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稽古は嘘をつかない。[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2017/06/01(木) 23:16
高校時代からの彼女がいる角田さんからバトンをもらいました、顔に出やすい3年の藤平です。何を書こうか迷ったのですが、昔から好きでよく見ている相撲に絡めて書こうと思います。
今年の初場所14日目、稀勢の里が初優勝を決めた。御年30歳、初土俵から15年目のことであった。その後、横綱に昇進し、春場所では左腕が麻痺するほどの大怪我を負いながらも2場所連続の優勝を決めた。その姿には、横綱としての意地、稀勢の里としての意地を感じた。
しかし一昔前の稀勢の里を見ていた私は、失礼ではあるがまさか横綱になれるとは思っていなかった。前の稀勢の里はというと、大事な一番は必ずと言っていいほど落とすし、格下の力士たちにも勢いで負けてしまうことがたびたびあった。そのたびに解説の人からメンタルが弱いとか、大関としての自覚はあるのかなどと言われていた。その稀勢の里が今、横綱になり活躍している姿を見ると、私はすごく勇気づけられる。五月場所は怪我で休場してしまったが、また早く土俵に戻ってきてほしい。
一方で私はというと、両肩の怪我の手術から復帰して約3か月。今はSOとして使われることが多いが、キックやタックルなど課題が多く残っている。復帰してからは大きな怪我も無く過ごせているので、たくさん練習してしっかりゲームメイクができるプレーヤーになりたいと思っている。
最後に一つだけ、話は戻るが、稀勢の里の師匠の故鳴門親方はことあるごとに「稽古は噓をつかない。」と言っていたそうで、稀勢の里もその言葉を信じて死ぬほど稽古をつけていたそうだ。僕もこの言葉を信じて頑張っていこうと思う。
お読みいただきありがとうございました。
次は、最近、就活にテストにと忙しそうな毎日を送っている4年の森下さんに回そうと思います。
気持ちと習慣[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2017/05/29(月) 19:44
いつも試合の時に素敵な写真を撮ってくださるマネージャーの壇辻さんからバトンをいただきました、2年の角田慎之介です。
最近、練習中に一生懸命やっていたつもりのことであっても、練習後にその日の練習を振り返ってみると、もう少しできることがあったんじゃないか、気持ちが足りてなかったんじゃないかと思うことが度々ある。どうしたら自分は毎日の練習で最善を尽くすことができるようになるだろうか。今日はその方法について考えようと思う。
練習中に気持ちが入っていない、気持ちを入れろという声がかかることがあるが、そもそも気持ちとはなんだろうか。ここでいう気持ちとは言い換えれば気合、モチベーション、やる気となるだろう。短絡的に考えれば毎日の練習に100パーセントの力で取り組むには毎日モチベーションを高く保ち続けることが大事ということになる。
しかし、やる気、モチベーションといわれるものは目に見えるものではなく、自分で完全にコントロールできるものではないと思う。確実に毎日力を出し切るにはやる気にだけ頼っていては駄目なのではないか(もちろんモチベーションが高いに越したことはないが)。
では、モチベーションが高いときも低くなっているときも同じように練習に取り組むにはどうするべきか。今の自分が考える答えは、全力でやることを習慣にするということだ。きつい練習に取り組むときでも出し切ることが当たり前という習慣作りをしていきたい。言葉にするのは簡単だが、これはとても難しいことだと思う。これから、自分にある甘い部分を許さないという習慣をつけていきたい。
思いつくままに書いたためとりとめのない文章になってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。次は最近彼女ができて楽しそうな3年の藤平さんにバトンを渡したいと思います。
私のフルスロットル[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2017/05/26(金) 17:55
私は、農学部に所属していて、この春から研究室に所属して、
配属先が決まった後も、研究室という未知の場所に対して、4月になる前は不安でいっぱいでした。
知識がなさ過ぎて先生や先輩方に呆れられたらどうしよう、失敗してしまって迷惑に思われたらどうしよう、と既に完成されているコミュニティに新人として入ることに一人悶々と考えていました。
しかし、いざ始まってみると、
研究内容や実験の方法など、まだまだ分からないことはたくさんありますが、意欲的に取り組むことができる環境であると感じています。
たとえば新人の私たちに対して先輩方がいつも気にかけてくれて、困っているときには声をかけてくれること
合間の時間に話を振ってくれて、楽しいおしゃべりの輪に入りやすくしてくれること
研究内容について、新人の私たちの意見についても良い点悪い点について真剣に考え、積極的に取り入れようとしてくれること
