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応援[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2022/08/11(木) 00:25
わたしがリレー日記を初めて更新したのは、3年前の2019年8月4日。今日と同じ、山中湖合宿の最終日でした。それから3年間の間、毎度毎度の更新がわたしにとってとても大切なものでした。そんなリレー日記も、12月の恒例となっている4年生ラストターンを除けば今回が最後です。今回も長くなるような気がしていますが、お目通しいただけますと幸いです。
立場上、「何かを応援する」ということについて日頃からよく考えます。
前回のリレー日記でも書きましたが、わたしはこの部の広報責任者をしています。今シーズンが始まるにあたって自分なりに考えた、この部の広報の存在意義に「応援してくれる方への還元」というものがあります。ありがたいことにこの部には、OB・OG、保護者、ファンの方、スポンサー企業の方など、応援してくださる方がたくさんいます。わたしの情報発信や企画を通して、そうした方々に少しでも何か得るところがあったならいいな、と思っています。
加えてわたしは広報責任者である以前にスタッフです。こと東大ラグビー部においては、スタッフは常にプレイヤーの応援者であるという解釈は適切なものではなく、基本的には共に闘う存在であるべきだと思っています。けれど何せ試合に出られないので、試合中など、あと自分にできることは応援ぐらいのものだな、と感じる場面が確実に存在するのも事実です。
応援者のために何かをしたり、自分自身が部分的に応援者であったりと、応援はわたしにとって身近なものです。
しかし、応援とは案外複雑なものなのかもしれないとも思っています。
今だから言えることだけれど、わたしは下級生の頃、試合に勝って嬉しいと思ったことも負けて悔しいと思ったことも一度もなく、毎試合淡々とグラウンドに突っ立っているだけでした。1年生の時の一橋戦(6戦5敗という厳しい戦績の中迎えた対抗戦最終戦でしたが、激しい攻防の末に東大が逃げ切り、14-10で勝利を収めた試合でした)の時など、涙を流して喜びを爆発させる部員たちの中に無感動なままで存在するというのは、それなりにしんどいものでした。
なぜそんなことになっていたのか。一つ確実に言えるのは、わたしがチームに帰属意識を全く持てていなかったから、ということです。新歓期が終わり入部してみれば、気さくに話しかけてくれる先輩の数はぐっと減り、男性と話すのがあまり得意でないわたしは自分から話しかけに行くこともできず、一人でずっとうじうじしていました。かといって同期との関係性も特に深まりを見せておらず、概してチームの一員という感覚があまりなかったため、目の前のプレイヤーを応援する気持ちなど一度も抱いたことがありませんでした。試合のたびに、「他人がラグビーしているのを見ているようだなあ」などと思っていました。
では当時、応援したいと思ったものに対してわたしが帰属意識を抱いていたのかと言われると全くそんなことはありませんでした。
先述した一橋戦と同時間帯には、当時付き合っていた人が所属する他部のシーズン最終戦も行われていたのですが、試合が始まる前から勝ってくれるといいなと思っていました。そして、試合後のバスへの荷積みが終わってから開いた携帯を見て、試合が勝利に終わったことを知りました。彼氏が所属している組織の試合であるとはいえ、本人が出場はおろか、メンバー入りすらしていなかったその試合の吉報に、わたしは大きな感動を覚えました。
同じようなことは他にもありました。
一橋戦の1ヶ月後に熊谷に見にいった入替戦。対抗戦B 1位の立教が、対抗戦A 8位の成蹊に勝利し、Aに上がりました。
立教には知り合いがいるわけでもなく、入部してからそれまでに対戦したのも対抗戦の1試合のみでした。またその1試合も大差で敗北しており、同じ対抗戦Bとして頑張ってほしいといったような仲間意識もさほどありませんでした。だから試合が始まるまではどちらに勝ってほしいと思っていたわけでもないけれど、ラストワンプレーでの立教の必死のアタックを見ていると、気づけば全力で立教を応援していました。最後のトライとコンバージョン成功での逆転、A昇格決定を見ると心からの祝福の気持ちが湧き上がり、自然と涙がこぼれました。ラグビーの試合を見て初めて流した涙でした。
