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やり残さないために[ラグビー部リレー日記]

 written by 近藤 健太郎投稿日時:2015/04/08(水) 22:13

こんにちは。某飲食店でメジャー読み漁さる同期の梶村君からバトンを受け取りました、メジャーを携帯アプリで一話ずつ読むのが日々の楽しみである新3年の近藤です。

今シーズン2月に始動してからこんな僕も3年生すなわち「上級生」と呼ばれるものになった。自分が一年で入部した時の3年生は当然の如く体つきが自分とは全く違ったし、大人びた雰囲気を感じた。自分が今年の新入生からどのように見られてるかはわからないが、おそらくどちらとも思われてはないと思う。今シーズンこそはもう少し人として、そして一選手としてみなさんの信用を得られるようにしたいと思う。

さて、先日僕の大好きな高校野球の選抜大会があっという間におわってしまった。平沼君を擁する敦賀気比が昨夏敗れた大阪桐蔭に準決勝で圧勝し、そのまま優勝するという敦賀気比のためのような大会であった。残念ながら夏の選手権とは違って特集番組が放送されないためあまり試合を見れなかった。高校野球について書き出すと原稿数枚分に渡ってしまうため割愛させていただく。

「何故これほどまでに自分は高校野球が好きなのか?」と自分でも思うことがある。小学生のころから毎年のように見ているからというのも一つの理由ではある。でもメディアが作り上げる汗と涙で紡がれた青春物語が好きなわけではない。むしろ無理矢理、お涙頂戴系の話に美化してしまう番組は嫌いだ。引退のかかった夏の選手権の真剣勝負はたしかに手に汗握る展開や信じられないような大逆転は見られる、でもそれは高校サッカーにも言える。

では何故か?笑われるかもしれないが、やはりそれは自分が心の何処かで憧れてた場所、大会だからだと思う。現実は強豪だった中学ではスタンドでメガホン叩いてたし、高校も甲子園なんてそもそも狙えない軟式野球部だった。甲子園どころか軟式野球部の中でも強いチームではなかったし、相応の努力は明らかにしていなかった。挑戦せずして叶わなかった。だからだと思う。ある意味あと一歩とかじゃなかった分トラウマもないし、一生好きではいられるが羨望せずに全国中継を見る日は来ないだろう。

ここまで高校の積み残しを書いてきたが大学ではどうか?今年度の東大ラグビー部は入れ替え戦出場を目標に掲げている。どんなスポーツでも「東大」が入れ替え戦に出るのは並大抵のことではないと思う。自分なんかがこの様なこと言ったら「なめてる」と思われるかもしれないが去年一橋が達成してる以上不可能ではないと思う。自分もその目標達成のため少しでもチームに貢献したい。今度こそ目標を達成し、積み残しのようなものをしない。さもなければ自分の場合確実にある種のコンプレックスとして残ることになるに違いない。これから先、毎年極寒の中入れ替え戦を熊谷までわざわざみにいくようなことをするつもりもない。そのためには今のままでは足りないことだらけだが、課題を一つずつ潰していきたい。

偉そうなことをここまで書いてきたが、あまりに自分の現状がチームへの貢献とは乖離してることに関しては、この文が所信表明ということでどうかご容赦いただきたい。


最後までお読みいただきありがとうございました。次は容姿も学部も心もゆとりであふれてる井上くんにお願いしたいと思います。

メジャー[ラグビー部リレー日記]

 written by 梶村 直人投稿日時:2015/04/04(土) 10:38

森下からバトンを受け取りました3年の梶村です。

更新が遅れ申し訳ありません。

 

僕は最近「メジャー」という野球漫画に異常にはまっている。アニメと劇場版もしっかり見ながら80巻近くを10日で読み切ってしまったほどだ。知らない方のために簡潔に説明すると、主人公・茂野吾郎の半生記を描いた作品であり、成長に応じて吾郎の所属チームは変遷するが、吾郎がその情熱でチームメイトの心を動かし、チームが一丸となって前進していくというありがちなものである。しかしこの吾郎がめちゃめちゃかっこいい。野球に対する真摯な姿勢、プロ野球選手を目指すもそんな将来のことより目の前の試合に全力投球する姿、自分の信念は最後まで貫こうとする姿、非常に心が熱くなる。その吾郎の名言の1つに

 

夢島で他人にやらされてた練習は努力とは言わねえだろ

将来好きな野球(コト)して食ってこうなんて特権、与えられたことこなした程度で手に入ると思うなよ

 

というものがある。これは僕らの日々の練習にも言えることであり非常に考えさせられる。

やらされる練習は思考停止であり忍耐力がつくだけにすぎない。吾郎はどんなに過酷な練習でも「野球が大好きだ」という気持ちを忘れず積極的に取り組み、試合中も純粋に野球を楽しんでいる。そんな姿がまたかっこいい。

 

僕は左肩を痛め今はパスすら放れず、試合には夏まで出られない。数少ないできるトレーニングを頑張っているがおもしろいとは言えない日々である。だからこそ「ラグビーが大好きだ」と心から言える自信をつけ、どんなトレーニングも楽しめるようになりたい。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

