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スイカ[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2016/05/12(木) 22:55
春シーズンが始まって1ヶ月ほど、東大ラグビー部では毎週のように試合が行われています。私事ですが先日の東北大戦で初めてスイカジャージを頂き、HOとして先発出場する機会に恵まれました。それはフロントローの先輩方の怪我が相次ぎ、フロントローの自分に役目が回ってきた為でした。スイカジャージを着るというのは、僕にとって光栄なことでしたが同時に大きな責任ののしかかる重いものでもありました。
高校時代、僕が所属していた麻布学園ラグビー部は部員が少なく麻布単体では15人揃わなかったので他校と合同チームを組んで試合に臨んでいました。
もちろんそのようなチームでは15人を揃えることがやっとだったので怪我人以外は全員試合に出るというのが当たり前で、そのような環境にいた自分はラグビーの試合に出る意味、価値を理解していませんでした。(そのような環境にいたことが珍しいのですが)
昨年一年間東大ラグビー部という大きな集団の中で生活を送るうちにスイカジャージを着て試合に出ることの難しさと、OB,コーチ陣,マネージャー,毎試合応援に駆けつけてくださる方々等、東大ラグビー部を支えてる方々の思いをうけてAチームとして試合に出ることの重み、責任とはどういうものなのかをぼんやりと感じるようになりました。(昨年はずっとJrというチームの片隅から先輩たちを眺めるだけでしたが)
こうして自分は責任を担うに値するか?という思いを抱きながらも東北大戦には平常心でいることを心掛けました。実際の試合では、スクラムといったセットプレーこそうまくいったものの肝心のフィールドプレーでは至らぬ点が多くあり自分の改善すべき点が課題が浮き彫りとなる結果となりました。
しかし、落ち込んでばかりでは入られません。これからは自分の前に立ちはだかる問題点を修正、プレーヤーとして成長しこの秋の対抗戦や、来年再来年のシーズンに自信をもってスイカジャージを着て闘うラガーマンになりたいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。次は今年度マネージャー長としてラグビー部を運営してくださっている、笑顔がチャーミングな藤永さんにバトンを渡したいと思います。
後悔が無いこと[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2016/05/09(月) 15:02
コナンが大好きというのは間違いありませんが、実はそれ以上にドラえもんが大好きです。
私事ではありますが、つい先日、夕食後の歓談中(映画名探偵コナンの話で盛り上がっていた真っ最中)に倒れ、救急車沙汰になりました。失神・嘔吐・痙攣。極めて簡潔に当時の症状を述べただけでも未だにぞっとします。幸い、大事には至らず、また脳に異常等もなく、緊急の処置は不要ということで後日別の検査を控えてはいるものの現在日常生活は問題なく送れています。
ところで、倒れた翌日にとあるネット記事に出会いました。それは在学中に発症した癌との闘病生活を乗り越えたある大学ラグビー部員の話でした。きっと彼の苦しみや辛さは、ほんの一瞬倒れただけの私のそれとは比べ物にならないだろうけど、記事中にとても共感できる内容があったから簡単に紹介したいと思います。確か以下のような主旨であったと思います。
「癌を克服してからはとにもかくにも部活最優先だった自分のマインドは自ずと変わり、自分を支えてくれる、応援してくれる人たちの存在に気づいたことでその人たちを大切にしよう、できるだけ多く会ってたくさん喋って、決して自分の中に後悔が残らないようにしよう」
常々自分にとってできる限り後悔の無い人生を送ろうと考えていた私ですが、部活でも私生活でもまだまだやれること、やりたいこと、やらなきゃいけないことがあると気付かされた瞬間でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
次は5年生松田尚之氏よりお笑いサークル笑論法の系譜を継ぐ2年の文君にバトンを渡したいと思います。
責任[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2016/05/06(金) 16:26
今日はゴールデンウィークを含めた最近の練習について振り返ってみようと思います。
この日記をご覧の方々は長い休日をどのように過ごされたでしょうか?