一番身近にあって、多くの時間と労力を費やしているはずの組織に対しては常に無感動で、大して深い関わりがあるわけでもない組織に対しては簡単に心が動き応援の気持ちが生じるという、なんだか矛盾しているように見えるこの現象がなぜ起こっているのか、当時よく考えていました。
次第に、この現象は、他部のことを「よく知らないから」起こっているのではないかと思うようになりました。
ある部活を離れた外から見ている中で視界に入ってくるのは、その組織が公式に発表している情報や、試合という最も輝かしい舞台でプレイする選手らの姿だけです。そこから得られる情報に欠点はなく、応援の気持ちの形成を後押しするばかりです。
また、日がな一日その部のことを考えているわけでもなく、何かその部のために犠牲を払っているわけでもありません。費やしているものが少なく、そこに追っているリスクや生じる責任もさほどないから「好き」「頑張ってほしい」などと軽い気持ちで純粋に言えているのかもしれないと考えました。
対して自分が所属している部活は、細部までよく知っている分嫌なところもよく見えていて、それらを含めて愛し抜くのは当時のわたしにとって一筋縄ではいかないことでした。日々多くのエネルギーを費やしているからこそ、期待した何かが返ってこないとしんどいとも思ってしまいます。
思えば入部前は東大ラグビー部のことも、一点の曇りもなく大好きだったのでした。新歓期には、ラグビー部の雰囲気の良さを熱く語るわたしを見た同クラから「えのきはラグビー部に恋しているみたい」などと言われていたものでした。けれど、入部してからラグビー部の当事者として感じた色々なギャップを通して、無感動人間ができあがってしまっていたのでした。
もちろんこうした経験がある人は多数派ではないだろうと思うし、あることがいいことだとも思わないけれど、当時のわたしはこの考えに至ってものすごく腑に落ちました。
この考えは就職活動での出会いを通してより強いものとなりました。
わたしは、組織が有する高い規律や発信力などの面から、1年生の時からとある大学の強豪部活になんとなく憧れており、ゆるく応援していたのですが、就職活動中にその部出身の女性マネージャーの方にお話を聞く機会をいただきました。せっかくの機会なので、企業のこととは別に部の内情についても色々とお聞きしたのですが、その方の言葉を聞いてふと我に返るような気持ちになりました。
「規律、規律とは言っているけれど、Aチームのメンバーなどを除いたらだらしないプレイヤーはたくさんいます。現役の時はそうしたプレイヤーとの関わりにすごくストレスを感じていました。どの大学の部であっても実状はそれほど変わらないと思います。」
もちろん謙遜でおっしゃっていた部分はあるだろうし、実際客観的に比較してみても、強豪校と東大ラグビー部とではさまざまな面で明白な差があり、見習うべきところもたくさんあるのだろうとは思います。けれど、「なーんだ」というのがその時抱いた正直な感想で、理想として思い描いていた部活の姿そのものが現実に存在しているわけではないことを知りました。それからというもののわたしの中の憧れの気持ちは徐々にしぼんでいってしまいました。
わたしは、これまで魅力を感じたものを応援する際に、目の前にある数少ない情報を全てとみなした上、それをあまりにも神格化しすぎていたのかもしれません。だから、思い描いていた完璧な理想から外れた様相を呈したそれを見た途端に気持ちが萎えていってしまったのだと思います。
別の言い方をすれば、きっとわたしは1年生の4月にどこの大学に入学し、どこの部活に入部していようが、入部した後に何らかのギャップを感じ、自分の所属組織に対して何らかの不満を抱えていたのだと思います。
けれどこうした現象は、きっとわたし以外にも当てはまるケースがあるだろうと思います。応援しているアイドルや俳優の外見やパフォーマンス、演技など、目に見えてわかるものはともかくとして、人間性や価値観などの内面までをも称え、崇拝している人は大勢います。