研究室の雰囲気が良いと感じたことを挙げてみると、研究室に限らずどんなコミュニティでも意識ひとつで行うことができることばかりです。
研究室では何も分からない新人の私ですが、
グラウンド上で後輩にかっこいい背中を見せ、
次は、よく通る美声の持ち主である二年生の角田くんにバトンを回します。
チームスポーツ[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2017/05/25(木) 13:28
彼にはしゃぶしゃぶでも食べてもっともっと大きく成長してもらいたいと思います。
ぼんやり何を書いたものかと思っていた時にふと去年はどうだったか気になって遡ってみた。思い返せば懐かしいようなこと、忘れかけていたこと、再び気づかされること様々ありなかなか面白い。そんな中で気になったことがある。
去年のこの時期、「無責任なプレー」が一つ問題となっていた。それは誰かが必死にゲインしたのに次のプレーで簡単にボールを下げてしまうことだったり、誰かが体を張って相手を止めたのに次のフェイズで簡単に抜かれたりするということだ。つまりは仲間の努力を無に帰するようなプレーのことである。これは味方のチャンスを潰し、ピンチを招く重大な問題だ。
今はどうか。このようなことは起きていないだろうか。起きていないとはとても言えないだろう。せっかく敵陣深く入っても簡単にボールを失い、誰かのナイスタックルも単発で終わる、思い当たる節がありすぎるくらいだ。チームスポーツであるラグビーでは自分がいいプレーをすることも大事だが、それ以上に仲間のプレーに応えるプレーが重要だ。仲間が前に運んでくれたボールを自分がさらに推し進める、たとえボールを持たずともいいサポートで応えることができる。仲間のいいタックルに反応してターンオーバーまで持っていく、一人では無理でも自分が反応したことでそれに反応した仲間がサポートしてくれる、その確信が後押しする。時にはミスもあるだろう。ミスしたら死ぬ気で取り返せばいい。誰かがミスしたらみんなで取り返せばいい。せっかく15人もの人間が集まって勝つために死力を尽くすチームスポーツなのだ。アタックもディフェンスも一人一人が勝手にやるものではない。このような心境でありたいものである。
こんなことを書いていて思い出したことがある。
かつて高校2年の時、自分は大きなミスをした。キックチェイスで相手のキーマンを前にしながら油断し、あっさり抜かれ、そのままトライを取られた。勝てば大金星とも言える強豪相手に後半残り1分までリードを保っていた矢先のことである。そのトライによって逆転を許しラストワンプレーとなった。私はインゴールで下を向き自責の念に苛まれていた。しかし、先輩たちは誰も諦めてはいなかった。その気持ちに後押しされ、このキックオフで死ぬ気で取り返さなければならないと思った。今までキックオフで競り勝ったことなどないのだが、訳も分からずがむしゃらにボールを追いなんとか奪った。そのボールは次のフェイズでトライまで運ばれた。ノータイムでの逆転、自責の念は残りつつも勝利の喜びが全身にこみ上げた。そしてこの試合は忘れがたい思い出となった。
長々と語ってしまったが、要するにみんながチームのために力を尽くせるようなチームにしたいと思ったということだ。そうして得た勝利は格別だろう。やはりラグビーは面白い、そう思えるだろう。そんな思いを胸に一つずつ成長していかねばならないと気を引き締めるこの頃である。
思うままに書き綴ったまとまりのない文章失礼しました。次は総務の長をも務め、カメラを手に貴重な瞬間を残してくれる同期の壇辻に回します。
栄えあれ[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2017/05/24(水) 22:25
東大生が東大内で自己紹介する時は自分の名前だけでなく出身高校も口にすることが多い。
「平田叡佑です。出身は灘高校です。」
こういうとプライドの高い東大生でも「おおっ!」「頭いいんだね!」とかなりいい反応が返ってくる。悪い気はしない。さすが灘校ブランドといった所だ。
この自己紹介を東大ラグビー部内でやってみるとどうだろう。
「平田叡佑です。出身は灘高校です。」
「あっ・・・」「またかよ。」「なるほどね・・・」
などと、なぜか腫れ物に触るかのような反応をされる。かなり心外だ。
東大ラグビー部に在籍する灘校OBは皆非常に個性的であり、それぞれ自分の意見をしっかり持っていて、僕はそういう所が気に入っている。
しかし灘校OB達は自由な校風に慣れすぎたせいか規範意識が低く、もしくは信念が独特すぎてなかなか理解されない。これがラグビー部内の自己紹介でのあのような反応の一番の理由だろう。
僕もついに部内灘校OBの最高学年となってしまった。正直自分も普段の素行が良いわけではないが、規範の面では灘の後輩たちの見本となり、彼らの信念が常識の範囲を逸脱していれば注意する必要があるだろう。「出身は灘です。」と言って部員の良い反応が返ってくるようまずは自分から変えていきたい。
拙い文章ですがお読み頂きありがとうございました。
次は、先日しゃぶしゃぶ食い放題の店にて料理以外にも色々楽しんでいた主将松永にバトンを渡します。
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