普段は研究室が忙しい私にとって、今回の連休は1日中ラグビーに打ち込むことができるとてもよい機会となりました。
練習内容や強度も普段に比べてtoughなものでしたが、その分成長できた部分も多かったと思います。
またFWは相撲部への出稽古を行い、ラグビーにも役立つ技術や普段とは異なる刺激を得ることができました。お世話になった関係者の皆様には厚くお礼を申し上げます。
最近のミーティングで無責任なプレーをやめようという話が出ました。
無責任なプレーといっても様々なものがありますが、ここでは味方がナイスプレーをしたあとの次のプレーについて述べようと思います。
例えば、DFで味方がナイスタックルをした次のフェイズで、前に出ない人やあっさり抜かれる人がいる。
これは味方がせっかく作ってくれたチャンスをつぶすことになります。
例えば、ATで体を張ってせっかくボールを前に運んだのに、次のATで簡単にポイントを後ろに下げてしまう。
このようなプレーをしていれば、勝つことができないどころか仲間への裏切りになります。
他にも無責任なプレー、行為はいくらでもありますし、それは試合や練習中に限ったことでもありません。
当然ですがラグビーはチームスポーツなので、仲間の頑張りに対しては他の人も死ぬ気で応えましょう。そのようなチームを作りたいと思っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次のリレー日記は名探偵コナンの話が大好きな石内君に回そうと思います。
今、ひたすらに[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2016/05/03(火) 21:07
最近レフリーの姿が似合ってきた前川からバトンをもらいました3年の松永です。
新チームが始動してから3ヶ月、怒涛の新歓期も過ぎて最近思うことについて書きたいと思います。
今年からフランカーとしての役割をいただき、成城戦と慶應戦の2試合に出場したが結果は散々であった。大量失点と無得点、これまでやってきたことを否定されているようでショックだった。しかしさらに大きな衝撃を受けたのは、慶應戦の後のアフターマッチファンクションで相手のOBの方から呼ばれ、「フランカーのサポートが悪いせいでせっかくのNo.8の良さを潰している」と指摘を受けたことだ。ぼんやりと感じていたことを外からみた紛れもない事実として突きつけられ、自分がチャンスを潰していたことを痛感した。まだまだ自分の常識のレベルが低すぎることを思い知った。
今年はチームとして過去10年からの脱却を掲げ、challengeをスローガンとしている。試合の前にもみんな口にしていたが、過去の流れからの脱却のためにはどこかで変わらなければならない。今までの常識を変えていく必要がある。高校の時、まだラグビーを始めたてだった頃、顧問の先生が「常識を変えろ」とよく言われていた。それは何かを変えるためには不可欠な要素だ。実際そうして成長を遂げてきた。変わるなら春シーズンの今しかない。対抗戦を見据えると残された時間は決して長くはない。対抗戦の初戦が終わったとき、心の底から喜べるようにまず自分を変える。試合中東大のあいつ強いなと相手に思われるような選手に成長する、これが今年自分が掲げるchallengeだ。今はその実現のためにひたすらラグビーに打ち込みたい。
最後までお読みいただきありがとうございました。次は頼れる我らがフォワードリーダー大畑さんにお願いしたいと思います。
思考停止[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2016/04/30(土) 10:26
優しい雰囲気でいつも部員を和ませてくださっている藤生さんからバトンを受け取りました前川です。
頭の怪我と病気の関係で今シーズンからレフリーとして部に関わることとなり、サポートする立場として試合をみるようになって感じたことを1つだけ書きたいと思います。
タッチジャッジやウォーターボーイとして試合中インゴールの話を聞いていると多くの選手が自分に責任があると言っています。
他人の責任にしないGentlemanship、去年はこの状況は素晴らしいと思っていました。
しかし、今シーズン選手をやめて少し状況を俯瞰できるようになって違和感を感じるようになりました。
これは思考を停止させているだけではないのか?
確かにまず自分に責任があったかを考えるのは大切ですが、とりあえず自分が悪かったというだけでどこを修正するかはほとんど話し合われていません。インゴールでは試合後半になればなるほど各々がバラバラに行動しています。
俺が悪かったということで本当の原因を探そうとしていません。確かにチームスポーツにおいて点を取られたときや負けた責任は全員にあります。しかし、試合中に修正できるところは少ないため、限りなく絞らなければいけません。現状は自分の責任にすることで考えることを放棄してしまっているように思えます。どれが自分の責任だったなんて、試合後にビデオを見て考えればいいんです。下を向く暇があればどこを修正すればより勝ちにつながるかを1秒でも多く考えるべきなのです。インゴールで与えられる時間は1分しかないのです。
事実、「おれが悪かった、すまん。俺のミスだ。」とか言う人に限って歩いてインゴールに帰ってきています。
ほんとに自分が悪かったと思ってるなら、最後まで相手選手を追いかけるだろうし、トライをとられたあとの修正のための貴重な1分間のミーティングを削ることなどしません。
プロの選手ですらインターセプトされた選手は追い付く見込みが限りなくゼロでも本気で走って追いかけています。
そんななかで、東大ラグビー部はインゴールの真ん中にトライされてもいい、仲間が止めてくれる可能性は低いから体力回復しておこう、別にインゴールで話すこともないししんどいから歩いて戻ろう、など悠長なことを言える立場でしょうか。僕はそうは思いません。
過去の結果を見てみると東大が強豪チームに勝った試合はとてつもないロースコアです。
昔から東大はタレントがたくさんはおらず、点はたくさん取れないので泥臭いラグビーと勝ちに対する執着心で勝ってきたのだと思います。
しかし最近はトライをとられることに慣れすぎていて、そこに対する危機感が今の東大ラグビー部に欠けていると思います。試合序盤と点が離れれだした後のパフォーマンスが明らかに違う。88点を87点、86点にでもしようという気持ちがなくなってしまっています。このままでは対抗戦1部に上がるのは絶対無理だと思います。
おそらくそこが今シーズン脱却を掲げている10年間積み上げられた負の遺産の一部ではないかと考えています。
今シーズンは、部員、監督、コーチ陣、OBの方々、他関係者の努力の甲斐もあって物理的な面での脱却は大きく進んでいます。
しかし、精神的な面での脱却はまだまだ進んでいません。今の代には東大ラグビー部のプライドを知る人がいないからここが最も難しい。東大ラグビー部のプライドを死ぬ気で取り戻す。ここからが部員全員の本当の勝負だと思います。
僕もレフリングだけでなく様々な面で、東大ラグビー部が強くなるために努力していきたいと思います。
長文お読みいただきありがとうございました。つぎは、痛みなどものともせず練習中も試合中も最後まで本気でたたかい続けている松永さんにバトンを渡したいと思います。
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