もちろん雑誌でのインタビューやテレビ出演での様子などからその人の内面を推し量ることはできるのだろうけれど、それはあくまでその人の一面(しかも、全世界に発信するにふさわしい情報として飾り立てられたよそいきの一面)に過ぎず、その人の全てを肯定する根拠にはならないのではないかと思います。
不祥事を起こしたアイドルや俳優に対して「裏切られた」「信じていたのに」などと心底怒っているファンの声をSNSで見かけることがありますが、そもそも公式に発信されている情報の寄せ集めから「こうであってほしい」「信じたい」その人の姿を頭の中で作り出していたのはファン自身でしょう。元熱狂的ジャニオタで、「中丸君の全てが尊敬できる」などと本気で言っていた高校生の自分のことを棚に上げて、そんなことを思ってしまいます。(中丸くんの名誉のために一応言っておくと、わたしが中丸くんに何かを裏切られたことは今のところないです。だからと言って中丸くんが完璧人間だとも思いませんが。)
応援とは、その対象に対して無知であるために生じ、継続しているケースがあるのではないでしょうか。そう思うと、応援とは案外脆く、儚いものなのかもしれません。
そんなドライなことを頭の片隅で考えながらも、3年生の春には広報責任者という、きっと部の中で応援というものに最も近い立場にある役職をいただき、それから早くも1年半近くが経とうとしています。
少し話を戻すようですが、広報責任者になるまでの間に、試合で無感動だったわたしにもそれなりの変化が訪れていました。
詳しくは長くなるので割愛しますが、周囲の方の気遣い等のおかげもあり、入部時に比べると少しずつ部のことが好きになっていきました。2年生の終わりにはやっと素直に「勝って嬉しい」と思えるまでになりました。そして広報責任者1年目の昨シーズンの試合、特に秋シーズンの試合では、勝とうが負けようがほとんどの試合で感情を揺さぶられ、頻繁にズルズルと泣いていたような気がします。
入部前と違うのは、東大ラグビー部を完璧な組織だとはさらさら思っていないことです。
東大ラグビー部にはいいところも悪いところも確実に存在します。
歴史と伝統があるところ。理念や、組織としてのアイデンティティがしっかりと存在するところ。マネジメントやチームビルディングなど、細かなところにもしっかりと力を入れているところ。誰もがワクワクするような高い目標を掲げ、部員たちがそれに見合った正しい努力を日々重ねているところ。どれも東大ラグビー部の個性をかたどっているもので、わたしが誇りを持って東大ラグビー部の魅力だと言えるものです。
けれど反対に、掘り起こそうとすれば出てくるものはいくらでもあります。わかりやすい例を挙げると、東京大学運動会組織という肩書きから多くの人が連想するような、「学業にもラグビーにも常に全身全霊を注ぐ文武両道」を、必ずしも部員全員が体現しているというわけでは全くないです。また、普段チーム内で問題になったり課題として指摘されたりする規律の部分、部員の弱い部分や人として足りていない部分も数えきれないほどあります。わたしという人間一つをとってみても、ありがたいことに部活での取り組みを部外の方に褒めていただける機会が時たまあるのですが、日頃のスタッフとしての自分を省みると、実際のわたしには身に余る言葉であると思うことも多いです。
それでも、「東大ラグビー部を応援してほしい」という思いは学年を重ねるごとに膨らんでいき、今に至ります。
そして、「応援していただけると嬉しい」という気持ちも日に日に強いものとなっています。
冒頭で述べたように東大ラグビー部には応援してくださる方がたくさんいますが、その方々も、程度の差こそあれど、東大ラグビー部の全てはわかっていない状態なのではないかと思います。
よくわかっている、というと思い浮かぶのは諸OBさんの顔で、特に執行部会の役員の皆さんには組織の運営に関することから現役の活動に関することまで、多様な事柄において労力を割いていただいています。けれど、毎練習に足を運んでいただいているという訳ではない以上、「今ここにある、等身大の東大ラグビー部」をくまなくご理解いただいている訳ではないのではないかとも思います。保護者の方などもまた然りです。