次は後輩からの尊敬度No.1、先日はこんけん感謝祭なるものまで開催された同期の近藤(こんけん)にバトンを渡したいと思います。

センターからロックへ[ラグビー部リレー日記]

 written by 森下 幸志朗投稿日時:2015/03/24(火) 14:02

同期の岡本君からバトンを受け取った新2年の森下です。前回の岡本君から期間が開いてしまい、大変申し訳ありません。
 
岡本君が言っていたように、昨シーズンはセンターとしてプレーしていましたが、今シーズンはロックにコンバートすることとなりました。初めはコンバートに強い抵抗があり、バックスのほうがどんなにいいだろうかと思い悩む日々が続いていましたが、今は自分の持ち味である体格を生かしてフォワードでひと花咲かせてやろうと思っています。まだ始めたばかりで、フォワードの動きにあまり慣れていないところがあり、日々もがき続けています。特にセットプレーは難しく、去年まではバックスラインでただ眺めていたラインアウトやスクラムがこんなに大変なものなんだと実感しております。まだまだ戸惑うことも多いですが、バックスで培った経験をフォワードに昇華させて、1日でも早くスイカを着て試合に出れるように精進していきたい思ってます。
 
次は昨シーズンまで同じセンターでプレーしていた、新3年の梶村さんにバトンを渡します。
 
 

センターとして[ラグビー部リレー日記]

 written by 岡本 祥一投稿日時:2015/03/18(水) 22:00

同期の石内君からバトンを受け取った、友達を作るためにラグビー部に入部した、新2年の岡本です。

実際僕の同期にも、石内君が熱く語ってくれたような仲間を求めて入部した人は多いんじゃないでしょうか。春から東大に通う新入生にも是非ラグビー部に入って素敵な仲間に出会ってほしいです。
話は変わりますが、僕は今シーズンからセンターに移籍することになったので、今回はセンターとしてプレーしていくにあたっての決意をここで述べさせていただこうかと思います。

センターの人員不足により、僕はラグビーを始めてから5年目で初めてのセンターというポジションに挑戦することになった。アタック、ディフェンスの両場面において最前線で体を張ることが多いセンターには以前から憧れており、もう少し体が大きかったらやってみたかったポジションではあった。しかし、体も小さく、それをカバーできるようなタックルスキルも持ち合わせていない自分は、高いディフェンス能力が求められるセンターをやるつもりなど全くなかった。そのため、ポジションの移動を命じられたときは不安でいっぱいだった。
そんな不安を抱えながら練習する日々が続き、明日センターとして初めて試合に出場する。
まだまだうまくいかないことも多いが、練習の中で筋力トレーニングの成果が出てきたこと、アタックでの駆け引きやうまくタックルできた時などセンターの面白さが分かり始めたこともあり、徐々に不安は消えつつある。それでも、試合でしかわからないこともあると思うので、明日の試合では残りの不安をすべて吹き飛ばせたらと思う。
チームの現状を考えたとき、チームの目標を達成するために僕のセンターとしての成長は重要なポイントの一つだと思う。しばらくはチームに迷惑をかけ続けることになると思うが、少しでも早く一人前のセンターになってチームの目標達成に貢献したい。

次は、同じく今シーズンから新しいポジションに挑戦している同期の森下君にお願いします。

仲間[ラグビー部リレー日記]

 written by 石内 鴻壮投稿日時:2015/03/13(金) 18:30

同期の永谷からバトンを受け取りました、新2年の石内です。

最近の出来事を取り上げて単なる日記を書くとしたら、あらゆる不動産屋を巡りに巡ってつい先日ようやく引っ越しをした、というなんとも味気のない、また更新が遅くなったことに対する弁明のような文章しか書けそうにない、そこで何を書こうかとあれこれ思案しているとますます更新が遅くなってしまい、本当に申し訳ありません。

つい先日東大前期入試の合格発表があったということで、折角だから今回は新入生を意識しつつ。
前回のリレー日記で永谷が触れていたことにも少し通じますが、ラグビーをすることで得られるものについて。

自分がラグビーと出会ったのは高校時代で、それ以前はラグビーなんて全く興味がなかった。知っていることがあるとすれば、それは、親友から聞いていた、ラグビーをしている彼のお兄さんが小さなものから大きなものまで毎日傷を家に持って帰ってきて、疲労からか食事と風呂をすませると机に向かうそぶりも見せずいつの間にか床についている、それほどラグビーはキツいスポーツだ、ということだっただろうか。
高校入学を控えた当時の私はある決意をした。「何があってもラグビー部にだけは入らない。」
ところがそれがどうしたことか、高校でどっぷりラグビー漬けになったばかりか大学でもなおラグビーをしているではないか。何故?その理由は自分の中で一貫して単純明快なもの。答えは「仲間」。
もちろんラグビーそのものも楽しい、大好きだ。だが大学に入学してから一時期ラグビーと距離を置いていた自分が再びラグビー部に入ろうと決意した時、真っ先に浮かんだのは楕円球やそれをあつかう自分の姿ではなく高校時代の仲間たちだった。"one for all, all for one"という言葉の外見は小学生の時に知ったが、その中身に真に触れたのは高校生の時だった。毎日一緒に練習して苦しいこともつらいことも共に乗り越えて、そうした過程で得られる仲間との絆は半端なものではない。そういえば兄が大変そうだと話す親友の表情は何故かどこか誇らしげだったが、お兄さんから何かを感じ取っていたのだろうか。
ラグビーは本当の仲間の何たるかを示し、またそれを与えてくれる。素敵なスポーツだと思う。

最後までお読みいただきありがとうございます。次は入部理由が外でもない「友達を作るため」、同期の岡本祥一君にバトンを渡したいと思います。
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