとめる、ということはつまりまとめている人も怪我人ということで、なんともやりきれません。

僕は昨年の二月に腰椎ヘルニアになってから、十月にようやく試合に復帰出来たと思ったら間もなく右膝の前十字靭帯を切ってしまい、もう半年以上もラグビーをしていません。復帰に備えて日々筋トレに励み、色々な方に「身体がでかくなった」と褒めて頂けるのですが、嬉しいような悲しいような気持ちです。自分はボディービルディングをしに来ているんだと思わず自虐的になるほどです。

仲間の活躍を見るのもまた複雑な気持ちです。同期の大川や将だけでなく、後輩の山本もスイカを着て試合に出るようになっています。全く居ても立ってもいられません。試合の応援もどこかため息混じりになってしまい、勝ちも負けも素直に受け止められない状態です。

ラグビーがしたい。散々ネガティブな言葉を書きましたが、試合を見ていていつも立ち返るのはこの「ラグビーがしたい」という気持ちです。対抗戦でも通用するようなスクラムが組めるようになりたい、ブレイクダウンで相手を踏み越えてターンオーバーがしたい、ハンドオフやヒットでラインブレイクがしたい・・・やりたいプレーが随分溜まっています。目標はネガティブな気持ちを吹き飛ばしてくれます。しょんぼりしていないでやることをやろう。最近ではフロントローを練習後に捕まえては一対一を組んだり、首相撲をしています。ちょっとでも前進を確かめながら、前向きに取り組んでいきたいと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。次は今年度FWリーダーを務める加納さんにお願いしたいと思います。

怪我と向き合う[ラグビー部リレー日記]

 written by 志水 正親投稿日時:2013/06/10(月) 14:17

同期の木下よりバトンを受け取りました2年の志水です。

まずはじめに木下からの紹介についてですが、まったく事実ではありません。
なぜこのような根も葉もない話がでてきたのかといえば、先日の東工大戦で怪我によるアクシデントのためBKのリザーブがいなくなり、抜けたSHの穴を埋めるため、高校時代にSHを経験していた自分が急遽入ることになったからです。
しかし、怪我明けで久々の試合であった自分はフィットネス不足が著しく、SHとして(そもそも1プレーヤーとして)機能していたかどうかあやしいのですが、この試合以降一部の方々からSHいじりをされることが増えてしまいました。

さて、話はかわりますが昨日は東京外国語大学との練習試合がありました。怪我から復帰した部員や1年生も多く出ており、随所にいいプレーのみられるいい試合だったのではないでしょうか。この試合にはJrコーチである鈴木さんや持田さんも出ていたのですが、現役時代を彷彿とさせる力強いプレーや激しいタックルをしている姿を見て、改めて先輩方の偉大さを実感するとともに自分もいずれはそのようにならなければならないという責任を感じた次第です。かくいう自分は先日の防衛大戦で膝を再び傷めてしまい今回の試合に出ることはできなかったのですが、この期間に自分を今一度省み、一番の課題であるフィジカル面をさらに強化することで、怪我の再発を防ぐとともによりプレーの幅を広げられるようにしていきたいです。

長々とおつきあいいただきありがとうございました。
次は入院中の平松さんに代わってDLをまとめてくださっている3年の加藤さんにお願いしたいと思います。

2年 志水正親

新たなライバル[ラグビー部リレー日記]

 written by 木下 魁投稿日時:2013/06/06(木) 10:00

同期で同じクラスの山本よりバトンを受け取りました2年の木下です。
 
春シーズンも半ばを迎え、チームは次の試合に向けて前の試合で出た課題を克服すべく練習を重ねる日々を送っています。
 
先週末の防衛大戦は屈辱の三連敗を喫し、Aチームの連敗記録も15に更新してしまうなど残念な結果に終わりました。何よりも僕自身が東北大戦で痛めた左足首の影響でピッチに立つことができず、歯がゆさと自らの不甲斐なさを噛みしめた1日となりました。
しかし下を向いてはいられません。次の試合はすぐそこまで迫っています。僕も今週より練習に復帰し、今週末の東京外大との練習試合そして来週末の明治との定期戦に向けて準備を進めています。
 
さて、前置きが長くなりましたが、今回は新たなライバルの登場について書きたいと思います。新たなライバルというのは今週からSr練に参加している1年生のことです。現在、棚橋、宇野、上田、藤原の4名がSr昇格を果たし、ポジション争いに名乗りを上げています。またこの他にも1年生の有望株は多数いるため、今後もSr練に参加する1年生は増えることが予想されます。僕たちの代は早くても夏合宿からのSr練参加であったので、今年は異例のスピード昇格といえ、今年の1年生に対する期待の大きさがうかがい知れます。彼らの存在がポジション争いを激しくし、チームが活性化することを確信しつつも、いつポジションを奪われるかと気が気でない今日この頃です。気が付いたら1年生にポジションを奪われていたなどということがないよう、精進を続けていきます。
 