けれど、応援してくれている方がどんな状況にあり、そしてその方の応援の動機がどんなものであったのだとしても、人から応援をいただけるというのは本当にありがたく、嬉しいものです。東大ラグビー部も、多くの方に試合に足を運んだり試合中継配信を見ていただけているというのはもちろんのこと、試合前後にメッセージフォームを送っていただいたり、色々な方から頻繁にSNSにいいねをいただいていたり、試合のPV映像を作っていただいたり、ご近所から差し入れをいただいたり、ご支援・ご協賛をいただいたりと様々な形の応援を受けており、その全てに感謝しています。この山中湖合宿でも、ハードなスケジュールの中でやや心が弱りそうな時に様々な方から今後の合宿への差し入れのお申し出をいただき、メールの通知を見るたびに元気をいただきました。
応援とは脆く儚いものだと言いましたが、同時に、ひとたびそれが存在すると、あまりに大きくポジティブなエネルギーと限りない温かさをまとい、人の背中を後押しするものなのだということを感じさせられる日々です。
だから、もしかすると抱かれているイメージほどはすごくないかもしれないのだけれど、それでも確かに存在している東大ラグビー部のいいところに目を向け、応援してくださる方が一人でもいるのであれば、日々抱いている感謝の気持ちをもってそれに広報という形で全力で応えていきたいと思っています。
そして、先ほどはアイドルや俳優に過度な期待を寄せることへの批判的な意見を述べましたが、応援を受けている側の立場である以上、組織として、そしてそこに所属する部員として、その期待に応える努力は何が何でもするべきだと思います。応援してくださる方が思い描く理想をそのまま体現することが目的になる、というのはなんだか少し違う気がするけれど、自分たちが応援されるに値する存在になれているか、自分たちのありのままの姿を知った時に応援してくださる方々をガッカリさせないかといったことは常に念頭に置き、自信を持ってイエスと言えるような状態を目指す組織を目指し、そしてそこに所属する一員になりたいです。
わたしのHPプロフィールの今年の個人目標は「伝えきる」です。複数の思いを込めてこの目標を設定したのですが、その中には応援してくださる方に対して精一杯広報活動をしたいししなければならない、という思いも含まれています。頭の中にありつつも一向に着手できていないことがたくさんあり、日々自分の作業の効率の悪さに呆れたりもしておりますが、残された時間を大切にしたいと思います。
今後ともご声援のほどよろしくお願い申し上げます。
次は、いつもニコニコと楽しそうなデイビスにバトンを回します。デイビスとは今年のスモブラの班が同じなのですが、4年生のメンバーがわたしと笹俣という、お世辞にも喋りで場を回すタイプとは言えない2人なので、関戸と2人で会を盛り上げてくれていつもとても助かっています。地味にわたしは、なんとなく落ち着いて場に存在できるからか、今年のスモブラ班が歴代で一番好きです。
自己責任[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2022/08/08(月) 21:33
先日から山中湖の東大の寮に泊まっての合宿が始まった。山中湖で合宿を終えたのちは、4日ほど間隔をおいて菅平でまた1週間ほど合宿をすることになる。合わせると2週間近くの合宿になるが、去年一昨年と合宿を行うことができず、駒場での校内練習であったことを考えると、非常に恵まれた機会を得られている。個人的には自分は幼稚園の頃からラグビーを始めて、小学1年生の頃から菅平には10回以上行っていたので、最終年にまた菅平に行くことができるのは良かったし、試合で活躍して行きたい。
さて、この合宿が始まる1週間前に東大の院試があった。自分が希望している研究科は他の研究科よりも試験が早く、7月に卒論の中間諮問を受けてからすぐに筆記試験の準備をすることになり、出願はそれ以前の6月の第1週までに書類や振込を行った。その際に部員の中では有名になっているが、自分にはトラブルがあり、今回は注意喚起と教訓を詳しく話したいと思います。
