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悶々[ラグビー部リレー日記]

 written by 壇辻 恵見投稿日時:2015/05/20(水) 18:52


まおさんから素敵なお世辞とバトンを受け取りました、2年マネージャーの壇辻です。
 
2年生の私は、今年、初めてする立場としての新歓期を過ごしました。マネージャーの新歓について、どうしたら入ってくれるだろうか、と考えていると、そのうち、そもそも何故マネージャーをしているのだろうか、マネージャーが部に出来ることとは何なのだろうか、と、ふと疑問に思うことが何度かありました。
 
ところで、私はラグビー部とは別に(正確には、ラグビー部からの派遣として)、運動会総務部というところにも所属しています。総務部とは、各運動部の活動を支援したり、運動部以外の学生に対してもスポーツ機会を助成したり、様々な活動をしている団体です。(詳しくはHPをご覧になって下さい。)
ラグビー部の練習を休んだり早退したり、部に迷惑を掛けて活動している以上、総務部の活動を通じて何か部に貢献するべきなのではないか、と最近思う機会がありました。
総務部の活動は、東大内の他部や、他大学の運動部の人と関わる機会が多いです。競技や大学は違えど、同じ運動部に所属する人達には、やはり、学ぶべき点が多くあると常日頃感じます。東大ラグビー部に足りないところ、取り入れたいところを敏感に察知して、より良い部にする為の道標を示す人になれればいいな、と思います。また、一方で、他部や他大学の部に触れるにつれて、今迄気付かなかった東大ラグビー部の魅力を発見できることもあります。その魅力を内部へも外部へも発信し、更に倍増させていければ、尚良いですよね。難しいな、と思いますが。
 
最近ではマネージャー組織を改革し、人数も増えました。行う仕事の幅を増やそうと思っていますが、自分たちが出来そうなこと、やりたいことと、チームに必要なこと、プレーヤーが求めることとの間に差があるような気がします。気のせいかもしれませんが。
 
私自身も、マネージャー組織も、未だ手探り感が否めません。結局、マネージャーが部に対して何を出来るのかも、はっきりとした答えは分かりません。でも、その時出来ることをやっていけば間違えはない気がします。もし、間違えた道を進んでいたら、教えて下さい。
 
プレーヤーもマネージャーも1年生がたくさん入ってくれました。これからも頑張りましょう。
 
次は、意外とミスチルが好きな同期の萩原にお願いします。

慣れと惰性[ラグビー部リレー日記]

 written by 小山田 茉央投稿日時:2015/05/12(火) 06:00

同期の大畑からバトンを受け取りました、3年マネージャーの小山田茉央です。

最近は新歓も終わり、たくさんのフレッシュな1年生が入ってくれました。
私はというと入部して、早三年目、上級生となりました。
入部当初は「マネージャーとして早く一人前になって、楽しみながら成長するぞ~!」なんて楽天的に考えていました。毎日必死でてんやわんやしながらも、新鮮なことばかりで意味もなくワクワクしていました。
どんなに好きであっても、慣れでしょうか。ふと、途中から突然、部活が同じことの繰り返しだけに思う時がありました。慣れてくることが惰性になり、何の成長も見せずに停滞、むしろ後退しているのではないかと思う時がありました。慣れて緊張が緩み、努力することを怠り、成長する貪欲さを忘れてしまっていました。
最近はやっと自分の停滞期に気付けたので、今一度初心の頃に戻り、精進していきたいと前向きに考えています。停滞して閉ざしていた時を思い返すと要らない心配事や不安ばかりをしていて自信をなくしていく一方でした。散々不必要な考え事をしてきたので、もう後は小さな邪念や余計なことは気にせずに、自分らしく突き進むのみです。マネージャーの仕事だけではなく、人間関係や精神面でも学ばせてくれるこの部で、チームに貢献しながら、自分を更に高められるよう努力していきます。

次は、最近更に女の子らしく可愛くなっていっている、だんだんこと壇辻恵見ちゃんにバトンを渡したいと思います。

目標に向かって[ラグビー部リレー日記]

 written by 大畑 暁投稿日時:2015/05/03(日) 23:03

知的な文章を書く文学部の棚橋君からバトンを受け取りました、3年大畑です。
更新が遅くなってしまい申し訳ありません。


2月に新チームが始動してからもうすぐ3ヶ月が経とうとしている。ここまでやってきたことを振り返ると、2、3月はウエイトや基礎プレーの習得に集中し、4月は新歓がメインであった。そして新歓がひと段落し、これから定期戦シーズンが始まる。
今年の目標は入れ替え戦出場だが、この目標が達成できるかどうかはここからの練習の質にかかっていると思う。
現状ではおそらくまだ上位校とは力の差があり、この差を対抗戦までになんとか埋めなければいけない。
そのためにはチーム全体のレベルの底上げ、ひいては一人一人がどれだけ高い意識をもって部活に取り組めるかにかかっているだろう。


東大ラグビー部のなかにもいろいろな人がいて、ラグビーをやるモチベーションは人それぞれだと思う。だがチームとして勝つためには全員が同じ目標に向かって突き進まなければならない。スクラムやモールと一緒で、全員が同じ方向に進んだときは強いけど、バラバラな方向を向いてしまったら弱く、崩壊してしまう。
プレーヤーとマネージャー、学生とコーチなど、一見すると役割は違うがチームとして同じ目標に突き進むべきだし、逆に同じ目標に突き進む集団こそがチームだと思う。