長々とお付き合いいただきありがとうございました。
次は東工大戦の見事な球捌きにより、SH転向が取り沙汰されている?同期の志水くんにお願いしたいと思います。

2年 木下魁

変えたいもの、持ち続けたいもの[ラグビー部リレー日記]

 written by 山本 高大投稿日時:2013/06/03(月) 23:22

同期の立山よりバトンを受け取りました、2年の山本です。
 
今回のリレー日記は書くべきことが多くて逆にどういうように書いていくか悩みどころだったのですが、まずは前回のリレー日記の最後に立山が書いた「へたっぷ、ヘたっぷ!!」について。これは去年のジュニア練習でかなりの頻度で「馬」の姿勢練習をしていたときに、練習そのものは地味なので皆で何でもいいから声を出して盛り上げていこうということになり、とりあえず僕は「ヘッドアップ、ヘッドアップ!!」と連呼していたつもりだったのですが、自分の滑舌が悪いせいで、それが周りの人間には「ヘたっぷ、へたっぷ!!」としか聞こえていないようなのです。それを大声で何回も連発しているということも相まって、以来すっかり他の同期にイジり倒されるネタになり、部員逆評定にも載る始末になってしまいました。「へたっぷ、へたっぷ!!」の他にも、自分は「サ行」の発音が悪いらしく、試合中にかなりの頻度で連呼している「ナイス、ナイス!!」が「ないしゅ、ないしゅ!!」、「スクラムから、スクラムから!!」が「しゅくらむから、しゅくらむから!!」にしか聞こえないらしく、これらもまたネタの対象になっています。
もっとも、滑舌の悪さは今に始まったことではなく、よく考えると高校時代も同じようなイジり方をされ続けていました。高校の同期にそのことを話したところ、「人間ってのはなかなか変われるものではないよ」と笑われてしまいました。とはいえ、流石に社会人になってこのイジられ方をされるのは勘弁なので、ある程度は変えていきたいなあと思う今日この頃です。
 
滑舌の悪さも自分の中で変えていきたいなあと思う部分ですが、それ以上に色々変わっていかなければならないと痛感させられたのが、昨日の防衛大戦でした。最大の課題であったスクラムではある程度の進歩はあったと思いますが、それでもまだロックやフランカーの押しを相手に伝えきれていませんでした。また、最近はストラクチャー練習などを通してどのように動きをするべきか、ということが分かってきたはずなのに、フィットネス不足のせいで思ったような仕事量をこなすこともできませんでした。一番悔しかったのは防大FWのポイントサイドアタックが強いということが前から分かっていたし、試合の中でも早い段階で分かっていたのに、ゴール前の攻防で自分が原因で押し切られてしまう場面があったこと。相手の防大の選手は学年が自分より上の選手が多かったとはいえ、大半の選手は大学からラグビーを始めたということなので、試合に負けてしまったことはなおさら悔しかったです。あらゆる面で自分を変えていかねば、ということを思い知った一戦となりました。
 
このようにラグビーにおいてはもちろん、それ以外の面でも色々自分を変えていきたいと思うことが最近本当に多いですが、その一方で持ち続けていきたいと感じるものを再確認させられたのも今回の試合でした。
 
「今度の防衛大戦はAの1番でいくぞ」最初にこの話を聞いたときには、まずは自分の耳を疑いました。2週間前の東北大戦で初めてBの公式戦に出していただいて、そこでは何とかある程度の仕事はできたものの、先週の東工大戦では終始相手に圧倒されてしまい、Aチームのレベルとの差をひしひしと感じさせられた直後だったからです。また、東北大戦のときはAチームのリザーブにも入っていなかったので、いきなりのスタメンと聞いてすぐには信じられませんでした。それでも、試合が近づくにつれてAのメンバーとしてチーム練習などに加わるようになり、いよいよ自分が試合に出るんだという実感が湧いてくると、今度は猛烈な緊張と不安を感じ始めました。スイカを着て出るからには絶対に相手に負けられないし、それだけのプレーをしなければならない。だけど、Aチームのレベルには圧倒的に劣ってしまう自分にそんなことができるのか。そう考えると、もうどうしようもなくオロオロしてしまい、あまりの緊張で爆発するんじゃないかと思ってしまうほどで、とても(自分にとって)格上の相手に戦えるような精神状態ではありませんでした。
それでも最終的に何とか試合で力を出せたのは、色々な人から「がんばれ!応援してる!」の声をもらえたからです。ラグビー部の先輩方からも「上手いプレーは期待していないから、思い切ってやってくれば良い」と声をかけていただきましたし、普段あまりラグビー部とは関係のない大学の友人にも、緊張し過ぎてどうしようもなくなっていると話したところ、「緊張しているのは本気の証。きっと大丈夫」と言ってもらいました。SNSを通して色々な人から「頑張れ!」をもらえましたし、試合前日にラグビー部の同期が、前述の滑舌の悪さイジりを交えながらも励ましのLINEを送ってくれたことには、何よりも救われる思いがしました。さまざまな人に応援してもらっている、そのことが試合で自分を突き動かす力になりました。本当に感謝、感謝。そのように支えられてもらえる人とのつながり。これはいつまでも変わらずに持ち続けていきたいと思えるものです。
 
持ち続けていきたいと思えるものがもう一つ。試合には負けてしまい悔しい面も大きかったですが、スイカを着て試合ができたことは思いのほか楽しいものでした。セットプレーごとに感じられる高揚感と一体感。先輩方の頼もしい表情と背中。トライが出たときに皆で喜びを分かち合える感覚。こういったことをグラウンド上でプレーヤーとして間近に感じることができたのは、何とも言えない心地よさがありました。この楽しさ、心地よさも忘れずにいつまでも持ち続けていきたいと思います。
 
長々と最後までお付き合いいただきありがとうございます。
次は同期で同クラの木下にバトンを渡したいと思います。
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