自分が引っかかったトラブルは英語試験のTOEFLのスコアについてのトラブルである。東大の多くの研究科では出願や書類選考の際にTOEFLのスコアレポートを送る必要があり、自分の研究科ではTOEFLスコアを6月の出願までに出し、1ヶ月後の7月の初めまでにスコアレポートを研究科に送らなければ英語試験は無効になってしまう形になっていた。当然その前に余裕を持って試験を受ける必要があり、自分は5月の半ばにTOEFLのオンライン形式の試験を受け、出願の1週間前にはスコアが出るようにしていた。しかし、スコアが一向に出ず、メールや電話でも問い合わせても何も好転しなかった。最終的に期限の8日前に再受験し、あわや留年というところであった。部員からは散々煽られたが、最終的にはなんとかうまく行った。ただ、1年を無為に失う可能性が大いにあった。
今回のことで自分が学んだことは3つあるので、院試や将来的に外部試験を受ける可能性のある後輩はザッと見てもらえたらと思います。
まず一つは期限には余裕を持つこと。自分はTOEFL試験の要項について確認が遅く、見た時には既にオンライン試験でないと間に合わない状況になっていた。特に3年生で英語試験が必要な人はよく期限を確認しましょう。TOEFLなどの試験は遅延の恐れがあることが明記されていて、入試ではそれは本人の責任になる。授業が始まる前の3年の1~3月の対面での受験を強く推奨します。2年生以下もよく覚えておきましょう。
二つ目は早めに対応をとること。自分は出願までにスコアが出なかった時、メールで7月の書類選考の期限までには間に合う見込みと連絡されいたのを受けてかなり楽観視していた。その最終期限の2,3週間前になって慌て出し、最後に受けた試験は8日前とかなりお粗末なものだった。これはTOEFLにメールすれば何かしら対応してスコアを出してくれるだろうと思っていたのが大きく、再受験するしかないと気づいたのは10日前であった。もし、スコアが出願までに間に合わなかった際には早めに再受験をしましょう。遅延はいつまで遅れるかは分かりません。ちなみに1回目に受けた試験は3ヶ月経った今も結果が出ていません。
三つ目は早めに周りに相談すること。自分は事態がうまくいかなかった時に周りに聞いても権限のある人はいないと自分で抱えていた。家族に相談される形で教授や研究科の事務などに大量にメールを送った。その際に教授にアドバイスをもらい、また、研究科にメールを送ったことで本来は規定されていない試験の切り替え(スコアが出ない1回目の試験でなく2回目の試験を受理する)が認められた。英語試験以外にも何かトラブルがあった際には信用のある人に相談しましょう。決してTOEFLのネガキャンではありませんが、外部試験のオペレーターに電話した際には、スコアが出るまで待てとだけ言われてメールを切られました。そういう意味ではオンラインよりは試験を公正に行ったことを保証し、それに責任を持ってもらえるテストセンターでの受験を強く推奨します。オンラインだとトラブルに対しての保障や責任が自分にしかないので自分のようなトラブルもあります。
かなり限定的な話になってしまいましたが、一番言いたいのは責任を持つことです。期限をよく見る、トラブルがあったら連絡する対応させる。仕方ないかで時間を浪費するのはよくないですし、テストのような規則やルールが決まっているものは自分で受験資格を満たす責任があります。そのために交渉することは交渉し、自分の見れる範囲で事態が進んでいるようにすることは外部試験では鉄則だと思います。また、自分が対応をとっていることを試験の責任者や事務に細かに連絡しましょう。東大の事務はそういうところはかなり拾ってくれているようです。それに依存してはダメですが、ダメな時には早めに細かに報告して申請しましょう。結局うまくいかない人はどこかしら自己責任なところはあるので、それは真摯に受け止めてそうならないように前々から対処しましょう。
次は4年の榎園にバトンを渡します。最近、他のチームの試合状況を調べることが多いですが、試合を初めとした活動報告や発信は東大が一番なんじゃないかと思っています。試合の配信や部内の雰囲気の発信などチームカラーなどがよく見える形になっていて、榎が築いてきてくれたこの状況にこの場で感謝を言いたいと思います。
すいか[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2022/08/07(日) 11:51
玉代勢さんからバトンを貰いました1年の宮田です。玉代勢さんは都立高校出身ということで親近感を持っています。今度スモブラで焼肉でも奢ってください!