なんだか偉そうなことを言ってしまったが僕自身まだまだ未熟で、今年上級生になったもののチームを引っ張るようなプレーはできていない。明日からの練習、そしてこれから始まる定期戦でもっと上級生としてチームを引っ張れるように頑張りたいと思う。


少し支離滅裂な文章になってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
次のリレー日記は、最近ジムに通っているというストイックな(?)同期のマネージャーのまおちゃんにお願いしたいと思います。

 

三度目[ラグビー部リレー日記]

 written by 棚橋 春喜投稿日時:2015/04/20(月) 16:56

同期の井上からバトンを受け取りました、三年棚橋春喜です。
このたびは更新が遅くなり申し訳ありません。
このごろ思うところについて書かせていただきます。

泰西のいにしえ。ギリシアの地において、偉大なる知の先人たちは『時間』の概念に二つの名を与えた。
 

クロノスとカイロス
死にゆく者の時間と永遠なる神々の時間
移ろいゆく不可逆の時間と巡り繰り返す時間
 

前者は直線の時間である。時は奔流のように止めどなく流れ、決して戻ることはない。その中で人は、赤子から青年に、青年から成人に、そいて老いとともに死に近づいていく。
後者は円環を描く。天体の円運動がもたらす終わりのない循環である。天球を太陽と月が一巡りすることで一日となり、それが365回訪れると季節がめぐる。昼と夜、春夏秋冬、月の満ち欠けが絶え間なく繰り返し、いずれまた同じ場所に戻ってくる。
我々を取り巻く時間はこの二つの様相をもち、その中で我々は生きている。
 

さて、この二つの時間は私のラグビーとともにある生活にいかなる解釈を与えるか。
日々は練習の繰り返しである。日が登る度駒場のグラウンドでボールを追う。何度もスクラムを組み、何度も走り、何度もバーベルを上げる。そして毎日繰り返す。
日々の積み重ねは年月を経る。私がこの生活の循環の中に身をおいて三度目の春を迎えようとしている。季節が巡ることは試合が巡りくることになる。1年生の時分、大敗した防衛大戦がまたやってくる。2年生の頃、歓喜に震えた九州大戦が今年もひかえている。記憶の中にある対戦相手が、グラウンドが一年の空白をおいてまた訪れる。
 

ラグビー部における生活は、毎日・毎年の繰り返し、つまりカイロス的時間の中にある。
しかし、私は単調な反復の中に我が身を埋めているわけではない。私という個人は絶えず移り変わるクロノス的時間の中にある。
今日は昨日より強く、激しく、速く。明日は今日より、一歩前へ。息もつかせぬめまぐるしい毎日の繰り返しの中で、経験は、理解は、肉体は成長する。果ても見えぬ無限の時間の直線の上、戦いの中にいるのなら、強くならねばならぬ。
桜は散った。今年も定期戦がやってくる。昨年より大きくなった自分。昨日より強くなった自分。三度目の春は未だ経験したことのない、『三年生としての』春である。
「現在」を全力で闘う他ない。



次は、最近新しい自転車を買った同期の大畑君にまわしたいと思います。

 

B3からセンターへ[ラグビー部リレー日記]

 written by 井上 啓太投稿日時:2015/04/09(木) 11:49

 
同期のゆとり王こと近藤からバトンを受け取った3年の井上です。

 
去る3月の終わり、僕はチーム事情によりセンターに転向することになった。今回はこのことについて書きたいと思う。
一昨年、去年と僕はジュニアチームでプレーしていて、しかも怪我や病気も多く、この2年間は全く満足できるものではなかった。そして、2月の初めに今年度のチームが始動し、ジュニアメンバーもシニアメンバーとして練習に参加する。しかし、今年のチームスローガンが「想像を行動に」であるにも関わらず、僕は去年とあいも変わらず、おんぶに抱っこの状態だった。言われたことをただただ飲み込むだけで、自分で考えることができていなかった。その結果、多少の成長は見られたものの、この2年間何をしてきたのだろうという気持ちが生まれていた。

 
そんな状況の中、僕はセンター転向を言い渡された。正直言うと何が何だか分からなかった。今までB3として2年間ラグビーをやってきて、全く毛色の違うセンターというポジションをやることが全く想像できなかった。しかも、スキル・フィジカル・スタミナ・頭脳、すべての要素が必要なセンターは、未経験で始めた僕にとっては雲の上のような存在だった。
そんなセンターというポジションにいきなり放り込まれた僕は、まず最初に「考える」ことから始めた。B3としてやってきた2年間でできなかったことだ。どうしてミスが起こったのか、スタンドやB3が自分にどうしてほしいのか、プレー中にできるだけ「想像」を切らさないようにする。こうするだけで今まで以上にラグビーが難しくなり、かつ楽しくなった。センターに転向したことで、B3でやっていた時には気付けなかったことも多く見つけた。自分には何が足りないのか。何が強みなのか。
こうしてセンターという慣れないポジションに頑張って適応していくことで、どんどんラグビーが楽しくなってきている。
初めはセンターをあたかも嫌なもののように書いてしまったが、今ではセンターとして楽しんでプレーできているので、一番ネックな体格を大きくし、スキル、スタミナをもっと付けて頑張っていきたいと思う。
最後までお読みいただきありがとうございました。
次は3月から僕とルームシェアを始めた同期の棚橋にバトンを渡したいと思います。

 
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