最近の僕は合宿の長さや練習以外でやらなければならないことの多さといったことで大学部活の厳しさを痛感しています。家のベットが大好きな僕にとって慣れない環境で寝るのは苦痛なことで合計の合宿日数が15日と聞いたときには部活辞めたくなりました。
ラグビーを始めたきっかけは高校の時、新歓で部の雰囲気の良さとこれしかないという直感的なもので決めました。その直感は当たっていたようで、生活の中心はラグビーに、ラグビーをするために学校に行き、授業は部活のための休憩時間になりました。
大学でも初めはサークルにはいろうと思っていたものの、打ち込めるものがやっぱり欲しい。色々迷った末打ち込むなら部活だと、ラグビー部に入りました。大学でのラグビーはやはり高校とは違い、スイカを着て80分間試合に出させてもらった際はプレーの質やスピード、パワー全てが完全に上回っていると肌で感じました。ラグビーが新たな顔を見せてくれたのだと思います。
趣味があまりなく、飽き性な僕にとってラグビーは最も打ち込めるものであり最も長く続けることになるものです。大学で僕がラグビーをする意味はラグビーをより長く続け、その面白さをさらに見つけることのように思えます。いくら合宿に行くのが嫌でもラグビーを楽しむためと思えば我慢できるはずです。
次は4年の平岡さんです。個人的に名前のかっこよさが玉代勢さんとのツートップです。
うまみ[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2022/08/05(金) 14:01
練習チームの後輩である奥山からバトンをもらいました、4年の玉代勢です。奥山は去年の新歓時から真面目で1番まともな後輩だと思っていましたが、最近やばい一面もちらほら見えてきてラサールの系譜をしっかり継いでいることがわかりました。
気がつけばもう8月で、これから怒涛の合宿期間が始まります。コロナの影響で2、3年の時は中止になってしまったので、3年ぶりの合宿になります。行けること自体に感謝して合宿に臨みたいと思います。
僕が合宿で忘れられないのが、高校1年生の時に昼飯で出てきた牛丼を食べきれずに吐いてしまったことです。食べ物を吐いたのは記憶のある限りこれが最後で、それ以降合宿が辛いものとして記憶されてしまいました。そして牛丼もずっと嫌いになってました。濃い味付けを体が受け付けなくなってしまったのですが、去年ようやく牛丼のうまさを思い出しました。
合宿がきついのは当然のことではありますが、それ以上に得られるものも大きいと思います。
まずはラグビーに関わる時間が多くなるため、ラグビーの理解度が深まることです。試合も予定されていて、プレイ機会も増やすことができます。合宿に行く一番大きな目的はやはりラグビーが上手くなることだと思います。
そして、部員と共に過ごすことで結束力が高まります。チーム力の向上はラグビーのプレーにも直結すると思います。僕はいままで自分がどうやって合宿を乗り切るかということばかり考えていて、周りのことをあまり見れていなかったような気がします。今年は特に周りの人とのコミュニケーションを積極的にしたいと思います。
合宿に行くという経験ができるのも人生で最後だと思うので、悔いのないように全力で乗り越えてきます。そして合宿のトラウマも克服したいと思います。
次は一年生ながら既にスイカを着る宮田にバトンを回します。同じスモブラなのですが、まだまだ喋ることが少ないので、次スモブラ開催するときにどこに行きたいか教えてください。
Nontitle[ラグビー部リレー日記]
投稿日時:2022/08/02(火) 18:00
あしゃさんは、部の運営に関する膨大な業務を行う姿はさることながら、戦術のミーティングも興味深そうに聞いていた姿が印象的です。
今回は僕が東京で一人暮らしさせてもらっている家について書こうかなと思います。
部員の多くはご存じかと思いますが、駒場キャンパスの正門から徒歩2分のとこにある僕のアパートには、3年生の安富さん、池田さん、1年生の千秋くんが住んでいます。2階建て8部屋の一般学生向けの賃貸アパートで4人も東大ラグビー部員ってすごいことですよね。
去年までは部員が僕だけだったのですが、今年から上の3人が入居しており、一気に賑やかになりました。
一部の部員にはこの環境をうらやましがられたり、一方ではオフの時も部員が近くにいて可哀そうなんて言われたりしますが、今の住まいについて思うことを書いていこうと思います。
・近さ
これは言うまでもないです。特にラグビー部の練習は一日の始まり、もしくは終わりに近い時間帯で活動するので、その活動場所に住まいが近いのは、時間を有効に使えていると感じます。また、駒場キャンパス内で大学の授業が完結する2年生までは電車通学などをする必要がないこともgood point です。
・立地
駒場に家があるということは、渋谷と下北沢まで歩いて20分ほどで到着するという非常に恵まれた立地にあることを意味します。地方出身で東京の地理勘が全くない自分が、どこかへ用事があって移動するにしてもとりあえず渋谷まで行ければ何とかなるので、非常に助かっています。一方で、閑静なところにあるので、都会にいることを忘れるほど、家にいる時間はリラックスできます。
・友人を呼びやすい
グラウンドから近いので、アパートによく部員が遊びに来ています。時々、近くにある業務用スーパーマーケット「肉のハナマサ」で肉を大量に買って、焼いて食べる会を「ハナマサ会」と称して行っています。外食するより、安く済みますし、4,5人で騒いでも声量は(後述するように)森の中に殆ど吸い込まれていくので、多少は大丈夫な点をとても気に入っています。
ここまでは良い面を書いてきましたが、一点だけ気になる点としては、あまり綺麗ではないことがあげられます。
三方向を森に囲まれているため、アパートの廊下には虫が多発します。某先輩のように、散らかして、部屋に虫が出たなんてことにはなりたくないですが、最近は片付けを行うまでの体力が残されておらず困っています、、。
片付けをしなければならない段階に至ったときには母親の力を借りたいと常々思います。
ですが、先日体調を悪くした際に、池田さんがすぐにゼリーやOS1等を買ってきてくれ、頼れる人がすぐ近くにいるというありがたい思いをしました。僕も今度、3人のうち誰かが体調を崩したら、温かいうどんでも作って持って行ってあげようと思いました。
ちなみに自分は、中高6年間のうち、最後の2年間を鹿児島の下宿で暮らした経験があり、今の住環境は当時と良く似ているなと感じます。携帯を自由に閲覧でき、ネット環境も充実されている点や食事や洗濯を自分でしなければならない点などは異なりますが、親しい方々が自分のすぐ近くで生活していること自体を懐かしく感じます。
周りに知っている人が誰もいない中での一人暮らしも不安ですし、かといってラ・サール中学の寮みたいに、何をするにしても常に友人が隣にいてパーソナルスペースが欠片もないような環境も今では気が滅入ると思います。
なので、今の環境は両者のちょうど間にあるような感じがし、気に入っているのだと思います。当時も今も自由に残された時間や体力に余裕があるわけではないですが、とはいえ、昨年と比べると慣れが生じて時間の使い方も上手くなったように感じ、一人暮らしならではの自由さをある程度自分の中で享受できるようになってきたので、今後とも最大限自分が成長できるような生活を送っていこうと思います。
最後に、来年以降の更なる部員の入居を待っています!
次は4年生の玉代勢さんです。練習チームでもお世話になっていますが、去年の新歓でタッチフットを一緒にした時からかっこいい人だなと思ってました。残りの期間でかっこよさの秘訣を解剖していけたらなと思います。
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